若きイレブンが勝った

アジアユースで日本がサウジを破り、みごと07年カナダ開催のU-20W杯出場を決めた。

俺のところでは若きイレブンの活躍をスポーツニュースとかで見ることしかできず、どんな戦いをしているのか詳細はわからない。だけどダイジェストとかで見る限り、小野の時代より強いような印象を受ける。小野のときは技術の高さだけが印象に残っているが、今回は本当に強いといった感じがするのは俺だけだろうか。

技術、フィジカル、試合運び共に今までのユース代表とはひと回り違うような感じがするのだ。以前と比べ、Jリーグでレギュラーを張る人材が多いせいかもしれない。戦い方も落ち着いており、ばたつく感じがしない。

前回のユース代表は小粒と言われてきたが、そう毎回強かったらA代表だってもっと強いはずで、こういう波があって当たり前だろう。今大会で強そうな奴らが出てきたのは本当にうれしい限りだ。

本大会も大事だが、まずはアジアユースでいまだかつて勝ち取ったことのない優勝をもぎ取ってほしい。アジアでこの年代から強さを見せつけておくことは、今後にとってもとても重要なことだし、なにより自分たちの大きな自信になるだろう。そして順調に力をつけ、次のワールドカップメンバーに選ばれるようになってほしいものだ。

久々にとてもうれしい話題だな、これは。

実りある敗戦という見解

いろんなところでガーナ戦は実りある敗戦なんて言葉が目につく。

はたして本当にそうなのか?

確かに今までと比較して、実力ある相手にそこそこの試合は出来たかもしれない。メンバーも怪我人とかで苦しい中、よくやったという話になるのかも知れない。

俺としては結構つまらない試合だったと思っている。これは単に俺がエンターテイメント性の高い選手を好んでいるからだけなんだとは思う。だから後半途中からの中村憲剛は見ていてなかなか楽しかった。

話を戻すが、よく考えて欲しい。日本代表は今までだって中堅どころの強豪と呼ばれるチームにはそこそこ健闘してきた。健闘だけでいいというならそれでもいいが、ほとんど勝っていないのも事実だ。俺は健闘すれば拍手する日本の風潮はあまり納得できない。長い目で見たらガーナ戦は負けても問題ない試合だとは思う。だけど日本代表なのだ。代表に結果を求めるのは至極当然のことじゃないのか?俺たちの代表なんだぜ?無理とは思っていてもドイツワールドカップでブラジルに勝つなんて思いを込めていた癖に、そのブラジルより弱いであろうガーナに負けてもよしとするのはいかがなものか。単に自分(の代表)を慰めているだけのことじゃないかと思う。

得点力の無さだっていつまでたってもいわれている話だ。そもそも得点力のあるチームなんてそう滅多にあるもんじゃない。これはお化けストライカーがいないとなかなか難しい話で、これは宝くじに当たるようなもんだろう。だからこそ今まで以上にチーム力、個人力を全体的に底上げしなくちゃならない。それにしては選手がいまひとつ小粒な感じが否めない。これから上げていくのだとは思うが…逆をいえば、あの小粒な選手だけであのくらいの試合を出来るようにしたオシム監督はすごいんだろうな。

一番気にくわないのが、オシム監督が否定的な意見をいわないと全てがそういった風潮に流されるということだ。辛口な意見をいっているのはセルジオさんしかいないじゃないか。

人間は満足すればそこで進歩は止まってしまう。選手自体はあまり満足していないようなので少しは安心だが、周りがこの調子では少々心配だ。

明日から日本代表が世界一のレベルになることはないだろうが、目標はあくまで世界一。その山の頂上を見ずに、山の中腹で満足しちゃダメだと思う。もっともっと強くなって欲しいのだよ、俺は。

オシム監督は俊輔を認めていないなどとは言っていない

この俊輔不用論については、以前からとても不満に思っていたのでエントリします。

スポーツナビ | ニュース | オシム監督 ついに俊輔認めた

話題性だけでこんなことを記事にされることがとても残念ですし、それにこの情報をリークしてきたのが、話題の川淵三郎キャプテンだってのが泣かせます。ホント軽口男だなぁ。

否定めいたことを書いておきながら過去の記事を参考にするのも気が引けることですが、オシム監督は、俊輔を認めていないなんて事は一言も言っていません、多分。

——エレガントと効率性は両立しないということだが、エレガントなプレーをする日本の選手についてはどう考えるか?

