監査の結果

B社は約一週間、だめだこりゃ社の会計監査を行った。だめだこりゃ社はこの一週間で丸裸にされてしまったのだ。

しかし、だめだこりゃ社は金融機関がらみで少しいじってあるところがあるくらいで、根本的には大きな粉飾決算はしていない。監査法人の監査報告も、大きな問題点は無いとの報告のようだった。

監査終了後、すぐにB社からだめだこりゃ社の融資の申し入れに対しての回答がされた。

答えはNoであった。

この回答を聞いた金融機関出身のだめだこりゃ社の取締役は憤った。激昂しB社をののしった。交渉とはいえ、相手は弁護士も立てて正式な回答をしているにもかかわらず、取り乱し暴言を吐いた。B社のだめだこりゃ社に対する心象は、この取締役のせいでますます悪くなってしまった。

この取締役は、金を出してくれると思い込んでいたのだろう。だめだこりゃ社が潰れないよう、助けてくれると思い込んでいたのだろう。平気で企業を潰す金融機関出身の癖に、いざ自分に火の粉がかかってくると人の金ばかりあてにする。笑止千万である。この取締役はだめだこりゃ社の経営を任されているのだから、業務で金を生み出していこうと思うのが普通であるはずなのに、そんなことは全くせず人の財布だけをあてにする。全く持って信じられない話である。

結局B社のスタンスは変わらず、だめだこりゃ社は何が何でも自前で資金を回さなくてはならなくなってしまったのである。

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