三度のバーレーン戦

9月6日はワールドカップ最終予選の初戦、相手はまたもやバーレーンだ。三次予選のアウエーでまさかの黒星をつけてくれたバーレーンだが、今回はどうなるだろうか。

確かにバーレーンやカタールは強くなった。しかし、残念ながら日本以上にストロングポイントのない国だと感じる。試合は見ていてつまらなく、相手が強いときには引いてカウンターという作戦しかないと言っても過言じゃない。常識的に考えれば、日本がバーレーンに再び負けるということはないだろう。ましてや、今年になって3回目の対戦ともなれば、自然と力が上のチームが負ける可能性は低くなっていくものだ。勝てはしなくとも負けなければよしである。

とは言うものの、中東中堅国の「引いて守る」という戦い方は日本が出来ない戦い方のひとつだ。攻め込まれた結果として引かざるを得なかった試合はたくさんあるが、最初から引いて守備を固める戦い方は、なまじっかボールを回せる日本には出来ない戦い方なのだ。それは日本の強みでもある反面、一番のウイークポイントになっている。

視点を我らが代表に移すと、そこには全く進歩も変化も感じられないチームがある。メンバーをみても、単にポジション別個人能力順の選手選考としか思えず、チームとして今まで以上に機能するメンバーとは思えない。これであれば、メンバーを異常なまでに固定したジーコの時のほうが、チームとして機能させていく時間はあったようにも思うくらいだ。適当につまみ食いをしてメンバをいじり、しかし結果としては今までとなん変わりのないチームというのはどういうことなのか。

この試合、負けて監督更迭になったほうが本戦に向けていい準備が出来るのではないかと思う。思えば加茂監督が更迭されたのは最終予選4試合を終えた時点だった。今回は5カ国の中で最悪でも3位に入ればかろうじて道は残る。加茂監督の時よりははるかに枠が広がっている。本戦に出れる確率は非常に高いのだ。だからこそ、早めに別の監督、それも日本人でない監督に代えるべきだ。このままでは本戦に行ってもドイツの再現にしかならないだろう。

あんな思いはもう嫌だ。

トップレベルとは

北島が平泳100mを世界新記録で堂々の金メダル、200mもオリンピック記録でぶっちぎりの金メダルと、2階級を2連覇するという驚異的な偉業を成し遂げた。やはり世界のトップはちがう。期待を裏切らず前評判どおりにバカみたいに強い。ノルディック複合の荻原健司、スピードスケートの清水宏保、柔道の山下泰裕や野村など、とにかく世界のトップに長い間君臨した選手は調子が良くない状態でも優勝できるレベルにまで到達していた。言うまでもなく、今回銅メダルを獲得した谷もそうだ。

世界のトップは、通常の力を出せればほぼ負けないレベルにまで到達している。もしかしたら8割くらいでも負けないレベルかもしれない。100%出せれば最強であり、120%まで行ったら無敵だ。そのようなレベルにまで這い上がったからこそ長く世界のトップに君臨できるのだろう。そして、ピークを外さず全てをしっかり仕上げてくる。予測不能のアクシデントや実力が多少衰えても、谷のように銅メダルを取れるほどの力を持っているのは恐るべしである。

サッカーも同じで、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリアなどはどんなに前評判が悪くても何故か勝ち上がってくる。それに対し、日本が男子サッカーに求めているのは120%の状態だ。持てる実力を出し尽くした上で更なる奇跡や火事場のバカ力を期待する。たまたまワールドクラスのプレーが出来てもまぐれは二度と続かないのにである。最高の状態だけを記憶しそれを望む。望まれた方も大変だろう。

サッカーオリンピック代表について、辛口のセルジオ越後がいいことを書いている。
決定力不足でなく実力不足/セルジオ越後
オシムじいさんが監督に就任してから、セルジオのコラムは少々頂けないと思うことも多かったのだが、今回のコラムは素敵だ。

