不正をさせない仕組み

昨日書いたミスは気合じゃ防げないけれどというエントリへのコメントにコメント返しをしながら、ふと思い出した事がある。某ファーストフードのユニフォームの話だ。

そのファーストフードが日本に出来て間もなかったころ、ユニフォームも囚人服みたいでカッコが悪かった。カッコが悪かった上、少々不思議な事があった。レギュラー(社員)のユニフォームにはポケットがあったのだが、アルバイトのユニフォームにはポケットがなかったのである。

ある時、本部の人間と話す機会があったので、なぜポケットが無いのかその理由を聞いてみた。本部の人間曰く、「ポケットがあると金を盗まれやすいのでポケットを付けない」のだそうだ。ポケットはあると便利だが、無くてもどうにかなる。この事は、少々の不便を強いても一緒に働いている者の中から不正を働く者を出すよりマシだし、不心得者でも不正がし難い仕組みを作るのが合理的というアメリカの考えを目の当たりにしたような気がして印象深かった。

ダサかったユニフォームも次第にデザインが良くなっていったが、ポケットが解禁されたのは結構な年数が経ってからだったと記憶している。ポケットがついたとき、「ああ、やっぱりここは日本なんだなぁ」と思ったものだ。働いている人を意味もなく信用したいのだろうな、と。

俺はある友人から、友人の勤める会社のレジはいつもばっちりお金があっているという話を聞いた。客数・売上を聞いた俺は、レジがぴったり合う事の方がおかしく感じたので「溜め銭もってて合わせてるんじゃねーの?」とそいつに言ったのだが、そいつは「そんなことあるはず無いだろう。」と全く取り合わなかった。だが、よくよく調べてみると俺の言ったとおりで、レジと現金が合っているのではなく合わせていたようだった。

ここでの問題は誤魔化していたことよりも、誤魔化さなければならなかったことにある。ミスをミスとして報告できない企業体質が一番の問題で、誤魔化しが効くシステムというのが二番目の問題なのである。システム上の問題は、レジを扱う当事者がチェックも行っていたこと、レジのマスターキーを使える者を限定していなかったことなどである。当事者でない第三者が必ず定期的にチェックを入れ、レジは通常は登録と点検のみ可能にしておき、もし合わなかった場合にはその原因をとことん追求することでミスは少なくなっていくのだ。

任せることと丸投げは違う。盲信するのもいいが、悲しい出来事は大抵盲信からの放任が原因なことが多いのも知っておくべきではないかと思う。

ミスは気合じゃ防げないけれど

事故は気合じゃ防げない JR西の「人為ミス研究」脚光 – MSN産経ニュース
人為的なミスを科学的に分析しミスを減らそうという取り組みは生産分野などでは昔から行われてきたことで、そう珍しいものでもない。実際のJR西日本の研究結果を読んでいないのでアレだが、上記記事を読む限りでは「気合を入れるとミスがどうなるのか」は書いていない。実際はどうなのだろう。

交通安全週間なんてことをやると、始まってすぐ死亡事故発生なんてしゃれにもならない報道をよく耳にする。交通安全キャンペーンなので必要以上に緊張した結果、事故がおきるのではないかと思っている。精神の緊張は体を硬直させたり判断のスピードを遅くさせたりする場合がある。スポーツなどで力むとミスをしやすいのはそのためだ。こういう交通安全キャンペーン実施期間とそうでないときの事故率に差はあるのだろうか。

ただ、のんべんだらりんとしていても判断が鈍るだろう。だから、ある程度の「気合」は必要不可欠ではなかろうか。気合というより緊張感なんだけどね。

この記事を読んで、ふと昔の毎日新聞の社説を思い出した。風の息づかい云々って奴だ。すでに本体は無いのでコピペを乗せておく。
社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか
五感を鋭敏にして安全を確認するのが科学的だとは到底思えないし、ましてや「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」などとは絶対に言えない。この腐れ社説から3年半、せめてこの記事が毎日から出てくるような体質であればJ-CASTニュース : 毎日新聞、連結最終赤字12億円 08年度決算とはなっていなかったかも知れん。あ、この記事を書いた産経もあまり業績は芳しくないようだね。つか、MSNと組んだところって、もしかして・・・

外見が醜い人間は内面も醜いか否か

外見が醜い人間は、内面も醜い。

とあるファーストフードに勤めていたころ、俺はたぶん500名くらいのアルバイトは面接したんじゃないかと思う。アルバイトとはいえども仕事上は主戦力なので、採用にはいつも気を使った。

