パラグアイの守備

先日のキリンカップ、われらが代表にさほど目新しいところはなかったが、宇都宮徹壱さんが「テスト」としてのキリンカップで書いてあるように、パラグアイの守備にはうーんと思わずうなってしまった。

試合開始30分あたりまでの日本のボール支配率は圧倒的で、パラグアイは守ってばかりという風に見えたかもしれない。ただ、俺には最初の時間を使って、日本選手との間合いを正確に計測したように見えた。最初はかなり距離をとって飛び込んだりせずにゾーンで守り、日本の選手個々の間合い、タイミングを見ていたように感じるのだ。

その間合いを見極めたと思われる前半30分以降、パラグアイは日本との間合いを一気に詰め、その結果日本は思ったようにボールを回せなくなった。プレスは早くスペースは与えず、そして攻めも戻りも速い。それだけでなく個々の選手のテクニックは非常に高い。

高い個人技を持ちながら、個人プレーに走ることはないそのプレースタイルに派手さはない。だが、その高い個人技と南米特有の試合運びのうまさがチームとして機能しているのだ。ほんのちょっと時間をかけただけでパスコースは消されスペースはなくなり、そして強烈なプレスをかけられる。見れば見るほど「このチームから点を取るのは至難の業」と思えてくるのである。パラグアイ恐るべし。

フランスワールドカップのフランスvsパラグイアイから、俺はパラグアイのファンだ。あの試合では思わず目頭が熱くなった。後半途中までフランスに攻められ続けたが、チラベルトを中心とした守備は破綻せず、それどころか時折鋭い攻めさえ見せたパラグアイ。フランスは強かったが、パラグアイのチームの結束力と絶対に点は入れさせないという強い意思に心打たれた。

フランスワールドカップのフランスvsパラグイアイのような見る人の記憶に残る試合を、日本も出来るようになるのだろうか。その日が来ることを信じたいが、かなわぬ願いなのかもしれないと思う自分が淋しい。

結果優勝でも不安はぬぐえない

先日のコートジボアールとの試合は、前半終了間際の時間になって「あ、今日はキリンカップだった!」と思い出した。仕事が休みの日に、これほどまでに代表の試合を忘れてしまうのも珍しい。結局後半から試合を見たのだが、試合内容についてもなんだか今ひとつ印象に残っていない。

ただひとつ覚えているのは、後半試合に出ている選手の名前を指折り数えていったら10人までしか出てこなかったこと。FWから順繰りにポジション別に確かめていったのだが、なぜか一人だけ思い出せないしTVでも名前も呼ばれないのだ。映像を見ていてもエアポケットに入ったように一人足りない。番町皿屋敷風に言えば、「たまだぁ、おおくぼぉ、まついぃ、はせべぇ、えんどぉ、ながともぉ、なかざわぁ、とぅりおぉ、こまのぉ、ならさきぃぃぃ・・・・ひとりたりなぁぁぁいぃぃぃぃ・・・」って感じ。誰だよ消えてるのはとか消えてる選手使うなよとか思っていたのだが、ネットで調べてそれが今野だとわかり少し納得。得点シーンでは目立っていたからまぁいいか。

今日の試合もスタメンは少々驚きだった。後ろはまぁいいとして、何で巻に1トップを置いてその後ろの中盤が俊輔、ヤット、憲剛、山瀬、啓太なんだよ。そこそこ飛び出せるのは山瀬しかいないじゃん。それに山瀬はよく消えるし・・・ホント岡田監督のスタメンは良くわからんことが多い。俺の浅い思慮じゃ理解できないんだろうな、きっと。

長友も悪くはないけど、厳しい目で見れば運動量以外にはさして目新たしいところもないと言えなくもない。それどころかバンバンサイドを使えば、必ずや役に立ついい選手だと思う。だけど狭いところでコチョコチョやってるかぎり、ゴリ長友の最大の長所は生きてこないだろ。