監督や選手の質だけじゃなく、もっと根本的な問題があるんじゃないかな。例えばJリーグ。プロリーグをつくったのは何のためだったのか。世界で勝つためでもあったはずだ。J1は18チーム、J2も22チームまで増やすそうだが、拡張路線で肝心のレベルが下がっている。J1、J2とも14チームぐらいにしてJ3をつくるとか。力が拮抗(きっこう)し、凝縮された中で強化していかないと、選手のレベルなんて上がってこない。

これ、いいかも。もっと言ってくれ、もっと騒いでくれ。

もう一段上のレベルで勝ち負けを論じられるような代表になってほしいと思う。

男子サッカーオリンピック予選敗退

ナイジェリアに1-2で負けた日本は最終戦を待たずして予選敗退が決定した。8月11日の朝日新聞などには少々ヒステリックとも思える記事が掲載されていたりしてゲンナリする。確かに負けは負け、誰が何と言おうと予選敗退の事実は事実として受け止めなければならないし、期待していた人達が嘆くのも理解できなくもない。

しかし、必要以上に嘆くような内容ではなかったのではないか。これは次のオランダ戦ではっきりすると思うが、アメリカはオランダと2-2で引き分ける実力を持っているし、ナイジェリアもオランダとは引き分けに終わっている。このグループの実力は非常に接近したものだったと言ってもいいように思う。そのなかで、アメリカ、ナイジェリアどちらに対しても特定の選手がやり玉に挙げられるような試合運びはしていない。それどころかみんな集中力を切らさず良く走り数多くのチャンスを作った。チームとしての綻びも少なく、A代表の試合も含め、オシムじいさんが監督だったころの代表以上にまとまった姿を見せてもらったように感じるのだが、マスコミの評価は違うらしい。惜しむらくはゴールに押し込む最後の力がなかったことだ。

それより悲しくつらいのは、この結果が「全てが少しづつ足りない」という、そう簡単には埋まらない差をはっきりさせてしまったことだ。2002年の鈴木師匠のつま先数センチゴールから日本は世界に届きそうなところまで来たような気になっていたが、現実はやはり数センチ足りないのだ。差がはっきりしたことは、将来的にはいいことだろう。しかし、この数センチが何であるのか、どうやったら埋まるのか、さらには追い越すためにはどうするのか、解決策は一つではないだろうし今のままでは数センチが埋まるとも思えない。

Jリーグが出来、ジュニア世代からの育成もそれなりにうまくいっている。しかし全体的なレベルアップがなければこの差は埋まらないだろう。もう日本は夢を見ている時期でも夢を見ていられる国でも無いのだ。日本はここ十数年かけて山の麓までたどり着いた。近寄ってみると山の頂上ははるかに高く、頂上への道は予想以上に険しい。しかし、いままで想像でしかなかったその頂上の姿がおぼろげながらも見えた大会だったと、数十年後に思える大会であってほしいと思う。

実力通りとしか言いようがない

男子サッカーは御承知の通りアメリカに1-0で負けた。たった一瞬の差だったと思うが、これがサッカーというもの。Quakeで例えるなら、日本はすばしっこいが武器はブラスタで柔かく、アメリカは動きは遅いがレールガンを装備した硬い敵といったところか。もっと言えば、日本は弾を避けるのはうまいが当たらないAIMがへたくそなプレイヤーだ。特に敵が目の前に表れると、ただ撃つだけなはずなのに焦って狙いを外してしまう。柳沢症候群とでもいうべきなんだろうか。

冗談はさておき、実力的にはアメリカに負けてはいないと思うが優れているわけでもない。結果は実力通りとしか言いようがない。体格やパワーの差を走力で補わなければならないはずの日本だが、気温の高さのせいだろうか、今一つ精彩が見られなかったのは残念だ。選手はそれなりにがんばったと思うが結果が付いてこなかった。