最初は面接時の応対とか会話の内容なども参考に決めていたのだが、たった数十分の面接だけではその人がどういう人なのか把握しきれるはずも無い。当然当てにしていたのにすぐやめたり、期待していたけど全然働けなかったり、真面目そうだったけれど超不真面目だったり、なんてことがよく起こった。それでも何度も何度も募集採用教育を繰り返しているうちに、なんとなくはずれはつかまないようになってきた。はずれをつかまないようにするコツ、それはちょっとしたしぐさや言葉の端々からでる「醜さ」の度合いを測ることだった。また、その醜さの度合いの計測は第一印象が正しいことが多かった。

アルバイトの仕事は接客業が主だったので、おおっぴらに募集要項には書けないが「容姿端麗」が望ましいのは言うまでも無い。実は俺は上にあげた益田と同じような意見を持っている。内面が醜い人間はかならず外見にでる。募集採用教育を繰り返すたび、その考えは正しいと思えるようになった。性格の悪さや意地の汚さは必ず外見にでるのだ。

もともとの容姿が悪くとも、正直で真面目で明るい人は醜く見えない。そして、人間の骨格はだんだん変わるのだ。いつでも明るく正直で多数の人間から慕われている人は、次第に綺麗になっていくのである。

何が言いたいのかさっぱりわからん

先日書いたとおり、少々古いエントリが突然賑わった。賑わったエントリはコンビニ店主「見切り販売」の動きを考察コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるかコンビニ問題で思うことの3つで、一日で合計5000ページビューくらいあった。このくらいあると変なのも湧いてくる。

最初に湧いたのがコンビニ店主「見切り販売」の動きを考察についたこのコメント。

はははは
その人が商売に
向いていないだけの話

どうすればこのエントリからこんなコメントが出てくるのか詳しく説明してほしい。こんなコメントする人はネットに向いていない人だろうからムキになるな>俺。

次に湧いたのがコンビニ弁当を値引き販売すればどうなるかについたこのコメント。

ははっは
>コンビニ業界全体をぶち壊すことになるような気がしてならない。
だから、なんなんだ。
コンビニの、ドアの外で、左右を向けば
同じ看板が見える状態で
つぶれるも糞も無いだろう。

俺こそ「だから、なんなんだ。」と言いたい。せっかくムキになるなと自制したのに水の泡だこんちくそー。何が言いたいのか、それこそ左右を確認してもう少しわかるように書け。俺からのささやかなお願いだ。ちくそー、手が震えるぜ。

この二つのコメントは同一IPアドレスからほぼ同じ時刻に書かれているので、コメント主は同一人物と見て間違いない。多分、物知り顔で偉そうなことを書いているエントリにムカついて書いたんだろうとは思う。エラソーな書き方にムカつくのもわからなくはないけれど、ネットにはこんなエントリは腐るくらいある。これしきでムカつくのであればネットは向いていないので、そういう感情や思い込みを取り去って読むことが出来ないアナタはネットから足を洗った方がいいとアドバイスしておく。こういう意味の無い文句なんて書き込むだけ時間のムダだし読むほうも書くほうも精神衛生上良くないと思われるので、こんなむかつくネットからはさっさと身を引くことをお勧めする。つか、投稿の手順も2回ほど間違っているし、絶対向いていないよアナタ。こういう奴がいるから『ウェブはバカと暇人のもの』なんて話になるんだよ。あ、全然違うね。

前の繰り返しになるが、こういうくだらんコメントする奴は同じIPからは二度と来ない。ウンコを投げた犯人がそしらぬ顔で野次馬のフリをして見にきているのか、それとも投げ捨てで二度と来ないのか、そこまではわからない。だが、同じIPから二度と来ないということは自分がウンコを投げたのよくわかっている現れだ。自分のしたことを恥じているから身を隠すのだ。こんなことを繰り返していたら自分が嫌になるんじゃないかと思うのだがどうだろう。いや、違うな。こういう奴は自分が嫌いだから他人も嫌いなのだろう。不満にまみれて生きるのはアナタの勝手だけど、その不満は自分で蒔いた種だし、くだらんアナタの不満をこっちに投げないで欲しい。

あ、俺も投げちゃったね。

今更ながらの「ジョジョ」収集

少々前になるが、突然「ジョジョの奇妙な冒険」が読みたくなった。ブックオフにあるかもしれんと思い探してみたが無い。諦めようかと思ったがどうしても諦めきれず、今更ながら文庫版を購入することにした。

購入するといっても、さすがに全巻一気の大人買いは財力的に無理である。しかたがないので毎週2冊購入することにした。このペースで購入すれば一年後には全巻揃っているという算段である。

