サーバのログを見ていたら、
毎日新聞社とトンデモ本「脳内汚染」について-しゅういち建設から飛んできた人が結構いるみたい。
問題の
脳内汚染については、
テクノラティで
検索すると、1100以上もひっかかってきます。俺も
鹿島茂・評 『脳内汚染』のエントリでちょっと触れているけど、実際に読んでもいないし、なんつーか
そんな考えもありですかねくらいにしか捕らえていません。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方という本の中で、
科学は、常に反証できものであるということが書いてあります。そういった意味では、ゲーム脳というのは、科学と言うより疑似科学とか宗教というものに近いのかもしれませんね。
事の真偽はさておき、
明治時代には「ゲーム脳の恐怖」ならぬ「野球脳の恐怖」が存在した!という話もあるくらいですから、世の中に認められるまでに一度は通らなければならない道なのかもしれません。テレビだって、普及し始めたばかりのころは散々でしたよね。
ゲームといっても、カーレースのゲーム等は実際の運転に役に立つことも多いような気がします。また、三国志や信長の野望とかで歴史を覚えたと言う人もいると聞きます。ゲームも悪い面ばかりではないでしょう。
もう少し言うなら、カーレースのようなゲームと、ドライブシミュレータの区別はどこにあるのかを的確に言い表せますか?その定義は?もし、非常に権威のある方がドライブシミュレータを作成し、それがもてはやされたあとで、その作成者が
「あれ、ゲームなんだよね」などと言ったら…
それより何より、この物議で脳内汚染という本はとてもいい宣伝をしてもらったわけで、それを狙っての書評だったのかもしれません。俺たち、踊らされたのかもね。