ビデオを再生したような試合はもう結構

昨日のオーストラリア戦は見事に負けた。オーストラリアは勝点20という一人勝ちで予選を終えた。

先制したのちパワーと高さでゴリ押しされ逆転負、いつかどこかで見た光景がまた繰り返えされた。日本が惜しかったシーンなどほとんどなく、セットプレーから1点は取って無失点記録を途切れさせるのが精一杯だった。

思い返せば、初戦のバーレーン戦、アウエーでのウズベキスタン戦、ホームでのカタール戦、そして昨日のアウエーでのオーストラリア戦と、なんと予選8試合の半分が押し込まれる場面が多かった試合だ。相手にとって安全なゾーンでのボールキープ時間が長いためボールポゼッションは日本が高い。しかし、肝心な場面では相手より弱い場面が目につく。昨日の試合とそれ以外の差は、ここぞという場面での「個人の決定力」と「個を生かす動き」だけであり、その力の優れたチームと対戦した場合は昨日のように負けてしまうだろう。簡単に言えば、日本は予選を勝ち抜いたのではなく、相手が勝手に潰れて行っただけなのだ。

オーストラリアは日本より選手間の距離が2〜3m長い。その距離を保てば相手の選手に囲まれない。あとは個の力をうまく組み合わせ、ここぞという時にきちんとスイッチを切り替えて相手を叩く。要は一人が負担できる範囲が広いのだ。ポジションチェンジなどもあまりなくクソ面白くないが、穴もないからそう簡単に負けない。悔しいが、今の日本では勝てないだろう。

昨日のメンバーで、ドイツでオーストラリアに煮え湯を飲まされたのは玉田しかいない。それも玉田は試合に出ていないのである。新たなメンバーが再び煮え湯を飲まされた。代表選手はこの苦い思いを力に変えることができるのだろうか。

俊輔がもしスペインに行き試合に出れない日が続くのであれば、代表での活躍は望めない可能性が高い。中澤はますます力が衰えるだろう。前途は多難だ。

最後に、おめでとう北朝鮮(つか、チョンテセ)。

オーストラリア戦を前に

長かったワールドカップ地区予選も明日ですべてが終わる。明日の試合は長谷部、ヤット、俊輔が出ないことが決まっており、「まぁ、負けてもベストメンバーじゃないんだか仕方ないでしょ。」という言い訳が既に出来上がっている。選手の試合前のインタビューでは、玉田・松井などから「パスばかりじゃなくて個人で打開しないと」という内容の話が出ているようだ。負けても良いし個人のアピールには最高だってことか。

ただ、個人での打開をするのであれば、それこそドリブルで相手DFをズタズタに切り裂くことを望みたい。そうでなければ適当な位置で短いパスを回しているのとなんら変わりはないし、取られた時の逆襲のリスクも大して変わらない。というか、パスという選択肢があるからドリブルが生きるのであって、その選択肢なしでドリブル突破出来る選手なのであれば有名チームはほおっておかないだろう。そんな選手は日本にはいない。今のチーム状況は、ドイツ本戦直前に似ているような感じがして不安だ。

グループ2の動向は見逃せない。北朝鮮・サウジ・イランが文字通り三つ巴の争いを演じており、いずれも負けたチームが地獄行である。特に北朝鮮-サウジはシビアで、北朝鮮など負ければ2位から一気に4位転落もありうる。北朝鮮はチョン・テセもいるので頑張って欲しいが、不安なのは長らくワールドカップに出場していないことだ。ビリビリ痺れる試合をしていないという経験の無さを克服できる精神力があるかどうか、それが北朝鮮の結果を決めるだろう。なんとなくイラン・サウジが行きそうな気がする。

ホームタウンディシジョンも貰えない日本

昨日の日本vsカタール戦は、ウズベキスタン戦に続き大きくフラストレーションを溜める試合だった。みている限りでは、開始直後に先取点を奪ったことで両チームとも大きくペースダウン。日本は気が緩み、カタールは諦めと混乱といったところだろう。しかし、あまりにも緩い日本に対し、カタールが手応えを感じ息を吹き返したのが前半20分過ぎあたり。このころから徐々にカタールが前に来はじめ、日本は安易なパスをカットされたりセカンドボールが思ったように拾えなかったりと、ウズベキスタン戦でも見たような光景が続く事になった。