ジョジョは第三部までリアルタイムで読んでいた。特に強く印象に残っているのが第二部で、第三部はあまり好きでは無かった。第三部が終了したころ生活環境が大きく変わったため、ジョジョどころかマンガ自体を読まなくなっていった。だから第四部以降は未体験ゾーンなのである。

先日ついに第四部の購入に入ったのだが、読んでみて第三部より面白いと感じた。第四部はまだところどころ読んだ記憶がある。しかしあんな話だとは知らなかった。第四部の連載が始まったのは1992年の事のようだ。17年の時を経て、俺の中で止まっていた時計が動き出したような気分だ。多分Dioのワールドに時を止められていたに違いない。

またコメントでおばかさん呼ばわりされた

以前コメントで馬鹿呼ばわりされた煙草くらいでガタガタぬかすなというエントリだが、どうやらこのエントリ、なにか異様な臭いを発しているようだ。その臭いを嗅ぎつけ、先のコメントから約半年、エントリをアップしてからカウントするとなんと15ヶ月経過した先日、再びおばかさん呼ばわりコメントがついた。

以前の馬鹿呼ばわりコメントにどうしても腹の虫が収まらなかった俺は、コメントで馬鹿呼ばわりされちゃったというエントリを書いてうさを晴らした。本来はスルーが基本なんだろうが、ムカついてしょうがないのだ。なぜムカつくのかというと、煙草くらいでガタガタぬかすなというエントリは、行き過ぎて宗教じみてしまった感のある禁煙運動に対し、屁理屈で禁煙運動に感じる狂気を表現してみたものだったからだ。

「嫌煙家は理屈をつけてもっともらしく話しているけれど、結局は煙草が嫌いということなんだろ?だったら正直に『俺は煙草は大嫌い』とだけ言えばいいだろうに。」と俺は思う。そもそも煙草を吸わない人間と吸う人間、どちらの意見を尊重しなければならないのかなど議論の余地さえないことで、100%煙草を吸わない人の意見が優先されるのは当然なのである。煙草を吸わない人は、その絶対的な力を持っていることをもっと認識するべきである。「喫煙者は絶対悪。煙草を吸わない人は喫煙者に健康を害されているのだから言葉だけででもとことん喫煙者を叩いてやれ。」というどす黒い悪意が見えてしょうがないのだ。

煙草は国が認めている嗜好品だ。迷惑をかけなければ吸う権利は認めるべきだ。ただ、煙草を吸わない人をより保護するために、煙草の値段はドンとあげてしまうのも一つの策である。また、煙草の販売箇所もより一層制限して、より買いにくい状態にするのもいい。一番手っ取り早いのは自販機の撤去だと思うし、そのことは先の煙草くらいでガタガタぬかすなにも書いてある。

そんな意図はまったく読み取れない腐れエントリだから腐臭を放ち、その臭いにハエがよってくるのだろう。

コメントに対する苛立ちは自分に対する苛立ちだ。ということで、新たなカテゴリ「腐れエントリは腐臭を放つ」を作って、ムカつくコメントがついたらこのカテゴリでウサを晴らすことにしたがそれがなにか。

消費期限の長さとロスは反比例する

コンビニの見切り販売で盛り上がったついでに、同じような弁当の話を一つ。

弁当の作りおき販売の代表的なものに「駅弁」がある。以前は駅構内での販売を許可された駅弁製造業者も多かったが、駅構内の景観を保つためなどの理由から今では駅弁製造業者の自社販売はほとんど無くなった。現在は、駅構内での駅弁販売はJRの関連会社であるNREが、製造納品は駅弁製造業者が受け持つ場合が多い。簡単に言えば、昔の駅弁会社は納品業者になってしまったということだ。

今でこそ冷蔵ショーケースに保管しての販売が多くなった駅弁だが、以前は常温保管がほとんどだった。当然常温保管での消費期限は非常に短く、夏場は製造後4時間、冬場で8時間程度だったと記憶している。製造工場から販売先に持っていく時間もあるため、製造業者によっては実質の販売時間が2時間程度しかない場合さえある。消費期限を過ぎた商品は当然廃棄である。

あまりに販売出来る時間が短いためロスも多く、業者はロスを減らすため投入個数を絞り込む。それでも自社販売の場合は廃棄によるロスは材料費+若干の経費で済むので、廃棄ロスだけでの被害はまだは少ない方である。問題は納品業者と販売業者が別の場合だ。販売業者は卸値で駅弁を買い取りで仕入れるため、ロスは販売業者もちである。納品価格には材料費の他に納品業者の経費(これには設備投資を含む)と利益まで含まれているため、同じ廃棄個数であれば自社販売業者より販売専門業者方が廃棄ロスだけでの損失は大きくなる。だから委託販売の場合、投入個数の絞り込みは一層激しくなることが多い。駅弁の品切れが多いのは、実はこういう理由からだ。