一部では反町日本黒星、早くも崖っぷち/サッカーみたいに、「40年ぶりのメダルがかすんだ。」などと誰もそんなに期待していないことを白々しく恥ずかしげもなく書いているところもあるようだが、出場16ヶ国を見たって日本が実力的に下位クラスであるは誰が見たってわかる。要はオリンピック出場の16ヶ国枠、ワールドカップ出場の32ヶ国の中に滑り込むのがやっとの実力でしかないのだ。ましてや期待の司令塔・19歳の香川、若さを露呈(ISM) – Yahoo!ニュースにあるような、個人が“戦犯”になるような話ではないのだ。

このような真剣勝負の経験をどんどん重ね、こつこつと地道に力をつけていくしかない。ナイジェリア、オランダともアメリカ以上に手強いのは確実だ。予選を突破してガチンコ勝負を一試合でも多く経験してもらいたいのが本音だが、まずは目の前の2試合を全力かつ冷静に戦ってほしい。

それにしても相変わらず中国の観客は醜いようだ。出来ればオランダ戦とかで非常に醜い反日感情をさらけだしてもらいたいと思う。その様子が全世界に流れ、自分達の姿がどのくらい異常なのか客観的に判断してもらえば、少しはまともになれるかもしれない。

出陣

今日は女子、明日は男子が、オリンピック開会式を前に出陣する。女子は実力をそのまま出せればいいところまでいけそうな感じがするが ・・・。

女子はいざ始まってみると2点を先制される苦しい展開。今はネットで経過しか見ていないので詳しい状況はわからない。ただ、シュート数などを見ると、攻めまくっていながらも一瞬のスキをつかれて得点されるという、実力的に少々上のチームが負ける典型的なパターンのように見える。男子と違って、もしかしたら慢心していたのかも知れん。PKで1点返したが、現時点では残りあと10分少々しかない。ここで荒川登場。そういえば、試合開始直前のメンバーを見て荒川がスタメンじゃないというのに驚いた。それくらい他の選手の実力が高いのか、それとも荒川の調子が悪いのか・・・いずれにせよ、この残り時間で逆転というのは非常に考え難い。良くて引き分け、普通であれば負けのパターンに思い切りはまっている。

あれ?澤いれたね。やるね。やはりこのチームは強いのかな?こうなると逆にニュージーランドは精神的に辛いなぁ。攻められっぱなしだろうし、相手はイケイケだろうし、ボールポゼッションは圧倒的に日本だろうし、虎視眈眈とカウンターを狙うしかない。まぁ、2点取られた状況から考えると、取り敢えず負けなければそれでいいだろ。とにかく勝点0だけはダメだ。

試合終了。引き分けでかろうじて勝点1ゲト。非常に悔いの残る試合展開だっただろうから、これでエンジンかかるだろ。(と日記には書いておこう。)

さて、明日登場の男子は思った以上に前評判が低い。なんでここまで低いのか理解できないくらい低い。ここ数試合の戦いぶりを見ても評価があがらないのがすごい。リーグ突破は難しいかも知れないが、それはいつの年代だって同じことで今に始まったことじゃない。マスコミが盛り上がらないのは話題性のある選手が少ないからだろうと思うが、ここ数試合をみても期待度が変わらないマスコミになど報道してもらいたくないとさえ思うのだが、どうだろう。今のチームは思った以上にまとまっていて、なにか今までの代表にはなかった得体の知れない力を感じるのだが・・・チームが勝つために自分は何をすべきかという、非常に基本的な考えがすみずみまでいきわたっている感じがするのだ。こういうチームはなんだか知らないけど強いもんだ。その感じは、俺の単なる思い込みなんだろうか。

明日になれば俺の感覚が正しかったかわかるだろう。明日のアメリカ戦が楽しみだ。

悪くはない。しかし・・・

オリンピック代表はアルゼンチンに1-0で負けた。壮行試合であるし、相手はアルゼンチン、べつに負けてどうのこうのという試合ではない。しかし、惜しいチャンスも数回あっただけに、1点でもとっていれば、より気合の入ったアルゼンチンと戦えただろうことは残念無念。