この光景は、実は日本代表がよく見せるものだ。攻め込まれるとセカンドボールが拾えない、前線・中盤で保持できない、安易なワンタッチパスをカットされ逆襲を喰らう。いずれも以前から繰り返し繰り返し目にしてきた。特に身体能力の高いチームとやった場合に目にしやすい。こうなる原因のほとんどはトップ下の選手にあることが多いように思う。この位置の選手でもっとも重きを置くべきポイントは、攻撃力とか効果的なパスとかではなく、ボールを取られないことなのではないだろうか。

カタール戦では憲剛、俊輔ともにパスを奪われる場面があり、特に憲剛はひどかった。大体自分の本来のポジションから大きく位置取りを変えるのはたまにやるから効果的なのであって、今回のように下がる場面が多すぎるのは意味が無い。これは阿部がひどかったから下がったのかもしれないが、阿部は憲剛と俊輔とのバランスを取ろうとして失敗しているように見えた。阿部は本来のポジションからはじき出され、俊輔も半分消え、その穴は橋本だけでは埋めきれるものではなかった。さらに憲剛が下がることで岡崎も玉田も下がりぎみにならざるを得ないという最悪のパターンに。玉田が下がって球を受けてもボールを奪われる確率の方が高いのに、なぜそのような不得手な事をさせるのか。メンバーを替え憲剛をボランチに下げてからは多少日本らしい試合が見れたが、長くは続かなかった。試合終了間際などは闘莉王が片道切符で前線に上がってしまったことで守備にほころびを見せる有様。ああ情けない。

それにもまして気になったのが審判だ。確かに日本は勝っても負けてもいい状態ではあった。それでもこの試合は日本のホーム最終戦である。ホームなのにホームタウンディシジョンどころか、ホームに不利な笛が多かったように思う。あの審判はよく見る審判で、正面や側面からのボディチェックには甘く後ろからいったものには厳しいことはわかっていたはずだ。そのようなジャッジの癖もさることながら、ホームなのに公平な笛を吹いてもらえないのは日本サッカー協会やサッカー関係者の力が弱いことを端的に表しているのではないのか。代表にだけワールドカップベスト4を望むのではなく、協会や関係者もベスト4に入れる力を持てと言いたい。

オーストラリア戦もこれに近いメンバーで行くだろう。アウエーなので昨日の試合ほど醜くはならないだろうが、勝てる要素は非常に少ない。

厳しい試合に感謝すべきかも

すでにご承知のとおり、日本がアウエーでウズベキスタンを破り、4大会連続のワールドカップ出場を決めた。前大会に続き世界最速というオマケつきだ。早々と岡崎がゴールしたときは「ああ、楽勝」と思ったが、それでもやはりワールドカップ予選、そうは問屋が卸さなかった。少しジリジリしたが、これでこそワールドカップ予選だ。

苦しんだ理由は、ピッチが…とか審判が…とかいろいろあるだろう。ただ、楽に勝たせてくれなかったことに感謝すべきだ。あのような状況でも圧勝出来るくらいにならなければいけない。苦しんだといっても、よくよく見ればウズベキスタンは本当に危険なエリアまでは入ってこれなかったし、楢崎、中澤、闘莉王のトライアングルは強力だった。辛かったのは、パント気味にクリアしてもチビッコ前線がことごとくヘディングで競り負けてしまったこと、前の2試合がうまく行き過ぎた後遺症か、前に行きたがり過ぎたうえに前ががり状態でパスカットされ逆襲を喰らったことだ。まぁ、いつもの代表に戻っただけ。勝ちたい意識が強すぎて、視野が狭くなったのかもしれん。ワールドカップ出場を決める試合だからなぁ。

さて、プレッシャーも取れ、伸び伸び出来るであろう次のカタール戦がどうなるかだ。長谷部は試合に出られないし、俊輔もなんだかパッとしない。カタール-オーストラリアの試合を見る限り、カタールは恐るるに足らず、嫌なのはGKくらいだ。

目指せ一位通過

ウズベキスタン戦での心配事

明日はついにウズベキスタン戦だ。ワールドカップ出場権はほぼ手に入れているので、じりじりした焦燥感はまったく無い。というか、今予選は一度も焦燥感を味わっていないに等しい。ワールドカップ予選としては少々つまらない。贅沢な悩みだ。