商品を買い取りで仕入れる販売業者にとって、廃棄ロスは死活問題である。さっきまで1000円で売れれば粗利350円程度が残るはずの物が、消費期限を経過すれば仕入額650円の出費だけが残るのである。1個売れ残ったら余計に2個売らなければその赤字は解消できない。その差はまさに天国と地獄だ。常温販売で廃棄ロスが発生する一番の原因は販売時間の短さなので、販売時間が長くできれば自ずとロスは減るのは自明の理だ。そこで販売業者は冷蔵ショーケースで保管して品質保持時間を延ばす作戦に出た。冷蔵ショーケースではほぼ一日販売出来る。この差はあまりにも大きいのである。仮に駅弁が1週間販売可能であったら、ロスはさらに減らすことが出来る。さらに長くなればさらに削減可能であろう。

廃棄ロスだけを問題にするのであればこの様な解決方法もあるのだ。ただし、ロスが減ればすべて解決かというとそんなことはない。ロス・コスト削減を狙いNREの一大事業として立ち上げた冷凍駅弁O-bentoが、全くの不人気のまま消え去ったのが端的な例だろう。

長期保存が効く商品では、品質保持時間があまり長くてもよくないという話もあるらしい。首都圏デパートなどで開催される「駅弁祭り」は、製造元が常温保管で48時間の品質が保証できなければ出荷できない。つまり、弁当は技術的には常温で48時間保存は十分可能なのである。ただ、弁当は昨日の製造だといかがわしく感じてしまう人が多いだろう。だから品質的には消費期限を延ばすことが可能でも、販売数を確保するためには長くても一日の消費期限が限界なのかもしれない。何事も一筋縄ではいかないのだ。

[関連エントリ]
コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察
コンビニ問題で思うこと
コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるか
廃棄チャージ理論はおかしい
商品価値は値段で決まる

セブンイレブンへの排除命令は当然だが

先日突然コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるかという昔のエントリのアクセスが急増した。このエントリを引用した記事がなにかのメルマガにでも載ったのだろうか。古いエントリが突然ほじくり返されるなんて面白いこともあるもんだな、などと思っていたらセブン-イレブンに排除命令 値引き制限、不当と公取委 – 47NEWS(よんななニュース)というニュースが飛び込んできた。ニュースの報道は今ひとつ信用できないので、公正取引委員会のサイトにいって、株式会社セブン−イレブン・ジャパンに対する排除措置命令について(pdf)をさらっと読んでみた。以下、その感想。なお、すべて俺の経験からくるフランチャイズの話なので、セブンイレブンとは多少違う点もあるかもしれん。

1、セブンイレブンの地位は加盟店に対して優越しているか否か
フランチャイズのザーってのはジーにとって絶対であることが多い。俺も以前「契約違反だ。契約解除するぞ。」みたいなことを言われたことがある。契約解除なんて言葉はジーにとっては恐喝に等しいくらいなので、ザーがたまにその伝家の宝刀を抜くとジーは黙らざるを得ない。特に同じオーナーで加盟店を複数持っている場合、一店舗のせいで他の店舗まで契約を切られるかもしれんと思うと黙るしかない。また、例えば全国統一キャンペーンなどは「参加しません」なんて事は絶対に言えない。加盟店は本部の政策を黙って受け入れるしかないのだ。優越しているどころか、絶対ネ申なんだよ。

2、見切り販売の制限は違法か否か
仕入れてしまったものをどのような価格で販売しようが、それは販売先の勝手だ。だから見切り販売を強制的に制限するのは違法と取られて致し方ないだろう。公正取引委員会の判断はまっとうだ。というか、公的機関としてはこれ以外判断のしようがない。建前はそうだけれども、「金を払っているのだからブランド・流通や販売管理システム(POS)は使わせろ。商品開発や宣伝もお前らがやれ。その上で好きに売らせろ。」という意見が通ってしまったようにも見えるのだがどうか。そんなに販売の自由が欲しいのであれば、フランチャイズ契約など破棄して自前でやるのが筋ではないかと思う。