アルゼンチンと日本で大きく違ったのは、やはりボールを止める技術だ。日本も確かにうまくなった。それでもアルゼンチンやブラジルなどの選手に比べれば100点満点の50点くらいでしかない。アルゼンチンは大きくポジションを変えるわけでもないのに、細かな間をポンポンポンとパスを通してくる。そのパスも正確だが、ワンタッチでぴたっと止めるからボールを奪いにいけない。なんだかなぁと思っていると、ピュッとスピードアップしてくる。なんというか、たまにチャンスは作ることが出来るが、アルゼンチンにあせりの色など全く見えないし、ボールを持たれたらほとんど取れない。アジアで言えば日本がタイとかのレベルで、日本がアルゼンチンという感じか。技術の差は運動量で補うしかないだろうな。

それでも、アルゼンチン相手でもサイド攻撃はそれなりに通用したこと、香川と本田と梶山は時折強烈な攻撃をみせることなどがわかってよかった。

ただ、リードされてからがむしゃらに点を取りに行く姿勢が見れなかったのは少々不満だ。とはいいつつ、アルゼンチンとでもそれなりに戦えることがわかったのは大きな自信となるかもしれない。アルゼンチンはコンディションが良くないように見えたが、それを差し引いてもやっぱり強かったからね。あの1点はちょっとどうしようもないだろ。

本戦までにさらにコンビネーションを磨き上げて、また、もっともっとフィジカルをあげて、とにかく走ってまずは予選突破だ。頼むぜ。

北京オリンピック代表メンバーに思う

北京オリンピックの代表メンバー18名が発表になりました。

ニュース | U-23日本代表 | 日本代表 | JFA

何というか、名前では選んでいないというところに「このチーム、もしかしたら強いかも」と思わせてくれます。突然一気に伸びることのあるこの世代ですから、反町監督の目を信じましょう。

それにしても漠然と「何か足りないなぁ」という印象が消えないため、今年の4月あたりのU-23代表メンバーを見てみました。改めて確認すると、いわゆる「有名どころ」が多く選に漏れているのが目につきます。平山、青山、梅崎、水野、柏木・・・平山が選ばれなくなったあたりから、流動的であったU-23メンバーはその流動性をますます強くした感があります。そして、多分ポテンシャルではかなり高いであろうと思われる柏木、梅崎、水野が全て選に漏れたのは少々驚きでもあります。また、抜群の強さと安定感を見せていた(と俺は思っている)青山直晃が漏れたのはかなりびっくりです。

オーバーエイジがダメになってしまったため、監督としては理想とは若干違う形になってしまったかもしれません。しかし、このメンバーから2〜3名をオーバーエイジと入れ換えるとなれば、俊輔や松井など、U-23年代の選手より圧倒的な力を持った選手でなければ逆にバランスが崩れるような感じもします。EURO2008のロシアみたいな戦い方が出来れば・・・

それにしてもライバル達は恐ろしい戦力です。オランダはマカーイまで出てくるようです。グループリーグはオランダが頭ひとつ抜けている感じがしますが、もし下馬評どおりとしたら残り3ヶ国の中で一番にならなきゃダメなわけで、かなり厳しいと言わざるを得ません。だけど俺は信じるぜ。

スペインは日本が目指すサッカーを具現化している

EURO2008はスペインが素晴らしいサッカーを見せてドイツを粉砕、見事に優勝しましたね。スケールは違いますが、高校サッカーで野州のパスサッカーが与えてくれた驚きを思い出しました。

高い守備意識を保ちつつ、良く走り高速なパスを何本も繋いでいくスペインのサッカーに惚れ惚れです。あのサッカーを長い時間継続できるのは、いうまでもなくスキルが高く精神力も強く、そしてフィジカルも強いからであることはいうまでもありません。昨年の日本代表も場面場面でスペインのようなサッカーを見せてくれることがありました。オシム前監督が目指していたのは、スペインのようなサッカーだったような気がします。