 意味は分かる。あまりにもエレガントなプレーヤーは難しいかもしれない。普通に美しいプレーヤーはどうか? 格好いいかもしれない。美しいプレーをして、その結果はどうなるか? その結果を考慮したい。美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない。現代サッカーのトレンドはそうではない。今はどんなに美しいプレーをしたかではなく、何勝したか、それが求められる。残念ながら。

オシム俊輔不用論はこの発言から来ていると推測されますが、オシム監督はエレガントでも結果が出ない事にはどうしようもないだろうという意味のことを述べているだけで、俊輔を名指ししてもいないし不要とも言っていません。エレガントさを優先することは否定しているだけじゃないですか。エレガントさを追求することよりも勝つ確率を上げて行くことを優先するって事です。それがなんでマスコミのフィルターを通すと「俊輔不要」になるのかさっぱりわかりません。馬鹿さ加減大爆発って感じです。

話題性だけを追い求め勝手にでっちあげてしまうのはマスコミの常套手段ではありますが、これをスポーツでもやってしまうマスコミのいい加減さにはほとほと呆れてしまいます。

大体エレガントと言われるプレーヤーは俊輔以外でも小野も該当するでしょうし、オシムが名を挙げている松井だってエレガントと言える部類じゃないかと思う次第。

オシムはチームとして勝つ為に必要とあれば、どんな選手でも使う監督じゃないかと思います。多分G子より勝ちにこだわっているのじゃないかと…といいますか、多分この発言は前監督に対しての考えかたの違いを暗に述べたという意味合いが強いんじゃないでしょうか。そして、監督はもう変わったんだよということをマスコミ、ファン、そして選手へ伝えるためのメッセージであると解釈しています。

U-17アジア選手権で日本が北朝鮮下し優勝

スポーツナビ | ニュース | 日本、北朝鮮下し優勝 U-17アジア選手権

おいおい、こんなすごいニュース、なんでもっと報道しないんですか?

優勝だよ、優勝。それも聞くところによるととってもいいチームみたいじゃないですか。このメンバーからA代表に何人出てくるか、とっても楽しみなメンバーじゃない。それなのになんだか全く盛り上がっていないね。

もっと騒いでよ。(T_T)

アジアカップ最終予選

サウジ戦に負けてしまった日本代表。いまイエメン戦を見ています。ちょうど前半終了したところです。

なんといいますか、点が入る感じがまったく無いですね。武藤文雄さんが狂的な中東遠征日程のなかで

この遠征で勝ち点4以上取れたら「大成功」であろう。いや、勝ち点2以上(つまり1勝1敗か2分け)確保できれば「成功」、勝ち点1でも「最低ライン合格」と言ってよいように思えてきた。

と書かれていますが、日程等はさておいてもまじめに勝点1って感じしかしません。

サウジ戦については甘々な報道の中、辛口セルジオさんが高校サッカーレベル…世界には通用しないと一刀両断してくれちゃってます。やっぱり勝って欲しいってのは本音ですよ。本当にブラジルの人って勝ちにこだわりますねぇ。

イエメン位の相手に、なんでもっと個人の力の差を見せつけていかないのか不思議です。ピッチコンディションとかの影響はあるでしょうが、それは相手だって同じです。ドリブルで抜きさって行くことがなぜ出来ないのか・・・。切り裂いていかないからますます点の入る感じがしないのですよ。球離れが速いだけではどうしようも無いでしょう。遅いときがあるからより速く見えるのですから。緩急の差をつけずに一本調子ではいくらイエメンと言えども守りやすいに違いありません。

さて、後半です。前半も結構走ってたから、途中で息が上がらなきゃいいですけど。

なんだかオシムオシムで、オシム監督の望む姿に沿うようにと言わんばかりの風潮ってどうなですかね。言われたとおりにやるだけじゃ、それこそバカじゃないですか。小学生じゃあるまいし、先生に怒られるのが恐いみたいに見えちゃいます。

