一昨日のはなまるマーケットで、「七」を「ひち」と読む人がいることを初めて知った。
「千円」を「しぇんえん」と読む人がいるのは知っていたが、それは単なる訛りであって「千円」は「せんえん」である。同じく「七」を「ひち」と読むのは訛りの一種なんだろうが、どうも「ひち」が正しいと思っている人もいるようで驚いている。
となれば、「七」ではないが「質屋」も「ひちや」と言うのであろうか。そうであればまるでルドガー・ハウアー主演の「ヒッチャー(心臓急停止)」ではないか。
東北地方の一部では「さしすせそ」が「ざずずぜぞ」、「たちつてと」が「だづづでど」と聞こえることが多い。「つ」が「き」もしくは「ひ」になることもある。「はひふへほ」は「はへふへは」である。これに類する話では、背中で思い出すことがある。
もし「しち」が「ひち」であったなら、この地方では「しちならべ」は「ひずならべ」となって、まるで氷頭膾である。「死地に赴く」は「櫃に赴く」となり、これはあまり意味は変わらないので善しとするとしても、「しちゅー」は「ひつー」となり、かなり悲痛な食べ物と化すのである。