オシム監督の時は、チームの下地からチームを作りあげていく様がよーくわかって楽しかったけれど、今は下地もないままなんとなく進んでいるみたいに見える。下地がないからうまくいくときもあるけれど、それは長くは続かない。つまりいつまで経っても行き当たりばったりの試合が続くんだろうなと思ってしまう。

はぁ、来月大丈夫なんだろうか。もう修正はきかないよ。個の力で勝てるレベルとは思うけれど、これじゃ最終予選も本大会も怪しいよな。

加地の代表引退に象徴されること

「精神的に苦しい」加地が代表引退livedoor スポーツ

加地は年を重ねるとともにレベルもどんどん上がってきたと感じるいい選手で、安定感・安心感ともに他のサイドバックの選手の比では無いのは俺がここで言うまでもない。加地をもう代表で見れないのかと思うとさびしい。

最近の代表選手のコメントを聞いていると「俺たちがしっかりしなきゃ」という意識が見え隠れしているようで興味深い。オシム前監督の時は監督の要求するレベルに到達しなきゃ・・・というニュアンスのコメントが良く聞かれたように思う。コメントを聞いているだけでも、明確な目標が与えられているかどうかがなんとなく想像できてしまうのが面白くもあり悲しくもある。

思い起こせば、ジーコの時も選手自ら自分達を叱咤激励しているようなコメントが多かったように思う。自分達だけで考えて望まなければならないということを肌で感じていたに違いない。ジーコ監督時の「このままではDFの責任を全部宮本がひっかぶることになる」というニュアンスの松田のコメントが今でも忘れられない。現在の憲剛とかのコメントを聞いていると、ジーコ時代のコメント以上に「自分達でやらなきゃ」という意志が感じられる。それは前向きな姿勢から生まれたものではなく、誰かをあてにしていてもなにも進展が無いことを悟ったような言いかたなのがとても気になるのだ。

いまさら嘆いてもしかたないことなのだが、改めてオシム監督の志の高さを思い知らされる。その目指すサッカー、要求するレベルが選手のレベルを凌駕しているからこそ、選手はその目標に向かってすすんでいけるのだ。その目標が無い今、代表選手も代表に向けるサポーターの熱意もしらけていくのは当然の流れなのだろう。

なんだか悲しいね。

寿司フットボール

来週からキリンカップだが、キリンカップメンバーに対する岡田監督のコメントがなんだかなー、だ。

岡田監督がいつも言うのは「個人の能力の高さ」だけだ。そんなにいいパーツを集めたいのであれば、どこかの中東の国のようにめぼしい奴の帰化をどんどん進めればいいんじゃないのか?

というか、毎回毎回疑問に思うのは、いい選手を集めてもどんなチームにしたいのか全くわからんことだ。いい料理人の作る料理はメイン料理以外にもしっかりとした素材を使いつつ、それでいてどの料理がメインなのが良くわかるものだ。そしてそのメインをどのようにして盛り立てるのかもはっきりしている。それに対し、大したことのない料理人は、素材だけはメインとなってもおかしくないくらい良いものをふんだんに使うのだが、トータルとしてはバランスの悪い料理を出すことが多い。

それと同じように、岡田監督は「いいネタを使えば必ずおいしいスシが出来る」と思っているように見えてしまう。だけど、いくらネタがよくても包丁の入れ方ひとつで味はぜんぜん変わるし、当然、米、酢、山葵、しょうゆなどの味ひとつで全てが台無しになるのは誰でもわかることだ。ネタをどのように加工するのか、その考えを一度だけでもいいから具現化してほしい。

なんだかんだ言っても監督就任後すで半年ほど経過しているのだ。半年かけて退化させるだけだったら誰がやっても同じだろう。代表選手選出とポジション決めだけだったと思わざるを得ないG子でも、G子はスタメンをほぼ固定化していた。だからなにもしていなくても、ある程度のチームとしての連携は自然発生的に取れるようになっていたように感じる。しかし、岡田監督になってからはコロコロ選手が変わるため一体感も最低で、なんとなくではあるがオフト以降では最悪のチーム力な感じがする。個の力が上がっているためごまかしが効いているだけと見ていいのではないか。