ああ、ついに息が上がってきましたね。負けるかもしれんねこれは。かなりやばい状況です。超間延びしてます。それこそ誰かくっつきドリブルしてみてよ。

しかし最後の最後は放りこみパワープレーですか。なんとまぁ情けない。ほんと高校サッカーレベルと言われてもしかたないかもしれませんね。かんべんしてよね、ホント。

あれ?入っちゃったね。負けなくてヨカッタネ。それだけの試合じゃ。あほくさ。

くっつきドリブル

サッカーに新たな大技? 話題呼ぶ「くっつきドリブル」とは。 Narinari.com

なんだこれは。以前メキシコのブランコがかにばさみフェイントで話題になったことがあるけど、これはかにばさみに匹敵する、いや、それ以上の大技だ。

アホくさいと思う無かれ、これはまじめにヤバい技だぞ。ファウル以外で止める方法はあるのか?どうやってボールを奪えばいいんだ。まさにサッカーの大リーグボール一号だぞ、これは。

小野伸二なら出来そうだな。

オシムの力

昨日の試合の前半は、トリニダード・トバゴが半分寝ていたような状況の間に点をとったので、日本が優位に試合を進める事が出来た。前半40分あたりからトリニダード・トバゴも目がなれてきたのか攻め込まれる時間も出てきたが全体を通して大きく破綻することもなく、見ていて「日本ってやっぱりそれなりに力があるんだ」と思えるような内容だったと思う。

スポーツナビ | サッカー|日本代表|トリニダード・トバゴ戦後 オシム監督会見 KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ 2006の中で、オシムは

私は魔法使いではないので、これほど短い時間でチームのコンビネーションを練り上げることはできない。

などと述べているが、限られた時間や選手懲収の制約などの条件の中でも最もベストな方法を探し出し具現化出来るのは素晴しい。

メンバーが変わった後半は少々かみあわない場面も見られたが、数本のダイレクトパスを繋げてシュートまで持っていく場面もあり、まことにもって今後が楽しみである。

難を言えばオシムが指摘している通り、運動量が落ちるととたんに相手が目立つ状況になってしまうと言うことか。しかしこれもオシムが「走力」というキーワードを明確にしているのだから、代表を目指す選手は自ら走力アップに取り組むに違いない。

スポーツに「たられば」は禁物なのは重々承知だが、ドイツ本戦の数ヵ月前から、いや、1ヶ月前でもいい、もしオシムが代表の指揮を取っていたら、ドイツでの試合はもっともっと違った形になっていたのではないかとさえ思ってしまう。

名古屋にいたときのベンゲルといい、世界で一流と呼ばれている監督の力と言うのは本当にすごいものなんだな。

新しい代表の初試合

今日、新代表の初試合が行われますね。いろいろな報道を見ていて、ますますオシム監督に惚れ込んじゃいました。報道だけ見ていても引き込まれてしまうくらいですから、指導を受けている選手はもっと何かを感じているんじゃないでしょうか。

それは試合前日の選手のコメントにも出ている様に思います。
スポーツナビ | サッカー|日本代表|トリニダード・トバゴ戦前日 選手コメント KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ 2006
特に驚くのが、ほとんどの選手がトレーニングを楽しんでいることと、トレーニングに対する満足感があるということ。前監督のときには聞いたことのないコメントばかりです。指導者が違えばここまで違うものなんですね。

戦術理解能力や技術・体力ともにそれなりのレベルのメンバーですから、今日は予想以上にいい試合をするような気がします。

オシムはさすがだ

スポーツナビ | ニュース | オシムJAPAN 怒りの船出

オシムが初めて選考したメンバーは、なんとたったの13人でしたね。少ないなー、あとで追加でもするのかななんて安易に思った俺は本当に阿呆だね。

しかし凄いねオシムは。

旧ユーゴスラビア代表監督時代の90年イタリアW杯では、初戦西ドイツ戦で地元マスコミが望む選手を起用して大敗。「記者諸君が使えという選手を使うとどうなるか、これで分かっただろう」と言い放った伝説の持ち主。

でもわかる通り信念は絶対に曲げないし、周りを黙らせ反省させる術をよく知っていますよ。ユーゴのときは「わざと負けた」まで言い放っているらしいですしね。

今回だって特段騒ぎたてるわけでもなく、全ての条件をクリアしたらこんな形になったんだよ、ってなもんですから。「任務は必ず達成させる。そのためにはちゃんと協力してもらわねば困る。」という強い意志の表れですね。

これでぬるま湯協会も少しは反省するかなぁ。

緊急掲載 川淵会長にレッドカードを!