対格で劣る日本人は、ドイツのようなサッカーは出来ません。個人技で劣る日本人は、ブラジルやアルゼンチンのようなサッカーは出来ません。身体能力で劣る日本人は、アフリカや中東のような一瞬のパワーで打開することは出来ません。しかし、身体が小さい分小回りは効くので忍者のようなすばしっこさを持っています。また、高負荷な運動を続けられるのも日本人の特徴かもしれません。全員が走って走って走りまくりボールを運んでいく。これを研きあげていくと世界と戦えるようになるように思います。ただ、上には上がいて、そのようなサッカーを既にスペインやオランダが実践しています。だから日本はもっと走らなきゃダメなんだよ。

EURO2008だって、やっぱり走っている国が強かったと感じます。分身の術じゃないけれど、動くことによって数的な優位を作り出しているのです。相手には的を絞らせず、そして体力を消耗させさらに優位な状況に持ち込んでいく、そんな戦い方は日本にも出来るような気がします。やっぱりサッカーだもんな、走らなきゃ。

2010年W杯アジア最終予選組合せ

アジア最終予選の組合せが決まりましたね。日本はオーストラリア、ウズベキスタン、バーレーン、カタールと同じグループAとなりました。

2010年W杯南アフリカ大会:アジア予選結果

あぁ、楽勝の組合せと思ったのは俺だけでしょうか。オーストラリアとは五分五分としても、あとのチームに負けるようであれば本戦になど出る価値はありません。グループBは韓国、イラン、サウジでの星の潰しあいが起こるであろうことは容易に想像できます。そして韓国、イラン、サウジのいずれかは必ず3位以下になってしまうのです。ああ恐ろしい。それに比べ、ループAは客観的にみればオーストラリア、日本が頭ひとつ抜け出ていると考えてよいでしょう。

ただ、逆の見方をすればグループBでは多少の取りこぼしも挽回できる可能性が高いですが、グループAでは取りこぼしは許されないということになります。バーレーン・ウズベキスタン・カタールに対する最低限のノルマは引き分け以上で、負けは許されません。8試合で2敗したらかなりアブナくなりますし、引き分けも3試合程度までが限界。とにかく、負けた国が落っこちていくと思って間違いありません。勝点14が勝負の分かれ目だな・・・

ただ、個々にみればバーレーン・カタールは苦手にしている国だし、ウズベキスタンはツボにはまればかなり強いでしょう。しかし、選手個々のポテンシャルから考えれば負けるような相手とは言い難いハズ。それでも危ないかもと思ってしまうのは、監督交替後の不安定な戦い方に原因があるといっても過言ではありません。もっといえば、勝負を決めるのは「監督の能力」になりそうな気がします。

予選突破を信じていますが、「監督の能力」でかなり苦戦しそうに感じているのは俺だけではないでしょう。いくらなんでも3位以内には入るでしょうが、苦戦して加茂監督の再現になる前に監督を替えておいた方がいいと思いますけどね俺は。このままだと初戦が負け、第二戦引き分けとかで結果的に岡田更迭ってなんじゃないかと危惧してます。

今大会も前大会以上に予選は楽勝と思っていたのに、なんだか不安ばかりじゃん。ほんとにもー。

パスのスピードと走る量が違いすぎる

負けてしまいましたが、EURO2008のオランダのパスのスピードは相変わらずものすごかったですね。10mを越えたくらいのパスなんかインステップでドカンと蹴ったりしていて、蹴るほうも蹴るほうだけど止めるほうもそれをしっかり止めちゃう。日ごろから速いパス交換をしていないとああはできません。

そして、ロシアは途中死にかけましたが息を吹き返し走る走る。あのくらいテクニックッがあって体格も良い国があれくらい走るのは少々驚きです。しかしアルシャービンにはびっくりさせられました。途中からメッシとダブって見えたのは俺だけでしょうか。