さて、キリンカップは岡田監督の大好きなボールを持てる選手が組み込まれるだろう。それなりのプレーはそこそこ出るだろうが、オシム監督の時のようなエレガントな試合は望むべくもないのかと思うと悲しい。

このままでオマーン、バーレーン戦は大丈夫なんだろうか。岡田監督はメッセージを発するだけで、あとは選手の自主性に任せているだけのようにも見える。というか、危機感を煽るだけ・・・心配だなぁ。

岡田監督では無理だと確信した

先日のバーレーン敗戦後、岡田監督から驚くべき言葉が出ている。
岡田監督“オレ流”宣言…オシム流と決別
特に驚くのは

正直(監督が)オレになってからすぐに予選があったので、大きく変えるのはリスクがあった。これまでは踏襲してきたことが多かったが、これからはオレのやり方でやらせてもらう

という言葉だ。

リスク回避するのであればそれでもかまわない。ただ、結果が伴わないのでは何を言っても言い訳にしかならない。リスクを回避するために前監督の流れを踏襲し、東アジア選手権でもそれなりにおかしくなっている兆候があったにもかかわらずタイ戦の勝ちに騙され、ついにはあのレベルの国に無様に負ける。そんなトンデモナイ状況なのだから、もっとましな言い訳をしてもらいたい。

今思えばジーコの4年間も失われた4年間だったと感じる。その遅れをオシム前監督が1年ちょっとで取り戻したかのようにみえたのだが、今はジーコの時よりレベルダウンしているとしか思えない。たった数ヶ月でなぜここまで落ちたのか。

いくら言い訳をしても決定権は監督にあり成績の責任も監督にある。誰のせいでもないのに、なぜ屁理屈を捏ね誰かに泥をなすりつけようとするのか。これでは選手からの信頼も得られないのでなないかとさえ思う。

それよりなにより、今までそれなりの時間があったにもかかわらず何も出来なかった事実だけは変えようがないのである。そもそも監督就任から今までの日数と、これから6月の3次予選の山場までの日数を比べた場合、これから3次予選の山場までのほうがずっと短いのだ。ここから方向転換出来るのであれば監督就任後の期間でも出来たはずではないか。今まで出来なかった人がこれから出来るようになるのか、甚だ疑問だ。俺は出来ない奴は出来ないと思っている。このまま行けば、たかが3次予選でぎりぎり2位通過という状況はかなり現実味を帯びた話だろう。そうすれば最終予選はもっと怪しい。

例えワールドカップへの切符を手に入れたとしても、本戦は全く期待できないばかりか代表が盛り上がらずにサッカーの人気は落ちていく一方のような気がするのだが、どうか。このまま岡田監督が留任しても、うれしいのはサッカー協会の一部とサッカー協会会長だけではないのか。

監督の交代が必要だ。

オシムを日本から出すな

スポーツナビ|「日本サッカーの進歩は常に私の関心事」オシム前監督が退院のメッセージ

オシム前監督が退院したようだ。一時はどうなることかと思ったが、まずはよかったよかった。

しかし、オシム爺さんの言葉にはいつもいつも驚かされる。

FIFAワールドカップ2010年大会の予選、北京オリンピックでの健闘と幸運を祈ります。日本サッカーの進歩は常に私の関心事ですから。応援しています。
 また、みなさまには次のようにお願いします。
 スタジアムに足を運び、選手たちに大いにプレッシャーをかけて下さい。もっと走れ、もっとプレースピードを速くしろと。そして選手たちが良いプレーをした時には大きな拍手を与えて下さるように