なにやら騒がしい川淵会長近辺です。何が騒がしいか知りたい方はSOCCER UNDERGROUND BLOGを見てくださいね。

こういった騒動もさることながら、俺としては日本代表があのような結果に終わったことに対するけじめはきちんとつけて欲しいと思うのです。俺ははっきり言ってジーコ監督容認派でした。ですが結果だけを強く求めるジーコが結果を出せなかったのですから、ジーコ理論から言えば大失格です。一応ジーコは辞めてますし。

結果を残せるはずが残せなかったのであれば、どこかが間違っていたと言うことになります。であればやはり何らかの対策は必要でしょう。特に今までの体制を変えない限り、再び同じような状況になりかねません。下手すりゃ予選敗退しますよ。

体制を変えたと世に知らしめるためにも、やはり頭は変わってもらいたい、そう思います。

冷めていた王様の周囲?

冷めていた王様の周囲/検証ジーコ日本 – 2006年ドイツW杯 日本代表ニュース : nikkansports.com

すこしかじった人ならやっぱりねなんて思いそうなこの話。だけど、この話が本当だとすれば、中田の強さにフィットできかった周囲とフィットさせることをしなかった監督(フィットさせるようにしたのかもしれないが、結果としてフィットしていなかったとすればしていないのと同じ)についてももっと述べるべきではないのか。

まず第一に試合に勝つことが最重要命題だとしたら、そのためには強い武器を前面に押し出すことは当り前のことだと思う。ましてやチームの中心に中田を据えていたのであるから、王様に従わない、あるいは従えない家来は必要ないのだ。王様を変えたほうが強いとなれば変えることが当然必要である。

ジーコは現役のときは絶対的な王様であったと思う。現役のころのジーコは間違った判断をする可能性がきわめて低く、家来をひれ伏させる圧倒的な力を持っていた。だが、残念ながら中田はそこまでの選手ではない。確かに日本の中で、特に試合の中での存在感は際立っていた。しかし周囲をひれ伏させるほどの力は持っていない。周囲の選手にはもっと技術が上の選手もいるし、ファンタジスタの能力が高い選手もいる。高い能力を確実に計算できるのが中田であり、驚きはあまり持ち合わせていない。

そうはいってもチームの中心は中田であったのであれば、我を殺しても中田が動きやすいようにするのが当然の話であり、それが代表チームメンバーの義務であると思う。いくら自分が楽しい試合をしても、つまらぬ負けかたをしてしまえば代表の責任は果たしていないといってもいい。

チーム内の本当のことはわからないが、試合だけを見る限りでは中田以外は自分の役目を果たしたとは思えない。役目を果たしていないにも関らず、チーム内の溝があるから負けたなんてアマチュアみたいな釈明は聞きたくもないしこれからもあって欲しくない。

中田の引退の理由ひとつは、日本代表にかける熱意が切れてしまったからなのかもしれない。いくら言葉と態度でプロ意識を伝えようとしても自分のやり方では変えることが出来なかった、そういった思いが引き金になったのかもしれない。

中田のプレーを見ていると、代表にかける思いがひしひしと伝わってくる。確かに一部で言われるように自分を高く売るためとも取れなくもない。だが、最高の舞台で持てる力を十二分に発揮し、それが評価されることに対して、何の不満があるのか。王様を引き立てることで自分もより引き立つと何故思わないのか。

孤立した王様を助けるのは、もっと上の立場の監督しかいない。王様を生かすために周りをどう使うのか、それが出来るのは監督だけなのだ。

ジーコ信者だったが、サッカーを思う人々のジーコ不要論は正しかったと言わざるを得ない。自分のサッカーに対する認識の甘さを痛感する。

イタリア優勝おめでとう

延長でも決着がつかず、PK戦の末にイタリアが優勝しましたね。

前半はイタリアのペースだと思ったのですが、後半からはずっとフランスが有利に試合を進めていましたね。ただし、両チームともとんでもないディフェンス力ですから、最後の最後は詰めきれないままでした。

ジダンの退場は御愛敬というか、お約束でしょうね。だいたいジダンは昔からブチ切れやすいし、あんなの良くある話です。フランス大会だってそうだったでしょ?最後の試合で退場ってのは、ある意味ものすごくジダンらしい幕切れじゃないですか。