3、解決策はあるのか
双方歩みよりが一番だが、まず第一に利益確保がジーの願いなのは言うまでもない。思いつく解決策としては、

ロイヤリティの歩合を引きげ値引き販売は推奨しない
仕入価格にロイヤリティも組み込んでしまい、売価には本部は口をださない

の二方向があるだろう。後者のやりかたがすっきりしていていいと思うが、前者は独禁法違反(優越的地位の乱用)に引っかかったままになること、後者は独自仕入を行う加盟店が出てくる可能性があるという問題も残る。なんだかJ-CASTニュース : セブンイレブン 食品廃棄コストの15%を本部が負担という妥協案も出ているようだ。

弁当にだけ限定して言えば、実はもうすこし解決策がある。それは「品質保持時間を延ばす」か「製造販売にする」ということだ。これは少々長くなるのでまた後で

4、そもそもなんでもめるのか
俺が働いていた業界(某ファーストフードチェーン)でも、実は同じような問題を内包していた。しかしこの様なもめごとは起きていない。その理由として、値引き販売を認めていること、粗利幅が大きいため多少の値引きでは経営を極端に圧迫しないこと、ロイヤリティが売上歩合となっていること、などが考えられるが、一番違うのはザーとジーの信頼関係が比較的良好なことだと思う。本部は加盟店の繁栄を願い、加盟店はブランドイメージを守る。そんな信頼関係があるから、加盟店は多少の不満があっても本部の言うことを聞いたし、本部は加盟店の意見を聞くポーズを取ってくれていた。ただ、セブンイレブンの店舗は12323店もあるらしい。このくらいあればなにか問題が起きて当たり前だろうと思う。

このサイトにも「頭オカシイだろ」コメントがたまにつくが、それは1エントリに1000アクセス/日以上あった場合がほとんどだ。どこでも0.1~0.2%くらいの確率で変わった人が発生するのは同じなんだなと思う次第。あ、これは余計だったね。

[関連エントリ]
消費期限の長さとロスは反比例する
コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察
コンビニ問題で思うこと
コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるか
廃棄チャージ理論はおかしい
商品価値は値段で決まる

Windows 7のXPモードはすごいのか

Windows 7のXPモードはなぜすごいのか (1/2) – ITmedia News

Windows7は評判がいいらしい。Vistaでダメ出ししたから当然といえば当然である。また、Windows7には「Windows XPモード」なる機能があるようだ。記事によるとこの「Windows XPモード」、仮想マシン上でWindows XP Service Pack(SP3)を走らせるというものらしい。

記事ではこの機能を諸手を挙げて歓迎しているが、 その考えはおかしいとしか思えない。今までの資産をそのまま使いたいのであれば、そのままXPを使っていればいいだけだからだ。ユーザはXPは限界に近いと感じているかもしれない。しかしそれは主にOSよりも使っているハードがそろそろご臨終しそうになっているという事ではないかと思う。そして、MS社の戦略によりXPは手に入りにくい。この機能は、そんな状況の中で考え出された付け焼き刃機能に過ぎないとはっきり言うべきである。

XPでのソフトウエア資産はXPで動くように設計されたものだ。だから新しいハードウエアではより快適に動くだろう。ということは、ハードウエアの入れ替えだけで十分である可能性が高い。OSごとアップグレード(したい|させたい)のは誰なのかよく考えるべきだ。特に経営者は。こんな言葉に騙されてしまうと、ハードウエアごとごっそり入れ替えるハメになること請け合いである。こういうときこそエコエコ信者は騒ぐべきであるのに、なぜ騒がないのか不思議でしょうがない。

というか、そもそも互換性が低いこと自体が大きな問題だし、互換性を保てないのであればユーザの多いOSは引き続きサポートするのが本筋ではないのか。仮想マシンで資産継承なんて、決して褒められる話ではないと思う。仮想マシンで資産継承がすごいんじゃなく、XPの仮想マシンを無料でつけたことがすごいとはっきり言えばいいのに。

こんな場当たり的な対策をするのであれば、それこそ仮想マシン用のROM化したXP、それもWindows以外のプラットフォームでも動く奴でも販売したほうが良さそうな気がする。

部屋の広さと片付けやすさの関連性

この話題、
部屋が狭いから散らかるんだよ、という人は広い部屋に転居するしかない – 煩悩是道場

「片付ける方法」みたいな記事は役に立たない

汚部屋脱出に役立つ、たった2つのシンプルルール : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
という順番で元記事にたどり着いた。各エントリの内容はさておき、「汚部屋脱出」と「部屋の広さ」について少々書いてみる。

まず忘れちゃいけないのが、片付けの究極は「捨てること」だということだ。「もの」が無ければ「片付け」というアクションは発生しない。「もの」が少なければ何もしなくても片付いた状態になるのである。「ものをたくさん持っているが綺麗に片付けたい。だけど部屋が狭くて・・・」なんて話は、突き詰めれば「食べたーい、でも痩せたーい」みたいな話なのだ。食うか痩せるかどっちかにしろ。