前大会で本戦出場を一番最初に決めた日本だが、今回も一番最初に決める可能性がある。勝てば即決まりだ。キリンカップでは好調に映ったわれらが代表だが、超ガチンコのワールドカップ予選ではそう簡単に行かないだろう。とはいうものの、負ける要素もそれほど見当たらない。心配な点はたったの2つだ。

一つ目はFW。現状では誰を持ってくるのかわからないが、最有力候補は岡崎かもしれん。ただ、岡崎は本田とセットの方が効果的なような気がする。玉田で来そうな気はするが・・・

二つ目は当然闘莉王のポカだ。あれほど緩かったベルギー相手にもお約束どおりやってくれた闘莉王。闘莉王はいつまで経ってもポカをする。ポカをするのが闘莉王だと言われればそれまでだが、自分の後ろはGKしかいないというDFとして絶対に忘れてはいけない事をすぐ忘れるニワトリ闘莉王が一番の心配だ。闘莉王のポカで本当に大事な試合を落っことしていない事が、いつまで経っても同じミスをする原因かもしれん。守備のバランスでいったら阿部の方がいいと思う。

いずれにせよ、明日の試合は負けないだろう。勝てれば最高だが、得点は時の運。内容で圧勝して、最低でも勝点1を持って帰ってくると俺は思う。

なんだか強くね?

昨日のキリンカップ チリ戦、なんつーか、家に帰ってじっくり見ようと思ったら急に用事が入って帰るのが遅れ、家に着くまでWillcom03のワンセグで観戦する羽目に。その上ワンセグが映らなくなったときに1点入ってるし、家についてTVつけた後着替えしてたら2点目が入ってるしで、ついてないときなんてこんなものだなと思わざるを得ない状況。泣ける。岡崎が2得点した2月のフィンランド戦も見損ねたし、岡崎とは相性が悪いのかもしれん。試合のほうはご承知のとおり4-0で快勝。そこれもこれも俺が「つかんぽ」を一手に引き受けたおかげと思われるので、代表ファンのみんなは俺に感謝するように。

さてその内容だが、若干危ないシーンはあったものの、ほぼ完勝。俊輔、闘莉王、長友、内田といったいつもの主力がいないメンバーでもあれだけやれるのは大きな驚きであり、今日のメンバの方がもしかしたらバランスがいいんじゃないの?と思える内容だった。チリは前評判どおり寄せも早く南米らしく個人技もある。弱い相手ではないことだけは確かなのだが、エンジンがかからないまま試合を終えた感じだ。というか、日本が最後までエンジンをかけさせなかったというべきだろう。早いプレスでのつぶしは日本のほうが目立っていたし、少ないタッチでの展開力も全く見劣りしなかった。南米の強豪相手に、日本代表がここまで完勝したのを見た記憶は無い。

チームがここまで強くなった原動力は、選手同士の気遣いにあるような気がする。このチームは仲がよいらしい。その中に新たに若いメンバが入り込み、ベテランは他の選手を気遣い、中堅はベテランと若い選手の間を取り持ち、若い選手は懸命に自分をアピールしながらも自分が生きるためにもまわりに気を遣う。そんなお互いを理解しようとして生まれた連携がチーム力を大きくアップさせているように思う。個々の力だけをみたら前回のW杯メンバの方が上だろう。だが、チーム力はこのチームのほうが格段に上になったと感じる。岡田監督の手腕を疑問視していたが、こんなチームを見せられると期待せざるを得なくなった。本戦出場は限りなく100%に近い。本戦まであと一年ある。その間にもっともっと強くなれるはずだ。

それにしても山田には驚いた。レッズの試合では気が付かなかったのだが、明らかにタイミングやテンポが他の選手と違う。こういう選手を見るのは小野伸二以来な気がする。このまま力をつけたら、日本のアルシャビンになるかもしれん。つか、顔似てね?

代表新世代

スポーツナビ|中村俊ら26名を選出 18歳の山田らが初招集=サッカー日本代表
キリンカップサッカーに向け、代表メンバーが発表になった。

目玉はやっぱりレッズの山田。ワールドカップ出場はほぼ手中に収めているとはいっても、今までのままでは本戦でそう大きな期待は出来ない。それを打開出来る一番手っ取り早い方法が、今までのメンバーを押しのける新しいパワーが入ってくることだろう。幸いなことに、山田、原口、大迫、宇佐美など、楽しみな選手は多い。今のメンバーを脅かす若い選手がどんどん出てきてほしい。そういう若い選手がラッキーボーイ的な存在になれば、日本も本戦で活躍できるかもしれない

