
PCで使う日本語には、半角と全角があるのは御承知のとおり。
なぜ半角、全角というかだけど、初期の8bitPCはちょっといい奴でも640×200とかの解像度で、アルファベットや数字は8×8ドットで表示していたんだな。当然漢字など扱えなかったのだけれど、そのうち漢字も扱えるワープロや640×400クラスの解像度を持つPCが出てきたんだね。ワープロやこのクラスの解像度を持つPCでは通常のアルファベットを16×8ドットで表示していたのだけれど、こんなドットじゃ漢字なんて全然表現できないから、16×16ドットで漢字を表現したのだ。で、この16×16で表現する文字を全角文字、16×8で表現する文字は16×16の半分だから半角文字と言ったんだね。だから当然1/4角文字とかもあった。いうまでもなく半角と全角はPC内部での処理コードが違うから、同じような形でもPCにしてみれば全然違う文字なんだよね。
こんな経緯を知る人はもうあまりいなくて、それどころか形がほぼ同じだから、半角と全角どっちでもいいやと思っている人が多数いる。そんな人に「半角と全角は全く違う文字なんだってば!」と叫んだりしたら、まるで宇宙人扱いされること間違いなし。半角全角の混在がどんな現象をもたらすかというと、電子メイルで気が滅入る羽目になったり、ファイル名のつけ方がむちゃくちゃだったり、報告書の数字が半角全角入り乱れて入っていたりして、宇宙人に超脱力感を与えてくれるんだな。
脱力感だけならまだしも、これが原因でメールが送れなかったり、ファイルをソートしようとしたらとんでもない順番になったり、プログラムで一気に処理しようとしたら「ファイルが見つかりません」と出たりするうえ、「わかんないから教えてちょんまげ」と悪びれることもなく問い合わせされる宇宙人の身にもなってほしいのだ。こう言うときだけ宇宙人を頼るな地球人。
つか、すこし注意して見たらわかるだろ、違うって。そんな違いもわからん奴は何見てもいっしょに見えるんじゃないのかと人格さえ疑ってしまう今日このごろ、本日はお日柄もよく足柄山の金太郎もさぞ喜んでいる事と存じますが、如何がかの。