というどうでもいい前フリはさておき、部屋の広さと片付けやすさについてもう少し踏み込んでみる。

「片付ける」=「捨てる」として考えた場合、部屋が狭いほうが必然的に「捨てる」ことが多くなる。逆に、「片付ける」=「格納」として捕らえた場合は収納能力がものを言うため、部屋が広い方が有利である。「片付ける」=「格納」というのはあちこちに書かれているし書籍みたいなのも多いので、ここでは「片付ける」=「捨てる」について書いていこう。

スペースがないと人は色々考え、工夫する。必要以外の物は捨てるようになるし、スペースに入らない物は持ち込まなくなる。片付ける場合も狭い方が短い時間で済むのである。広い中でうまく片付ける工夫をするより、工夫しなければ居場所がなくなる状態にしたほうが確実に効果がでるだろう。

繰り返しになるが、「捨てる」を重視した場合は部屋は狭い方が良い。「片付ける」といいつつ、実際は「見えない場所にもっていく」だけの場合が多いものだ。だから押入れに何でもかんでも突っ込んでいたり、あまり使わない部屋が物置状態になっていたりするのである。なぜ物置状態でも大丈夫なのか?そこにあるものはほとんど使わないからそのまま放置していても問題ないのである。つまり、物置状態に放置されているものは、捨てても問題ないものと考えていい。

ではなぜ物置状態になるのか。答えは簡単だ。そこに使わないスペースがあるからである。スペースがあると、どうしても「とりあえず取っておこう」と考えてしまう。実際、事務所や店舗などでもその傾向は顕著で、広いスペースがあるところに限って不要な物が多い。それだけならまだしも、不必要な物まで買ったり余剰在庫を抱えたりと、スペースがあるだけで金が余計にかかっている事が多いのである。コスト削減するならスペース削減すれば必ず効果が出る。必要以上のスペースは罪悪と言ってもいいくらいだ。広いスペースが醸し出す誘惑に勝てる人は余りいないのである。

かんたまがきゆかったので掻いてみた

先日なんだかかんたまがきゆくなった。触ってみるとでんたまに小さなききものみたいなものが出来ている。ニュルか?と思い、ちょっと掻いてみたがニュルではなかった。

ボリボリ掻いていると、でき物もどきがポロリと外れた。しかし、完全に取れたのではなく、一部つんたまにきっついている。いつまでもかんたまをきいているわけにも行かないので、そのときはそのまま放置した。

風呂に入ったときそのでき物もどきを調べてみると、でき物は皮一枚で繋がっていた。ちょいと爪でつまんで引っ張ってみる。簡単に取れるかと思ったのだが、なかなか取れない。ちょっと意地になって引っ張ってみるが取れない。頭に来て「おりゃっ」と引っ張ったら、一緒にビリッと皮が剥け取れた。ちょっと痛かった。決してかとうのきわが剥けたのではないのであしからず。

ザマミロと俺は勝ち誇ったのだが、体を洗っているとひんたまがきりひりする。皮が剥けたからヒリヒリするのは当たり前なのだが、少々痛みが強いので傷口を確認するとかなり出血している。やっちまったなぁ、である。

風呂から上がり、とりあえずてんたまにキッシュを当て血が止まるのを待つ。待つこと小一時間、そろそろ止まっただろうと思ってみんたまをきたが血はまったく止まっていない。それどころか止血のために当てていたティッシュがずれ、パンツが血で赤く染まっていた。ああ、女の子ってこんな気分なんだろうか。このままでは山本リンダよろしくどうにも止まらない感じなので、俺は必殺のアイテム「キズパワーパット」を取り出した。この必殺アイテムでこんたまのきうげきを防ぐしかない。そうしないとヤラレル。

俺はアイテムを使った。敵の攻撃は収まった。ざまぁ。

しんたまはきんしゅくするがキズパワーパットは伸縮しない。それが最大の難点であることに気がついたのは、それから間もなくのことである。

P.S.
こんな話のために、カテゴリ[おしょすいごど]を作ってみた。

CPUクーラーを交換してみた その2

CPUクーラーを交換してみた その1の続き

チップセットのヒートシンクを付け直したら動作は一気に安定した。CPUの温度を調べてみると、アイドル時で42℃程度のようだ。せっかく付けたんだから、このCPUクーラーの性能を調べてみよう。