国内の若手も期待するが、何といってもワクワクさせてくれるのが森本だ。当たり負けしない強さ、DFを抜き去る速さ、正確な技術、どれをとってもセリエAでレギュラーを張っているだけはある。物怖じしない心臓、短期間でイタリア語を習得する頭脳も持ち、日本が待ち望んだストライカになってくれる要素は十分である。さらには「俺は今の代表に求められているFWとは違う」とまで言いきってしまうあたりに、その大物ぶりがが感じられ頼もしい。今の点取り屋のままより一層力をつけ、今の代表のようなDFWでない本当の点取り屋として代表に呼ばれて欲しい。森本のために監督がチーム戦術を変えざるを得ないほどの選手になって欲しいと心から願う。

中国はなぜサッカーが強くならないのか理解すべき

憲剛、天津トレーナーに蹴られた!川崎、AFCに報告へ…ACL
またまた中国がやってくれたようだ。5月5日に行われたACL1次リーグ第5節の天津泰達vs川崎は、懸念していたとおり荒れた試合になったらしい。俺はこの試合を見ていないが、ACLを愉しめない – 武藤文雄のサッカー講釈で、武藤さんが苦言を呈している。かなりヒドかったんだろう。

実際、上のニュースになった場面がyoutubeに載っていた。映像の最初の方だし小さくてちょっと判りにくいが、確かに蹴っているように見える。

それにしても中国ってなんでこうなんだろう。日本を嫌うのは構わないし、そんな嫌いな日本にどうしても勝ちたいと思うのも構わない。だけど、選手を怪我させるようなプレーをするのは如何なものか。そんなプレーを平気でできる国民性自体が理解できないが、いつまで自分たちのイメージを落とし続けるつもりなのだろうか。

今回のACLだって、一試合を残して日本は4チームとも決勝リーグ進出を決めたのに対し、中国は既に2チームが予選敗退が決定、上海申花はかなり苦しいし、一番可能性のあるのは山東の1チームだけである。5試合終了時点での4チーム合計の勝数は、日本が14試合に対し中国はたったの6試合である。汚い手が通用しないアウエーでは4チームとも一勝もしていないというオマケ付きだ。すべては結果が物語っている。自国開催のオリンピックに出場できないのも当たり前である。こんな事だからいつまで経っても中国のサッカーレベルが上がらないのを判っていない。

こういう非人道的なことは、どんどんネットを使って世界中に広めるべきであろう。やられた方は淡々と事実のみを正確に伝え、判断は見た人に委ねてしまえばいい。

そろそろアジアのサッカーのイメージを悪くするのは止めてもらいたいものだ。

遅れ馳せながらワールドカップアジア予選

ワールドカップアジア最終予選も、残す所あと3試合。ウズベキスタン、カタールは2試合を残して勝点4であるから、最高でも勝点10までしか伸ばせない。よってこの2ヶ国の3位以下が確定、自動的に日本は3位以内が確定した。残り3試合で勝点3を挙げてしまえばワールドカップ出場決定である。まだ出場が確定してはいないが、ほぼ決まったと言ってもいいだろう。こんな生温い状態でいいのだろうか。

スポーツナビ|ワールドカップ|アジア予選

対するグループ2はUAEが草刈り場となってしまったが、あとの4ヶ国はグループ1とは比べ物にならない厳しい状況である。韓国が一歩抜け出しているが、イランはサウジに負けたことで半歩遅れをとってしまった。その敗戦を受け、ダエイが更迭されるというオマケ付きだ。もしこちらのグループに日本が入っていたらと思うとぞっとするが、将来のことを考えるなら、ワールドカップ予選ぐらいは胃が痛くなるような戦いが続いても良いように思う。

さて、このまえのバーレーン戦はほぼ予想通りの結果に終わった日本だが、あの試合は大久保の良さがかなり出たように思う。点を取れればなお良かったが、そこまではまだ望むまい。ただ、やはり長友の動きは他の選手と重なる場面も多く、少々気にかかった。とは言うものの、内田も最初のころはかなりチグハグだったので、時が解決すると信じよう。長友の動きが改善する可能性と、動きの質の良い他選手が長友なみの運動量になる可能性、どちらが高いか、だな。

