APPLEの未来が見えない

最近ひところのような「APPLE快進撃」みたいな話はとんと聞こえなくなってきた。成熟期というか踊り場というか、そんな状態なんだろうと思う。だけど、これからのAPPLEの未来、それもそう遠くない未来はそんなに明るくないんじゃないかと思うようになった。

そのきっかけはAndroidのタブレットを使うようになってからだ。既に気がついている人はたくさんいるんだろうが、Googleをプラットフォームというかバックグラウンドにしておくととにかく楽ちんだ。あまりにラクチンなので、ブラウザもついにchromeに変えてしまったほどだ。

OSはハードの差を吸収してオペレーションの標準化をするものだ、みたいに言われてきた。今はそれがブラウザを中心にGoogleという巨大なプラットフォームの中で展開されつつある。Googleのサービスはこれからどんどん統合されていくと思う。Googleを意識しないままGoogleを使っている。そんな時代になりつつあるような気がする。

方やAPPLEはやはりハードメーカーでしかない。それどころか、ハードとそれを基盤とするソフトウエアでユーザを囲い込みしようとしている。これは日本のケータイが歩んできた道そのものではなかろうか。

音声認識ももうすぐ本格実用されるだろう。ウェアラブルディスプレイもあと10年もしないうちにメジャーになるに違いない。PC的なものは、既にスマホのサイズにまで小さくなってきている。あとは電池だけだ。素晴らしい電池が開発されれば、あっという間にウエアラブルコンピューティングの時代になるだろう。その時重要なのはハードウエアではなく、ネットワークの後ろに位置する情報のデータベースだ。残念ながらAPPLEにはそれがない。

今のAPPLEの繁栄はiPodの爆発的な普及によってもたらされたものだ。iPhoneもiPadもその派生系でしかない。そう、次が出ていないのだ。このままでは急激に失速するのはほぼ間違いないだろう。

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