ということでオーバークロック開始。AMD OverDriveで自動設定させてみると、2666MHzを越えたあたりで落ち着いた。当たり前だが、ベースクロックが上がるにつれCPU温度も次第に上昇していく。それでも60℃までは上がらなかったのだが、その状態でケースを開けてみると今までに比べてかなり熱がこもっている。CPUクーラーの放熱能力が高いのだろう。このままではケースの中に熱がこもってしまい、CPUのみならずグラボや電源、HDにもよろしくない。ケースファンの排気能力を上げてやらないといけない。

ということでケースファンも風量の大きい奴に交換。購入したのはKAZE-JYUNIの1200rpm。ノイズは24.00dBAでまぁ普通でも風量は68.54CFMと回転数・ノイズの割には大きい。うるさくないか心配だったが静かだったので安心した。

このFANをつけて再度オーバークロックに挑戦。このCPUはBlack Editionなので、今度はベースクロックを定格に戻して倍率を上げて見る。14倍の2800MHzあたりまでは余裕綽々で、安定テストでもCPU温度は55℃くらいまでしか上がらなかった。調子に乗って14.5倍の2900MHzで1時間安定テストをしてみる。今度は少々温度が上がったが、それでも60℃前後をうろうろしている。あとちょっと何かすれば、3GHz稼動も可能だろう。

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それにしてもPhenom9950は思ったより発熱しないようだ。以前使っていたAthlon64X2 5600+はクロックが2800MHzで、Phenom9950の定格2600MHzより高いクロックで動作する。その影響もあってか、Athlon64X2 5600+はアイドルでもさほど下がらず常時50~60℃で動いていたように記憶している。リテールのCPUクーラーの性能もあるのだろうが、Athlon64X2 5600+はCPUクーラーがいつでも熱かった。Phenom9950を使ったときに最初に感じたのが「思ったより熱くならないな」であったが、オーバークロックの温度上昇を見てもPhenom9950はそんなに熱くならないようだ。Phenom最速のPhenom X4 9950 BEの性能はダテじゃない?!という記事をみても同じような結果が出ている。

Phenom9950でこのくらいオーバークロックできるのであれば、PhenomⅡはもう少し期待できるかもしれない。「Phenom II X4 955 Black Edition」はSocket AM3の性能を引き出せるか?を見る限りでは、定格+リテールCPUクーラーで高負荷時でも51℃程度にしか上がらないようだ。性能のいいCPUクーラーをつければ4MHz近くまで行くかも知れん。値段が下がるか金が溜まったら買いだな、これは。

ビデオを再生したような試合はもう結構

昨日のオーストラリア戦は見事に負けた。オーストラリアは勝点20という一人勝ちで予選を終えた。

先制したのちパワーと高さでゴリ押しされ逆転負、いつかどこかで見た光景がまた繰り返えされた。日本が惜しかったシーンなどほとんどなく、セットプレーから1点は取って無失点記録を途切れさせるのが精一杯だった。

思い返せば、初戦のバーレーン戦、アウエーでのウズベキスタン戦、ホームでのカタール戦、そして昨日のアウエーでのオーストラリア戦と、なんと予選8試合の半分が押し込まれる場面が多かった試合だ。相手にとって安全なゾーンでのボールキープ時間が長いためボールポゼッションは日本が高い。しかし、肝心な場面では相手より弱い場面が目につく。昨日の試合とそれ以外の差は、ここぞという場面での「個人の決定力」と「個を生かす動き」だけであり、その力の優れたチームと対戦した場合は昨日のように負けてしまうだろう。簡単に言えば、日本は予選を勝ち抜いたのではなく、相手が勝手に潰れて行っただけなのだ。

オーストラリアは日本より選手間の距離が2〜3m長い。その距離を保てば相手の選手に囲まれない。あとは個の力をうまく組み合わせ、ここぞという時にきちんとスイッチを切り替えて相手を叩く。要は一人が負担できる範囲が広いのだ。ポジションチェンジなどもあまりなくクソ面白くないが、穴もないからそう簡単に負けない。悔しいが、今の日本では勝てないだろう。

昨日のメンバーで、ドイツでオーストラリアに煮え湯を飲まされたのは玉田しかいない。それも玉田は試合に出ていないのである。新たなメンバーが再び煮え湯を飲まされた。代表選手はこの苦い思いを力に変えることができるのだろうか。

俊輔がもしスペインに行き試合に出れない日が続くのであれば、代表での活躍は望めない可能性が高い。中澤はますます力が衰えるだろう。前途は多難だ。

最後に、おめでとう北朝鮮(つか、チョンテセ)。

CPUクーラーを交換してみた その1

パーツ屋に行くと、CPUクーラーが安売りされていた。定価5000円弱のものが3000円を切っている。とはいうものの、一般的には定価5000円程度ではそんなに高性能なCPUクーラーでもないだろう。