あとは、何だか中澤が非常に苦しそうに見えた。一時期の鉄壁ぶりが薄れて来ているのは確実で、本戦までの間にさらに力が衰えることも考えておかなくてはならないように思う。いずれにせよ、サッカー協会には本戦に向けた本格的な強化策を望むばかりだ。ほんと、頼むよ。こんな楽な状況で出場を決めて、いつ強化するんだよってことなんだよなぁ。

明日はバーレーン戦だった

ワールドカップ最終予選だというのに記憶の彼方にすっ飛んでいたこの試合、あっさり忘れてしまっていた理由は二つある。一つはWBCのイチローの一撃で2ちゃんねるのサーバが落ちたことにビックリしたから。もう一つは「楽勝」だからだ。

メディアは「バーレーンとは2勝2敗」とか「バーレーン余裕」とか、「バーレーン要注意」で盛り上げようとしているようだ。必死だな。だけど良く見ろ。確かにバーレーンはスキをつくのはうまい。だがそれだけだ。負けに不思議な負けなしで、負けた試合は負けてしかるべき状態だったことを忘れちゃならない。逆に、ここぞという試合で、日本がバーレーンに負けたことはないのだ。そもそも、こちらが攻めない限り攻めてこれないようなチームに負けるようではお先真っ暗だ。じっくり考えても負ける要素はほとんど見当たらない。

日本がバーレーンに勝つのは非常に簡単で、後ろでタメを作った後に中盤を省略して前線にポーンと放り込むだけでいい。決して前掛かりにならず、相手が出てきた所でポーンだ。これだけでバーレーンなど何もできなくなる。試合としては最高につまらないし、相手を叩きのめす感じも出せない。しかし、結果だけを求めるなら非常に高い確率で負けない試合はできるのだ。

問題は、明日の試合に現実的な手法を取るのか、それとも理想を追うのか、なのだ。個人的には、たまにはホームで現実的な引いた試合も見せてほしいと思う。強い国は引いた試合も出来るのだ。いつでもバカみたいに前掛かりに行くだけでいいのか日本。引いて構える日本の姿は、引いて守ってカウンターだけを狙う中東勢に大きなインパクトを与えるような気がする。

明日の試合は、「ちょっと本気を出せばこんなもんよ」となるに違いない。どんなにひどい状況でも、まず負けることはないと見ていいだろう。心配することなんてほとんどない。

あともう一言、押しも押されぬ北朝鮮のエースとなった鄭 大世へ。「UAE叩きのめしてこい!」
なーんて、別グループだから言えるんだけどね。

今日みたいな試合ができるのなら心配なし

宿敵(と、こっちが勝手に思っている)オーストラリアとの大事な一戦は、ご存知のとおりスコアレスドローに終わった。ワールドカップ予選ということだけで考えれば、とにかく負けないことが一番大事であるのは知ってのとおりだ。勝てはしなかったが着実に勝点1を加え、4試合終了時点での勝点は8となった。下位3ヵ国は、今日のバーレーン・ウズベキスタンの試合でバーレーンが勝って、カタールと並び勝点4が最高位だ。つまり日本は1試合のアドバンテージを完全に確保したわけで、残り試合数や過去の対戦成績などから考えても、このアドバンテージは下位3ヶ国にとっては絶望的に大きなものだろう。

試合内容も、勝つことはできなかったにせよ、十分に満足がいく内容だった。最後まで集中力を切らさず、持てる力を十分発揮したと言ってもよい。オーストラリアから見れば、「負けなくてよかった」という今日の試合内容ではなかったか。特に後半中頃からのサイドを使った攻撃は素晴らしく、あのような崩しが出きるのであれば守りを固めたアジアの中堅国など簡単に撃破できるはずだ。あのような攻撃が、俊輔や長谷部などを抜きにしたJリーグのメンバーだけで出来るようになれば最高だ。あのようなサイド攻撃を見てしまうと、アルゼンチンのようなショートパスでの中央突破も夢ではないような気がしてしまう。ああ、夢の見すぎかもしれん。

ただ、相手のケーヒル潰しには成功したが、こちらも長友サイドを集中的に狙われて崩されかけたのは頂けない。まぁ、こっちも同じ右サイドでチンチンにしたのでおあいこか。

不満は多いが、結果としてよく走りボールを動かし、日本人のすばしっこさを生かしたサッカーを具現化している岡田監督を見直さざるを得ないかもしれん。その内容が結果的にオシムの教えを受け継いだ形になっていても、それを具現化しているのは監督の力量なのだろう。後は中心選手が抜けてもチーム力が落ちないようにできるのか、チームにアクセントをもたらしてくれるオプションを持てるか、だろう。中澤・闘莉王・俊輔・ヤット・長谷部が抜けたらどうなるのか、考えるまでもないからだ。

