談合は本当に悪なのか

この前テレビを見ていたら、道路公団の誰だかと道路関係四公団民営化推進委員会の誰だかが出ていた番組があった。

道路公団といえば談合というイメージが定着させられているような気がするが、さて、談合ってのは本当に悪なんだろうか。単に悪いことってイメージが先行しすぎてはいないのか。

談合がなくなった場合のことを考えてみよう。

談合がなくなった場合、工事の受注先は公正なる審査(まぁ見積りだよな)で決められることになるのだろう。そうなった場合、結局体力がある企業に受注が集中しそうな気もする。そのくせ、多分大手ゼネコンなんてのは下請けにやらせて終わりだろうから、金額が下がる=下請け業者が叩かれるってことになりゃせんのか?それだけならまだしも、日本の金が外国に出て行ってしまう事だって増えるだろう。

公正な競争って言えば聞こえはいいが、それはもう完全なる弱肉強食の世界。ますます職にあぶれる人が増えるかもしれない。それでも本当にいいの?それに、日本人の気質で、そこまで徹底できるのかな?

そもそも談合に混ぜられないでいる会社で、本当に力のある会社ってあるのか?

それから、安かろう悪かろうが増えて、結局コスト高になる可能性だって十分ある。発注先である元道路公団が、受注先の企業の力と工事の内容までを判断できる力を持っていなくては、真のコストダウンは図れない。

また、コスト優先にした場合、アナタの家の前の道路は砂利舗装になってしまうことだって考えられる。コストを考えると言うことは、まず不必要なものは切り捨てるということなのだよ。だから、もしアナタの生活道路の交通量が少ない場合、補修もなにもされなくなる可能性だってあるのだ。

だいたい発注先が受注候補先を限定してしまったら、もうどうしようもないんだよな。

TVでは、道路公団の社員給与が高いみたいなことまで話題にしていたが、そんなの恥ずかしいからやめろよな。いい仕事してる奴は高い給料もらって当り前だし、高い給与もらえるところにいられるようにしたのはその人なんだからな。給与を横並びさせようってのは、談合の精神そのものじゃないのかねぇ。

そんな気質の日本人が「談合排除」なんて、片腹痛いのでやめてください。腹がよじれます。

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