イタリアは全員で勝ち取った優勝って感じがします。始まったころはまさか優勝するとは思ってもいなかったんですが、決勝リーグのオーストラリア戦から急激に勢いがついたような気がします。

・・・

4年に一度の祭典がついに終わってしまいました。ずっとずっと見ていたかったです。2010年まであと4年待たなければなりません。4年後はどんなドラマが待っているのでしょう。4年後こそは日本代表が躍進してくれることを夢見て、2010年を待ちましょう。

イタリア、4度めの優勝おめでとう。

中田の引退に思う

今回のドイツワールドカップを見ていると、ベテランが中心選手のチームが躍進しているように思う。ポルトガル・フランス・イタリア…30歳を超えると第一線に残ることは難しいサッカー界ではあるが、30歳を超えた選手が持てる力を存分に発揮しているチームが勝ち残っているのだ。

ベテランはベテランでしか出せないものがある。誰もが認める実力を持った先輩がチームのためだけに力を発揮している。そのような姿をみて、若手ががんばらないはずはない。

日本代表は今大会黄金世代と呼ばれるメンバーであった。だが、個々の能力は高くとも、絶対的なチームの柱はいなかった。精神的な柱、戦術的な柱、いずれも不在であったと言わざるを得ない。中田は柱になりかけてはいたが、なりきれていなかった。

ポルトガルも黄金世代が全盛のころは評判に結果がついてこなかった。しかし、今のポルトガルは年齢層のバランスも良く、チームの柱もきちんと出来ている。俺は今のポルトガルの姿を、将来の日本代表に重ねてみていた。将来の日本代表で、中田はフィーゴのような存在になってほしいと思っていた。年齢を重ねた中田の一挙一動がチームを鼓舞し、叱咤激励していくものと信じていた。

だが、それも夢で終わってしまいそうだ。

喪失感は大きい。

中田引退は痛すぎる

中田が引退を表明した。もしかしてと思っていたが、現実の話になると中田の存在感の大きさを改めて実感させられる。

思えば、フランスワールドカップのアジア予選から中田は日本A代表の中心だった。ここ10年は中田のチームだったのだ。今大会までは中田のレベルは他を超越していた。しかし、他の代表選手も次第に力をつけ、技術的な面だけをみれば中田より優れた選手も多くなった。だが、今回のワールドカップをみても明らかな通り、中田の存在感の大きさは他を圧倒していた。

その存在感はどこから来るのか。それは自分に対する厳しさが根底にあるのではないかと思う。いつでも期待された通りの力を発揮するプロ中のプロが中田だ。代表でパフォーマンスの悪い中田というのは、故障明け数試合しかなかったはずだ。いつでも現状に満足することなく高い目標に向かって着実に進んで行こうとする姿を、若い選手も見習ってほしいと思う。自己中心的であろうともわがままであろうとも、高い個の力を持った選手が必要なのだ。高い力をつけるには、よほどの突出した才能を持っていない限り、日々の積み重ねでつけていくしかないのである。それには貪欲さと粘り強さと賢さが必要だ。

中田の引退はあまりにも寂しい。いつでも持てる力を十二分に発揮する姿をもう見ることはないのだ。中田を超えるような選手は出てくるのだろうか。

ブラジルのいないワールドカップなんて

ブラジルが負けた。調子が良いような感じは少なかったけれど、まさかフランスごときに負けるとは。

アルゼンチンも負け、南米はいなくなってしまった。ブラジルもアルゼンチンもいないワールドカップなんて興味半減だ。ドイツもイタリアもフランスも見ていて面白くない。ポルトガルがかろうじて面白みがあるかもと言うくらいだ。

準決勝ではデコが戻って来る。だけど今日のフランスの出来を見ると、ポルトガルは厳しいかもしれない。イタリアも調子よさそう。イタリア-フランスの決勝かもなぁ。

予選では比較的多く見られたミドルシュートだが、決勝リーグにはいって極端に少なくなったように思う。ポジショニングがいいためコースが空かないからだろうか。それとも大事に行こうと言う気持ちが強いからなのだろうか。

なんかもうどうでも良いや。俺のお気に入りの日本もブラジルもアルゼンチンもいない。最近の大会はずっとブラジルが決勝まで残っていたから良かったんだけど、ひさびさに興味消失になった大会だな。ああ、つまんねー。