さて、話を我らが代表に戻しましょう。バーレーンを拾い物のような1点で破り、とりあえずはグループリーグ1位の面目は保つことが出来ました。だけどバーレーン戦はまさにいつも見る日本代表。先発メンバーの俊輔、ヤット、憲剛は、なんだかんだいっても中距離パスが得意な選手。ドリブルで切り裂いていく選手はいません。本田もドリブルはうまいのですが、たとえればFirefox2.0のようなもっさり感がある選手でFirefox3.0のようなここ一番のキレは持っていません。相手にとって怖い選手は今も昔も瞬間的に速い選手です。パスのスピードもそれなり、ドリブルもそれなり、そして走力もそれなり・・・そりゃ変化など望めませんよ。これでは本戦に行ってあのロシアやオランダのような国と互角に戦えるわけもありません。

だから日本はもっと走らなきゃ。とにかく走って走って走りまくらなきゃ。大体試合見ていてもわかるじゃないですか。歩く選手が増えれば増えるほど苦戦しているんですよ、日本は。そして、ボールに触りたいだけで動くのはダメ。ボールにジャレつきたいのはわかるけど、ネコじゃないんだからさぁ。ボールがないところでも動いている選手が多いときはい結果が出ているし、ボールの周辺だけの場合はいつもの代表になっているんだから。だからとにかく体力つけて走れ、走るんだジョー。そして考えるんだジョー。

某TV局も「絶対に負けられないほげほげ」みたいなくだらんキャッチフレーズやめて、「日本は絶対に走り負けない」とかにしてくれよ、マジで。

驚きはポルトガルだけじゃなかった

EURO2008も決勝トーナメントに突入し、ますます盛り上がっている御様子。地区予選ではイギリスが敗退し、予選リーグでもフランス・チェコが敗退など予想外の結果が出てたりして面白いのですが、優勝候補の呼び声が高かったポルトガルがドイツに敗れてしまいましたね。

この結果は驚きをもって伝えられていますが、ワールドカップ以降のドイツも強いから意外ということでもないように思います。特に俺がいつでも感心するのは、そんなにずば抜けた身体能力やテクニックがあるわけでもないのに非常に得点能力が高いクローゼ。彼が脚光を浴びたのは日韓ワールドカップで、本大会で5点を入れロナウドに次ぐ得点数でした。ですがあのときは「フロックだろ」と思っていましたよ、ええ。しかし2006年のドイツ大会でも5点を入れ得点王になっています。2大会で10点はロナウドの11点に次ぐ成績であり、この得点能力の高さは認めざるを得ません。

そのクローゼをトップに周囲にも得点能力がある選手をところどころに配置したドイツは、伝統の組織力にその破壊力が加わり、なんだか知らないがいつのまにか勝っているチームへと進化しています。今年のEURO2008はオランダの爆発力が強い印象を残していますが、ドイツも相当のものです。つか、決勝トーナメントはどれも面白そう。

なんて思っていたらサッカーの神様はポルトガルの敗退だけでは物足りなかったらしく、トルコは奇跡を起こしまくり圧倒的な破壊力を誇ったオランダもヒディングマジックの前に沈黙、そしてワールドカップ覇者のイタリアもPKで負けてしまいました。

簡単に言ってしまえば、俺の準々決勝の予想は全てハズレ!!みごとにハズレ!!ぜーんぶんハズレ!!ここまで完璧にはずれるのも珍しいというか、逆に全部外すのは難しいよね・・・

それでもやっぱりこれからの試合は面白そう。決勝トーナメントの試合ぶりからみると、ロシアが面白い試合をしてくれそうで楽しみですね。ああ、だけどやっぱり眠いね。

3次予選突破したね

タイに3-0勝ってオマーンがバーレーンと引き分けたので、日本のアジア最終予選進出が決まった。結果だけで見れば順当過ぎるほど順当な結果なんだが、やっぱり痛感するのは、「負けちゃだめ」ってことだ。今回だって川口のポカで入れられた一点で負けちゃったから結果以上に「苦戦」というイメージが付きまとったし、実際にアブナイ橋を渡ることになった。勝負にタラればは禁物だけど、バーレーンとのアウエー戦が引き分けであったなら何も騒がれなかったはずだ。