ただ、今のメインマシンは何だかうるさい。うるさいのはゴーゴーという風切り音で、CPUクーラー、ケースファン、電源ファン、グラボファンのいずれかが原因だ。だが、ケースを開けてみてもどれがうるさいのかよくわからない。判ったことは、高負荷時のグラボファンは風切り音が大きいことぐらい。一番怪しいのは電源なのだが、これはおいそれと変えるわけにも行かない。とりあえず値段もやすいので安売りCPUクーラーを購入してみた。少しでも静かになったらめっけもんだ。

安売りしていたのは4種類あったのだが、何も調べていなかったのでどれが一番性能が良いのかまったく判らない。で、すごい短絡的なのだが一番重い奴を買うことにした。なぜなら、熱容量は同じ材質であれば重さに比例するからだ。金属の比熱は他の物質に比べればかなり小さいので、CPUの一時期的な高熱は熱容量が高い方が吸収しやすい(ハズ)。空冷エンジンと同じだ。つまり、重い方が高性能である可能性が高い。あとの決めてはクーラーの構造とかによる放熱能力で、これは使ってみないと判らないが、こちらは簡単に言えば表面積に比例するはず。つまり、単純に重くてデカいのがいいだろうと・・・。

ということで、購入したのは株式会社サイズのZIPANG

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箱に入った状態ではイメージ出来なかったのだが、箱を開けてビックリ。予想以上にでかいじゃん。どのくらいデカいか、リテールクーラーと比べてみたのがこれ。

[写り悪いけど拡大]

組み込むとこんな感じ。やっぱりでかいなー。

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早速マシンの電源を入れてみる。今までよりは静かになった気がするが、大して変わらない感じもしないでもない。さてCPUの温度でも見ようかと思ったところで問題発生。突然Windowsがフリーズしたのだ。再起動してみるが、また途中でフリーズする。熱暴走のような症状なのだがCPUクーラーは全然熱くなっていないし、BIOSでみてもCPUの温度は正常だった。

あと熱を持つところといったら電源、グラボ、チップセットなので、一つ一つ触診。するとチップセットのヒートシンクが異常に熱い。そのうえグラグラしている。よくよくみてみると、ソケットの爪に引っ掛ける金具がチップセットのヒートシンクと干渉して、チップセットとヒートシンクの間に隙間が生じているようだ。なんだよこれ。

一旦CPUクーラーを外し、干渉している金具をペンチでグイッとまっすぐに伸ばし干渉しないようにしてやる。行き当たりばったりの改造だが気にしない。3000円だもん。さらにマザーボードも一旦外してチップセットのヒートシンクも再度固定しなおす。これもやってみてわかったのだが、ヒートシンクに付いている熱伝導シートみたいなものが痛んでいて、チップセットとの隙間を埋めきれていなかった。今までの原因不明の不調も、もしかしたらこれが原因だったのかもしれん。

つづく

オーストラリア戦を前に

長かったワールドカップ地区予選も明日ですべてが終わる。明日の試合は長谷部、ヤット、俊輔が出ないことが決まっており、「まぁ、負けてもベストメンバーじゃないんだか仕方ないでしょ。」という言い訳が既に出来上がっている。選手の試合前のインタビューでは、玉田・松井などから「パスばかりじゃなくて個人で打開しないと」という内容の話が出ているようだ。負けても良いし個人のアピールには最高だってことか。

ただ、個人での打開をするのであれば、それこそドリブルで相手DFをズタズタに切り裂くことを望みたい。そうでなければ適当な位置で短いパスを回しているのとなんら変わりはないし、取られた時の逆襲のリスクも大して変わらない。というか、パスという選択肢があるからドリブルが生きるのであって、その選択肢なしでドリブル突破出来る選手なのであれば有名チームはほおっておかないだろう。そんな選手は日本にはいない。今のチーム状況は、ドイツ本戦直前に似ているような感じがして不安だ。

グループ2の動向は見逃せない。北朝鮮・サウジ・イランが文字通り三つ巴の争いを演じており、いずれも負けたチームが地獄行である。特に北朝鮮-サウジはシビアで、北朝鮮など負ければ2位から一気に4位転落もありうる。北朝鮮はチョン・テセもいるので頑張って欲しいが、不安なのは長らくワールドカップに出場していないことだ。ビリビリ痺れる試合をしていないという経験の無さを克服できる精神力があるかどうか、それが北朝鮮の結果を決めるだろう。なんとなくイラン・サウジが行きそうな気がする。