ハリルホジッチのような監督がなぜあぶれていたのか?

チェニジア戦に引き続き、先日のウズベキスタン戦も勝利を収めた日本代表。セルジオ爺が言うとおり、相手の足が止まってからの大量点でもあるのでそんなに喜んでばかりいられる結果ではないだろう。しかし、今まであまり見たことがないような試合運びだったのは事実。特に相手に持たせてカウンターを狙うなどという戦術は今まで全くなかったものだ。ああいう戦術をこなせたことも驚きだし、勝利のためにそれを選択できる監督の判断も素晴らしい。

ハリルホジッチ監督は、たった2試合でGKを除く全ての選手を使った。チェニジア戦では守備に実績のある選手を置き守備を安定させ、前線にフレッシュな選手を置いた。ウズベキスタン戦では逆に前線に実績のある選手を置いて守備にフレッシュな選手を並べた。いずれも後半の選手交代で違うバリエーションを試すとともに勝ちも狙っている。その采配は極めて論理的に見える。

ハリルホジッチ監督はウズベキスタン戦後に選手に宿題を出したらしい。こういう所はオシム爺さんそっくりだ。オシム爺さんはメディアを通して日本に足りないところを広く啓蒙したが、ハリルホジッチ監督はより具体的な課題を与えた模様。たった2試合ではあるが、その指導力の非凡さは十二分に伝わってくる。どこかに書いていたが、このレベルの監督があぶれていた事に驚くとともに幸運だったと思わざるを得ない。逆に言えば、このレベルでもヨーロッパでは冷や飯を食うことがあるということで、そのレベルの高さは推して知るべしである。まだまだ日本は中堅国にも入れないであろうというのは、こういうことからもよく分かる。

さぁ、次はついにワールドカップ予選だ。あの熱い戦いがまた始まる。2次予選とかでコケることはまず考えにくいが、ここではチャレンジングな試合が見れるのではないかと期待している。楽しみ楽しみ。

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