よって、最終予選はどんなことがあっても引き分け以上で終わらなくてはよろしくない。どんな国がこようとも、勝点0だけはいけない。大体アジアでは気をつければ負けないレベルでなくて世界に通用なんかするものか。

アジアの他の国を見てみると、ワールドカップアジア3次予選展望で予想した通りの状況になりつつある。強いところはなんだかんだ言っても順当に勝ち上がってくる。最終的には、オーストラリア、日本、韓国、イラン、サウジアラビア、あと、3次予選の結果だけみれば北朝鮮の中からどの国が落っこちるかなのだ。どこを落とすのではない。どこが落ちるか、だと思う。たぶんミスした回数の多いところが落ちる。そういう意味で恐いのは、いまだ失点していない北朝鮮だ。

点を取られなければ負けることはない。点を取ることばかりに話題がいくが、日本は3次予選で既に3点も取られている。気持ちまでも前がかりはなって欲しくないのが本音だ。今の日本は引いて守れないような気がする。引けば足が止まり微妙にマークがずれ、一瞬の隙を突かれてしまうだろう。カッコ悪いと思うかもしれないが、ガチガチに守ることも世界のトップクラス相手には必要だ。最低限アジアでそれが出来なければ、もっと強い相手に通用する訳もない。カッコ悪くてもいいから、ガッチリと守りを固めてほしい。そう、中澤や闘莉王がいなくてもだ。

これからが本番だ。ちょっと気合入ってきて、やっとワールドカップモードになってきた感じかな。

勝つことしか考えていないからだめなんじゃないの?

岡田監督「勝つことしか考えていない」 – サッカー日本代表ニュース : nikkansports.com

この時点で悲壮感漂う感じはちょっと勘弁してほしい。なんとなく立て直してきたようなイメージを持っていたが、よく考えればバーレーン戦では勝点を失いオマーン戦でも辛うじて勝点1を拾ったような状態でしかない。なんなんだよこの状態。

このグループではいまのところ一番力が劣ると見られているタイであるが、バーレーンにアウエーで引き分けて気分的には昇り調子だ。そのチームとホームで対戦するのであるから、今の日本のレベルを考えると楽に勝てるとは思えない。そして、いるといないでは大違いの俊輔が右足首痛、松井も腰の打撲、大久保はレッドカードで出場停止と、ただでさえピンとこない代表から下手をすれば3駒落ちなのである。

さらにいえば、サッカーキャスト第27回 ワールドカップ3次予選、オマーン戦を終えて – SoccerCastでも話されているが、ヤットと長谷部のドイスボランチってどうなんだろうなと真面目に思う。長谷部は非常に窮屈そうだし、かといって俊輔と松井とヤットのために汗かきだけするタイプでもない。いまひとつバランスを欠いている様に思うのは俺だけでは無いハズだ。また、交替としてバランスが崩れやすい山瀬を入れるのも非常に疑問。そして内田はやっぱり守備では不安な面も多い。そのくせその不安を補って余りある攻撃を見せる訳でもない。

たぶんタイも内田のサイドを使って一気にカウンターを仕掛けてきそうな悪寒がする。タイって思っているよりずっとうまいんだよね。比較的スタミナもあるし、何と言うか日本の縮小版みたいなところがある。結構ヤバいと思うんだけどなぁ。

ということで、俺は次のようなスタメンを提案するぞ。

GK 楢崎
DF 今野 中澤 寺田 駒野
MF 憲剛 遠藤 啓太 松井
FW 闘莉王 玉田

ダメかな?だめだね・・・

もし負けたら次の監督は誰かなぁ。こんな既視感のある試合ばっかりだったら負けてもらって監督交替の方がいいように思えるのが悲しい。

とりあえず最悪の結果は回避できた

昨日は試合開始まもなくオマーンに先制されるじりじりとした苦しい試合運びで、TV画面から暑さまでもが伝わってくるようだった。世界をあっと言わせるであろうヤットのPKが決まって同点としたが、相手にもPKを与えるなど、勝点1が拾えた事を感謝しなくてはならないと思う。