これが退院のメッセージだなんて・・・爺さんが監督でないのが本当に悲しいし悔しい。

こんな言葉を発してくれる人を日本から出しちゃ駄目だ。ほんの少しの言葉だけでもいい。いつまでも日本のサッカーを叱咤激励し、刺激を与えてほしいと思う。

優柔不断で方向性の見えないサッカー協会(会長)が、もう一回「監督はオシム・・・あ、オシムって言っちゃったね。」と言ってくれれば俺は涙を流して喜ぶのだが・・・

話は何の脈絡もなく今日のU-23代表のアンゴラ戦に飛ぶが、今日のU-23の試合は見ていて楽しかった。オシム前監督が指揮を取っているような試合ぶりで、「ああ、A代表もこんな試合をしていたよな。」と思い出した。オシムのサッカーを引き継いだのは、あれほど世間から文句を言われた反町監督だったのかもしれない、そんな考えが頭をよぎるような試合だったなぁ。オシム前監督のころがものすごく昔のように感じるのはなぜだろう。今日のU-23ならバーレーンに負けるようなことはなかったかもしれない。ま、勝負にタラレバ言ってみても仕方ないけどな。

バーレーン戦について

バーレーン戦は高原も稲本も怪我で欠場。これを書いている時点は試合前なので、どんな結果になるのか楽しみ半分不安半分といったところだ。今の段階でつまづくようであれば論外なんだが、バーレーンも弱くはないので簡単に勝てるとも思えない。

不謹慎ではあるが、惨敗してほしいと思っている面もある。惨敗して日本のサッカーをより進化させてくれる人に監督交替となった方がいいようにさえ思う。そんな事を思うのも、今ならまだ間に合うように思えるからだ。いくらなんでも最終予選に入ってからでは遅い。

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試合が終わった。見事な負けっぷりだった。勝てる要素などどこにも見当たらない試合だったといっていいだろう。日本の個の力は、ちょっと身体能力が高い相手が出てきただけで通用しなくなる。特に瞬発力がある選手にはてこずる。そんなの昔から判っていたことだ。速いボール回しもポジションチェンジもなく、まさにジーコ時代に逆もどり。いや、あのころはまだもう少し個の力がある選手を並べていただけましかもしれない。チームプレーも出来ず、個の力も足りず、バーレーンレベルに負けてしまう。バーレーンに見るべき点があったかといえばほとんど無い。そんなチームにさえ勝てないのだ。

同じようなメンバーでもなぜ戦い方がこうも違うのか。その違いをもたらしているのは何であるのか、そんなことはすでに言葉にする必要も無いほど明確だ。

いまならまだ間に合う。もう一度日本を強くしてくれる監督を探すべきだと思う。ついでに会長もな。

オジェック解任

選手が斬った!浦和オジェック監督解任 – サッカーニュース : nikkansports.com

前期途中からワシントンが監督とうまくいっていないような話は聞こえていたので、監督と選手の関係がいまいちなんだろうなぁと思ってはいましたよ、ええ。早く何かしないと、このままずるずる行く気配は十分にあったので、まぁ良かったんじゃないでしょうか。

絶対大丈夫と思われていた前期のリーグ優勝を逃し今期も開幕2連敗ともなれば、前期途中からの不調を引きずっているのは明白です。その根本的な原因はチーム内の不協和音なんでしょうが、それを今の時期まで放っておいたフロントは何をしていたんでしょうか。電撃解任とか報道されていますが、レッズにしてみればリーグを戦う上で大事な準備期間を無駄にしたとも言えます。監督解任なんて決断はフロントにしか出来ないのですから、今期レッズが低迷するようであれば、その責任のかなりの部分はフロントにあると言われてもしかたないでしょうね。

あのくらいの選手が揃っているのだから、モチベーションが上がるだけでそこそこの成績は出せるでしょう。後任のエンゲルス監督は選手とのコミュニケーションもバッチリのようですから、本来のレッズの姿に戻りそうな感じはします。というかですね、なんであのエンゲルスがコーチしてんの?と思ってました、ハイ。もともと監督してても全くおかしくない人物だよね。