明日の新聞とかでは、またまた「得点力不足」みたいな記事が踊るのだろうが、もう少し考えた記事にしてもらいたいものだ。今日の試合は超満員だったようだが、これとて人気がもどったわけではなく、大事な一戦ということをマスコミ以上にサポーターが知っているからに他ならない。気合の入った試合は面白くなるのだ。得点が入らずとも、今日のような試合は面白い。久々に「あっという間の90分」という試合だった。その面白さを伝えるのがマスコミの役目ではないのか。

おっとっと、こんなことをマスコミに望んでも無理だったね。

セルジオが毒を吐かないくらい日本はヤバイ

先日のやべっちFCにセルジオ越後が出ていた。セルジオといえば毒舌というか厳しいというか、まぁそんな意見が多い人だ。だからやべっちFCでも厳しい意見が飛び出すものと思っていた。

しかし、セルジオの口から出てきた言葉は否定でもなんでもなく、日本代表が勝てるよう日本中で応援して盛り上げようじゃないか、みたいな事だった。これは非常にヤバイ。真面目に絶望的な気分になった。

厳しいことを言うのは、それに答えるだけの能力を持っていながらその実力を出し切っていないと見ているからだ。100%出し切っても可能性が低い場合は厳しいことは言わない。あのドイツでのブラジル戦のときも、セルジオは「力を出し切って・・・」とかばかりで、一切厳しいことは話していなかったと思う。とにかくがんばれと言うしかないくらい、オーストラリアは強いのだと判断しているのだろう。セルジオは、言うことはシッチャカメッチャカなところもあるが、力量を測る目は確かだと思うことも多いしなぁ。

ああ、11日が待ち遠しいような来て欲しくないような、不思議な感覚だ。勝つ可能性は非常に低いと思う。だが、やはり負けて欲しくは無い。ピム監督が異常に強気なのが、逆にせめてもの救いかもしれん。

とはいうものの、冷たい目で見れば、負けなければ一気にワールドカップに近づき、負ければ一番の悩みのタネともいえる監督、さらには協会会長まで代わる可能性が出てくるわけで、それはそれでいいことなのかもしれん。ということは、どっちに転んでも良しだな。いや、長期的に見たら、負けたほうが・・・以下自粛。

フィンランドには勝てたが・・・

フィンランド戦はご承知のとおり5-1で勝った日本代表、無様だったバーレーン戦よりはましに見えた。しかしフィンランドのプレッシャーはバーレーンよりはるかに弱く、日本はかなり自由にボールを扱えた。そんな状況では良いも悪いもなかなか言い難い。岡崎が早々と2点決めてくれたから圧勝のような感じがしてしまうが、あれほどプレッシャーの弱いフィンランドにも数回危ない場面を作られたのはいただけない。終了間際の力任せなフィンランドの攻撃に押し込まれるということは、オーストラリアにも同じようなことが起こるということだ。それもフィンランドよりかなり長い時間やられるだろう。

今日の収穫は橋本だろう。コンディションも良さそうだし周りとの連携も良さそうにみえた。今日の影のMVPかもしれん。憲剛は相変わらずで、ヤットがいるときは機能するがヤットの代わりは務まらない。そもそもヤットの代役を求めるほうが間違っていると思う。

内田も長友もコンディションを上げてきているようだが、オーストラリア戦に照準を合わせているのであれば今頃が最悪な状態なっているのじゃないかと思うのだけれど、どうなんだろう。調子が良さそうで逆に不安になった。そういう意味では、闘利王、ヤット、玉田、中澤あたりが重そうに見えたのが逆に救いかも知れん。

それでも来週は多分勝てない。今日の様子を見ていても勝てるとは到底思えない。来週のスタメンは、今日のメンバーから憲剛→俊輔、香川or橋本→長谷部、岡崎→田中or大久保の変更くらいだろうし、それで大幅に戦力アップかというとそうではないからだ。