見た限りでは闘莉王は本調子には程遠く、もしかしたら下痢をしてた一人なのかもしれない。また、内田は守備でのほころびも多く、かなり危なっかしかった。大久保はやっぱり大久保だったし・・・オマーンも退場者が出てよかったよ。最後には足が止まっているのに前がかりになって中盤がいなくなるという、ジーコ時代によく見られたシーンも続出。ちょっとひやひやさせすぎだよキミタチ。ただ、オマーンはこの前のバーレーンより強いような感じもする。

他のグループを見てみると、以前予想したとおりやっぱりラフプレーが大好きな中国は駄目っぽいね。今のところ予想外なのはカタールと日本の1敗ってところ。まぁ、オリンピックでなにかやらかしてくれるだろうどこかの国はアジアの恥になる可能性大。よって本戦には絶対出て欲しくないから良かった良かった、と言っておこう。

しかし、今回の殺人的な試合開始時間、いつぞやの惨敗の時と同じく、またまた日本のエージェントが大活躍してくれたらしい。

当初、18時15分に設定されていたキックオフ時間が「日本のエージェントの都合で」1時間早められたことについては、地元オマーンの新聞でも、しっかりと報じられている。

スポーツナビ | サッカー|日本代表|灼熱の大地で得たもの(1/2)

もういい加減にせえよって感じだ。こんなことをいつまで続けるのか。あの暑いドイツで、日本だけがどういうわけか日中に2試合も予選を戦ったことを忘れちゃならない。夜中に放映しようと、勝ち上がれば勝ち上がるほど見る人は増えるのだ。負ける要素を増やしてもTVが優先なんて、だれも望んじゃいない。そんなことか出来ないのであれば、もう民放で放映してもらわなくても結構だとさえ思う。やかましい解説に過剰な演出など見たくもない。

頼むから全部NHKでやってくれよ。マジで。

4連戦のひとつめは完勝

昨日のオマーン戦は、快勝というレベルじゃなくてほぼ「完勝」。しいて言えばもう少し点が入って欲しかったというか、もう少しシュートがあっても良かった点と、もう少々大きなサイドチェンジとオーバーラップが見たかったことくらい。ただ、オマーンも最終ラインはそこそこ上げてきていたけれどほぼ自陣に釘付けだったので、シュートコースもオーバーラップのスペースも少なかったのはやむを得ないかもしれない。

スタメンも理想的なポジションだったように思う。玉田の位置に復調した高原を入れた形が岡田監督の理想形なのかもしれない。昨日の試合だけ見れば、岡田監督はうまくチームを作ったと言える様に思う。

ただし、まだ4連戦のうちのたった1試合だ。気温の低い日本だからあれほど走れたのかもしれない。あのチームが走れなくなったら、予想以上に切り裂かれる可能性は否定できない。また、なんだかんだ言っても所詮オマーンである。オマーン相手にあのくらいの試合は常時してもらわないと困るのも確かだ。

と、いちゃもんをつけていても、昨日の試合はなんだかうれしかった。戦う姿勢も見られたし集中力が切れない。選手同士が動き出しやポジションについて声を掛け合い、そして修正していくさまも見れた。そして、俊輔や松井は相手にとってかなりの脅威だ。あんな狭いところで平気でワンタッチでボールを回し、ボールを持てば取られず、パスコースを切っても切れ込んでシュートまで持っていってしまう。その後ろには飄々とヤットが待ちうけ、ボールを散らしまくる。他の国から見たら、日本にはもう少し寝ていて欲しかったかもしれないが、とりあえず少々目が覚めた感じがする。

次は7日のオマーン(アウエー)戦だ。選手が楽観視しなければ大丈夫だろう。タイも叩いて、最後にはホームでバーレーンに格の違いを見せ付けて欲しい。一回勝ったくらいで調子にのんなよバーレーン。

( ̄へ  ̄ 凸