映像と音楽

昨年ハマったアニメに「葬送のフリーレン」がある。内容は御存知の通りだが、この作品は映像もさることながら、音楽が素晴らしい。というか、音楽を聞くために作品を見ているような要素さえある。

俺の好みの映画とかを思い返しても、音楽が素晴らしいものばかりだ。逆に、どんなに内容が面白い作品でも、音楽にピンとくるものがないと強い印象は残っていない。

プロの映像音楽家は、当たり前だがクラシックの基礎知識はとてもしっかりしているのだろうと思う。有名なクラシック音楽は何年経っても聞き継がれている。そこにはなにか人を引き付ける要素があるわけで、その要素をしっかりと身に付けている人とそうでない人は大きな差があるのではないかと思っている。

映画音楽では、クラシックコンサートで演奏されるような作品も多い。旋律を聴くだけで作品のワンシーンが蘇ってくる。そんな要素が「葬送のフリーレン」には多く含まれているように思う。

しばらく連載が止まっていた「葬送のフリーレン」。やっと連載が再開されて嬉しい限りだ。アニメの方も2026年1月より第2期がスタートするらしい。今回のメインはマハト編だろう。魔族との対決も面白いが、なにか切ないマハト編。フランメは誰がやるんだろう? Soundtrackは引き続きEvan Callらしい。楽しみだ。

オーバーヘッドだらけの旧システム

友人から聞いた話。

2022年、知床で遊覧船沈没事故が起きた。あのKAZU 1事件だ。痛ましい事故ではあったが、運行会社に非があるように思える事故だ。このとき、何故か「国の監督責任は?」という話になっていく。

結果、遊覧船のような船の監査は厳しくなり、やれAISをつけろだの何だのかんだの神田うのだの言われるようになったらしい。友人のところでは100万円近い出費がかかったとか。

沖縄では、一時期飲料水からPFASが検出されたと大騒ぎになった。結果、水質検査の際、PFASの検査も義務付けられるようになった。検査費用10万円ほどだ。

このように、なにか事が起こると自治体の規制が入ることは非常に多い。その度、いろいろな出費が増えることになる。うがった見方をすれば、なにか事が起きるたびに管轄省庁・政治家の関連するところにお金が落ちる仕組みを作れてしまうと言うことだ。

NHKのあさイチなどでは、いろいろな病気予備軍の対策などがかしましい。台風や大雨の情報も大げさすぎる。コロナのときもそうだったが、不安を煽る商法が染み付きすぎている。このあたりもマスコミから自治体・政治家とマッチポンプの流れがしっかりとできていると邪推される。

ああ、日本はまるでパッチを当てすぎてオーバーヘッドが大きくなりすぎてしまったシステムのようだ。そろそろカーネルから作り直したほうが良いのだろうと思う。

明日は選挙。古いシステムを維持したい側と、再構築したい側の戦いは如何に。

E-1優勝

E-1選手権は、男子が3勝で優勝した。韓国戦の後半はちょっとやられ過ぎだったが、あんなもんだろう。よく耐えたというべきかもしれん。

さて、次はW杯本大会だ。W杯で目標のBest8に残るためにはどうしたらよいか。俺はとにかく手の内を明かさないことだと思う。W杯アジア予選を見ていても、後になればなるほど対策をされて超楽な戦いがちょっと楽程度にまでなってしまう。アジアでさえこれなのだから、本戦では相手を分析しまくって対策してくるのは当然のことだ。

過去のW杯を思い返してほしい。グループリーグを突破できなかった大会は1988年、2006年、2014年の3回。初出場の1988年フランスでは、ほとんど手も足も出なかった。2006年は最強と言われていたが、予選からほぼ同じ戦い方で1勝もできず。2014年もザッケローニの下、本戦でも「俺達のサッカー」という同じ戦い方をして惨敗である。

グループリーグを勝ち上がった大会は、予選と本戦で戦い方が全く違った。2002年はホームアドバンテージと小野、稲本などのゴールデンエイジ+中田でグループリーグを勝ち上がったが、これも初戦で守備の要の森岡が負傷(試合は2-2のドロー)、残り2試合はセンターバックを現サッカー協会会長の宮本が務め勝利。この2試合の戦い方はバックラインを押し上げていくフラットスリーというより、若干後ろに引いた守備を取り入れたような戦い方に変わった。2010年はオシム監督の後を引き継いだ岡田監督が本戦になって日本中がアッと驚く本田1Top戦術を使った。2018年は本戦前に突然のハリルホジッチ解任、西野監督の戦い方は分析できていなかったに違いない。2022年も同じ。本戦でぶっつけ本番の3バックを採用して舐めてかかってきてくれた相手をうまくはめ込んだ。

2026年は、今までのように相手が舐めてかかってくるとは思わないほうが良いだろう。しっかりと分析し対策をねってくるはず。最悪のパターンはアジアカップの再現だ。いくら強くても、それなりの実力を持った相手が十分な対策をしてきたら簡単には勝てない。アジアカップではそれまでの戦い方を研究されて苦汁をなめたが、本戦の相手はアジアカップレベルを遥かに凌駕する。このままではワールドカップ最終予選のオーストラリア戦の再現は必至だろう。

自分の力を過信せず、やりたいサッカーなどを追い求めず、とにかく相手の良さを潰し弱点を攻める。そんな超現実的な戦いをするべきだと思う。批判された2018年のポーランド戦だって、もうみんな忘れているように、結果を残せばみんな黙るからね。