今シーズン、オジェックと対照的なのがピクシーかも知れません。監督としての手腕は未知数ですし、いい選手≠いい監督ということも多いので「これはもうダメかもしれんね」と思っていたのですが、チームとしての戦術を明確にして徹底しているあたりはなかなかです。もともと感性は素晴らしいと感じる人ですが、理論もしっかりしているんでしょうね。オシムやベンゲルの影響も多分にあるのかもしれません。ピクシーのリアクション見てるだけでなんだかうれしくなるんですけど、そんな俺っておかしいのかにゃ。選手のときもファンだったけど、ピクシーは監督になってもやっぱりいいね。

それにしても、発言力の強い選手が多いとなにかと大変です。強い個性をもった選手も束ねる力がないといい監督とは言えないのでしょうが、相性ってものもありますから・・・。そのうえ、レッズはサポーターも超強力ですし。あの選手陣とあのサポーターと釣合の取れるフロント・コーチ陣じゃないとダメって事ですか。やっぱりバランスって大事ですね。

オシム総監督ってのはどうかな?

日本代表への不安とマスコミへの不満

先日発表の日本代表メンバーを見て、言葉にしにくい不安に襲われた。ぱっと見たとき、ジーコの選んだメンバーに近くなってきたような感じがしたのだ。先の東アジアサッカー選手権の試合ぶりも、いつか見たことのあるような試合だったような気がする。この既視感が俺の不安をどんどん煽っていく。岡田監督を悪者にするつもりはないのだが、今は何がしたいのかさっぱりわからない。個の力だけに頼っているようにも見える。アジア内では個の力で勝負しても勝てるだろう。だが、俺の望んでいるのはアジアでの勝ち上がりなんかじゃない。

ワールドカップは自国のサッカーの品評会である。もちろん勝ち上がるに越したことはないが、世界中に自国のサッカーをアピールする場でもあるのだ。負けても記憶に残るサッカーが出来るかもしれない、オシム監督の時にはまじめにそう思った。強くなっていく代表をみて、心躍った。しかし、その期待は泡となって消えてしまった。

それと呼応するかのように、日本のトップクラブに位置するであろうレッズとガンバの調子が上がってこない。オシム監督の時には監督の発するメッセージで、代表だけでなくリーグ自体も活性化していた。だのに、その代表レベルを多く有する両チームがこのていたらくというのはどういうことなのか。

岡田監督に関しては不満と不安だらけだ。だが、何が不満で何が不安なのか、自分でもよくわからない。不安に思える一番の要因は、代表の進化する様子が見えないからだと思う。だがそれはオシム監督の時がスゴすぎただけなのかもしれない。岡田監督に対する漠然とした不安は、もう一度前監督の指揮する試合などをみて確認する必要がありそうだ。

そうは言っても、マスコミはいい加減「岡ちゃん」と呼ぶのはやめるべきである。というか、いますぐやめろ。一ファンの日常会話ならいざ知らず、おまえらは多数に発するべき言葉かどうかさえ判断できないのか。そんな言葉で不快感は増しても親近感は増さない。不勉強でまともな不満さえ言えないから小馬鹿にしているのだろうとさえ思える。あんな言葉は馬鹿にしているようにしか聞こえないのを、書いているやつらは判っているのか。判っていないなら理解するべきだし、判って書いているのであればそんな馬鹿の書くことなど読む価値もない。日本の代表監督を小馬鹿にするな。どういう経緯であれどんな人物であれ、俺たちの代表監督なのだ。それを理解して「岡ちゃん」と書いているのか。おまえら業界には敬意も表せない非常識人間しかいないのか。

マスコミは無い頭でよく考えろ。

東アジア選手権優勝逃す

すでにご存知のとおり、日本-韓国は1-1で引分け。結果日本は優勝を逃してしまいましたね。

他2試合と比べれば試合内容も落ち着きつつ激しく、そして韓国も本調子ではないにせよやはり強く、3試合目にしてサッカーの試合を見たって気分です。攻められた場面も多かったせいか、やけに中澤の強さが目立ちましたね。やっぱり中澤は強いなぁ。あの強さは感動もので、他の国にとってはとても嫌な存在なのは確かでしょうね。