そうは言っても勝って欲しいのは本音だ。アジアカップではかろうじてPK戦で勝利したが、あんな勝ち方ではカイザースラウテルンのトラウマは拭い去れないのだ。

岡田ジャパンはオーストラリアに惨敗するだろう

明日2/4はオーストラリア戦に向けた最終調整という位置づけであろうフィンランド戦が行われる。しかし日本はシーズンオフ。昨年調子に乗って酷使してしまった遠藤、闘利王、中澤は明らかに疲弊しており、松井は所属チームでさほど使われておらず、楢崎もいない。サイドは相変わらず破られやすいままであるし、FWはチョコマカばかりで本当の意味での軸となる選手がいない。フィンランドがどの程度なのか分からないが、この試合の結果がどうであれ、2/11は惨敗すると予想する。

そもそも岡田監督自身が、オーストラリアに本気で勝ちに行っているとは思えない。それは「この試合に全てをかけて・・・」というニュアンスの言葉が発言の端々から出てくることから伺い知ることが出来る。本当に勝つつもりでいるのであれば、万全の準備をしたという発言があるはずだ。しかし(いつもの事だが)今回もそれは無い。準備不足は誰の目にも明らかなのに、である。

フィジカルで負け、中距離のパスの正確性で負け、信じられないような凡ミスが増えてボールを奪われる。そのインターセプトの後、サイドを簡単に破られ左右に大きく振られる。最後の一本が放りこまれたときには中にはCBが一人しかおらず、信じられない程呆気無く得点されるというシーンが目に浮かぶようだ。オーストラリアが攻めてきてくれれば勝つ確率は上がるかもしれない。しかし、じっくりこられたら日本の勝つ可能性は20%程度しかないと思う。

2/11は負けてもワールドカップ出場に大きな影響はでないだろう。引き分けならほぼ出場が決まったようなものだ。しかし、それでいいのか。いくらシーズン前とはいえ、そんな代表など誰も見たくない。今の代表は完全に個人の能力頼みである。であれば、2002年や2006年のチームの方が上だろう。

オーストラリアに惨敗し岡田交替の声が大きくなって、岡田監督とともにバーレーンに負けても何も言わないサッカー協会会長も交替せざるを得ない状況になってくれたら、と思う。

改めて言う。日本はオーストラリアには勝てない。いくら贔屓目で見ても、残念ながら今の日本が勝てる相手では無い。そのことをもっと正確に伝えることもメディアの役目では無いのかと思う。

バーレーン戦のネット中継

TV放映はないけれどネット中継されるということなので、早速Livesports.jpに登録して現在(これを書いているとき)ネット中継を閲覧中。まぁまぁ観れる画質なので一安心。有料で配信に問題があったら大変だけどね。

ただ、腹が立つのはfirefoxでストリーミングできなかったこと。ぜんぜん映んないので、もしかしてと思ってIEを立ち上げてみたら映った。なんで腐れIE使わなきゃいけんのじゃ。

さて、試合のほうは・・・おお、稲本でてるじゃん。本田も出ているのかな?どこにいるのか見えないね。お、いた。開始直後は少々入ってこられた感じだけど、次第に日本が押し戻しつつあるってところか。

どうでもいいけど、解説と実況が暗い感じ。やかましい実況よりはずっとましだが、「おっとぉ」とか「そっちかぁ」といったいちファンの日常会話みたいなのはヤメレ。ものすごく興ざめするじゃないか。

あれれ、決められちゃったよ。うーん、なんだかひどいね。解説も実況もひどいけど試合内容はさらにひどい。消えている選手多すぎじゃないか?パスは異常に相手に引っ掛かるし中盤の底の選手が上がりすぎでカウンターヤバ杉だし、なにしたいんだよ。いや、最終ラインが下がりすぎなのかもしれん。

それにしても岡田はどんだけ香川が好きなんだよ。中盤もいいけど興梠みたいな前に行く選手のほうがいいんじゃないのか?それにしても憲剛の出来は前回に引き続き今一歩だよなぁ。いくらオフシーズンとはいえ、身体だけでなく思考回路までオフシーズンという感じがしちゃうよ。

ああ、全く勝てる感じがしない。つか、点が入る気配さえない。その理由は、多分ちょっと詰まるとすぐボールを後ろに下げるからだ。ディフェンスラインを切り裂いていくというプレーがあまりにも少ないからだ。ぜんぜんダメだ。これじゃ遠藤と俊輔の存在の大きさを再認識するだけの試合じゃないか。オーストラリア戦も望み薄だな。やっぱり岡田じゃだめなんじゃないの?