得点シーンを振り返ると、韓国、日本とも「アレはしょうがないかなぁ」みたいな得点でしたね。韓国の先取点は、クロスを上げられる前にちょっと文句を言いたくなるような感じもありますが、ゴールから離れながら見事なボレーを決めたヨム・ギフンを褒めるべきでしょうし、山瀬のゴールは韓国にしたら「事故」みたいなものだろうし・・・いや、あのゴールはびっくりしましたね。「よし!!」とかじゃなくて「うぉっっ、入ってる・・・」って感じ。ああいうシュートを日本人が打つ場面が増えてきて俺はうれしいよ。ほんの10数年前は、あんなの外国の試合でしか見れないと思っていたんだから。

審判も「ちょっとおかしいなぁ」という部分はありましたが、アウエーだったらあんなものだろうというレベルでしょう。

この大会を振り返って見ると、代表強化という位置づけとしては悪くはなかったと感じる部分もありますが、中国みたいな国とやる必要はこれっぽっちもなかったという思いは強いですね。あんな試合をして得るものは何もありません。そういう意味では、強化試合を組んだほうが良かったのではという気がします。この大会を見る限り、日本と韓国のレベルは頭ひとつ抜け出ていると見ていいでしょう。試合を申し込まれたのならいざ知らず、中国はこちらから試合を申し込むような国ではないことだけははっきりしました。

あの試合からすでに数日が経過していますが、怒りはなかなか収まりません。オリンピックは開催国なので全世界にその試合が放映されます。ついでにワールドカップにも是非出場してもらって、自分たちの戦い方や考え方が世界で通用するのか、世界中の目で判断してもらいたいとさえ思います。できれば本戦で日本-中国なんてカードが実現したら、さぞ楽しい結果が待っていることでしょうね。嫌われた対象が何を言っても無駄ですから、世界の目で判断してもらいたいものです。

今のままで中国・北朝鮮のレベルアップはない

日本-中国は山瀬のゴールで日本が勝ちました。予想していたとはいえ、あまりお目にかかれないレベルの醜い試合でしたね。岡田監督もかなりおかんむりのご様子です。

スポーツナビ | サッカー|日本代表|中国戦後 岡田監督会見 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会

俺も(違った意味で)久々に心拍数が上がってしまいました。試合内容はまったく面白くもなんともなかったので、そういう意味では楽しませてもらったといえるかもしれません。試合を見る限り、岡田監督のリップサービスを抜きにしても中国と日本の差は思った以上にあったと言えるような気がします。中国にはフィジカル的な脅威は感じましたが、それ以外見るべき点はほとんどありませんでした。日本も中村憲剛を筆頭に、通れば最高といった一発狙いの無謀なパスをカットされたり、意味のない場所でのダイレクトパスをカットされたりと、ほぼ中国のレベルに合わせた試合内容だったように思います。

それにしても中国には相変わらずフェアプレーという言葉は存在していないようですね。北朝鮮の主審もまれに見る笛の吹き方で、中国の選手、北朝鮮の審判を見る限り、この両国がこれ以上のレベルアップすることなど望めそうにもありません。

国の威信をかけた国際試合でも勝つためには手段を選ばずといった気質は、毒入り食品を平気で世に出す現在の中国をそのまま表わしているといえなくもありません。大事な選手をつぶされる可能性が高い国と試合を組んでくれる国があるでしょうか。また、あのような笛を吹く審判でも国の代表として来ているはずです。そんな審判のさばく試合で選手はレベルアップできるのでしょうか。この両国のしたことはアジア全体の評価を落とす行為であり、猛省するべきです。

悲しむべきは、このような国でもレベルアップしてもらわなければ日本のレベルアップのスピードも落ちてしまうかもしれないということでしょう。アジア全体の底上げが日本のレベルアップにも繋がっているはずです。とはいうものの、Jリーグ所属の北朝鮮代表が出るようになってから、以前よりはお互いを尊重するようになったような気がします。試合も以前よりは荒れなくなったような感じもします。中国人選手もJリーグに来ればいいのに・・・

さて、残すは宿敵韓国です。勝ち負けは別にして、この大会がいい大会だったと言われるようないい試合を望みます。

重慶は相変わらずだったね

なぜか休日出勤だった俺は、電車の時間を見ながらいそいそと会社を後にしました。当然北朝鮮戦を見るためです。家に帰り、着替えてほっと一息。ふぅ。ソファーに座ってぼーっとTVを見る俺。ああ、ちかれたびー。

「ん?何か忘れてるような・・・」

あーっ、北朝鮮戦じゃん。

我ながら信じられんね。間に合うように電車の時間も決めて帰ってきたのに、肝心の試合を見るのを忘れているとは。俺ってもしかしてボケてる?

そんな事を思いながら慌ててTVのチャンネルをあわせて、今度は我が目を疑いました。なんだか北朝鮮の横に1って書いてない?ちょっと疲れ目かも・・・いや、真面目に1点リードされてるじゃないか。どういうこと?まさか、チョン・テセか?入れるとしたら奴しかいないだろ。

とまぁ、TV観戦直後数秒の俺を綴ればこんな感じです。

その後はボール支配率では圧倒するも、全然得点の匂いさえしない時間が続きます。これもいつもの事なので特段騒ぐことじゃないです。田代、播戸ともいまひとつです。特に田代は噛み合ってきたのが後半も結構経ってからといった感じでしたね。ただ、その中でも「お?」と思わせるシーンもあったのは収穫でしょう。それと、加持の左ってありなのかなぁ?

冷静に見れば、あのメンバー・ポジションで平均点の試合が出来る方が驚きなんでしょうが、試合中はそこまで冷静に試合を見れるはずもありません。なぜなら俺の期待どおり、重慶があまりに4年前と変わっていなかったから。日本へのブーイングを、是非ともオリンピックでもやってくださいな。そして全世界にそのブーイングを見せてあげてくださいね。

ps.前田、怪我しちゃったみたいだね・・・大丈夫かなぁ。

東アジア選手権が始まる

個人的にはほとんど興味なしな大会なんですが、代表の試合だから楽しみじゃないといえばウソになります。ただ、試合内容もさることながら、一番注目したいのが「中国のマナーは改善されるのか?」ということ。前回のアジア大会では、サッカーの応援や大会運営に関して超三流国家であることを暴露してしまったこの国が、オリンピックを控えてどう変わったのかが一番興味があります。特に今大会は反日感情が非常に強いといわれている「重慶」ですから、日本-中国戦は試合以外にも興味津々です。

また、かなりびっくりのジャッジもまた見れるのかもしれないと思うと心が躍ります。多分見れるでしょう。

いずれにせよ、この大会で、オリンピックが荒れるかどうかまで予想できるかもしれませんね。そういう意味では注目度が高い大会でしょう。

日本代表選手は、いい成績も残してほしいですが、それよりとにかく無事で帰ってきてください。なんだかんだ言っても相手が中国・韓国・北朝鮮ですから、ガチガチに来るのはほぼ間違いありません。リーグ戦も始まっておらずフィジカルが万全とはいえない今、ちょっとした勘の鈍りとか動き出しの遅さとかが怪我につながる可能性は否定できません。すでに巻、大久保、阿部が怪我で外れていますし、闘利王も高原もいません。これ以上怪我人が出るのは考えたくありません。

怪我をしないよう、集中力を切らさず戦ってきてね。負けんなよ(これが本音)。

[オマケ]
これが一世を風靡した「角澤マシーン」。
リロードしてお楽しみください。

日本タイ勝

ワールドカップ3次予選の初戦は、みなさん御存じの通り4-1での勝利でした。結果は最近ではまれに見る順調な滑り出しと言ってもいいでしょう。試合開始直後から負けはほぼ無いだろうなと思わせるに十分の内容で、その上最高の時間でヤットのFKでの得点が入ったもんですから、真面目に「超楽勝」と思ったんですがねぇ。その甘い気持ちは1分後に冷や水をぶっかけられ目が覚めたってところです。もしかしたら選手もそうだったのかな?

しかし、あのタイの得点は少々驚きました。前回予選のホームでの北朝鮮の得点くらいびっくりしました。つか、川口ってスーパーセーブも多いけど「なんで?」みたいな入れられかたもよくあるよね。そんなに速い攻めでもシュートでもなかったのになぁ。大体川口が逆つかれてるのはどうなのよ。

とはいうものの、その後はタイは全く迫力なしでしたね。攻められることもほとんどなく防戦一方。日本も得点の匂いはさほどしませんでしたが、まぁ、そのうち入るだろと思っていた矢先に山瀬の突破。やっぱり個人で打開できるのは強いねー。日本は、このレベルの相手だったらズタズタにできるドリブラー多いもんね。2点め自体は少々ラッキーな面もあったけど、得点シーンなんてあんなもんでしょ。あとはタイに退場者も出てしまい勝負あり。

実は、同点にされたとき「このまま引き分けたり負けたりしたら面白いかも・・・」なんて思っていました。そんな事を思うくらい内容的には圧倒していた感じです。あえて言えば、選手のポジションが完全に固定化されている感じでおもしろみには欠けるなぁというのが正直な所です。

しかし、なんだかんだいっても強くなったよね。選手のレベルは確実に上がり、それを如何なく発揮できる経験も備えてきたという感じ。慢心するのは良くないけれど、3次予選はそんなに問題ないでしょうね。最終予選に向けての実践練習的な場にするくらいの余裕はありそう。3次予選は4勝すればOKだろうから、後5試合で3勝でまず安全圏でしょうね。楽勝すぎてつまんないかもね。

盛り上がらない代表戦

不人気タイ戦で11年ぶり当日券 livedoor スポーツ

個人的にもワールドカップの予選が始まるって感じがしません。

ワールドカップに3大会続けて出場し、いまひとつの成績と言われた昨年のアジアカップとてBest4に入っているなど、日本はアジアの中ではかなりの強豪であることは間違いありません。よって、3次予選など勝ち抜いて当り前という感覚があるせいでしょうか。代表が強くなって冷静な試合運びが出来るようになったのと同じように、回りも慌てず騒がずになったのかもしれません。もうひとつ、オシム監督の代表はとても魅力的だったということもあるでしょう(これが一番かも)。

ドーハで失意のどん底に叩き落とされ、ジョホールバルでは喜びに涙したアジア予選。あんな悲しみや喜びはもう味わえないだろうことは分かっています。そして前回は結果としては順風満帆。失意のどん底に叩き落とされたのは本戦だったわけで、今回はその失意のどん底から這い上がらなきゃなりません。だから3次予選ごときでモタモタしてる場合じゃないんです。

などと盛り上がらない自分を都合よく分析していたのですが、どうやら違うみたい。それに気がついたのは日本 – ボスニア・ヘルツェゴビナ-サッカーのある幸せを読んでから。盛り上がらないのは俺だけじゃなかったんだね。俺が都合のいい解釈をしていたのは、きっと盛り上がらない醒めた自分の気持ちを認めたくなかったからなんだなぁ。

うーん、あまり良くない傾向かも・・・と言いつつ、始まれば頭はWCモード突入だろうけどね。つか、今日なんですけど。今日の試合と次の試合に超苦戦(一分一敗とか)して、回復の著しいオシム爺さんに再登板してもらうのもいいかもなんて考えている俺って不謹慎ですか?