先日、日本でもamazonからkindleが発売になった。ただ、日本では出版社の抵抗により電子書籍の数が揃わず、また、それに足並みを揃えた電気量販店もkindleの発売を見送っているようだ。当然価格も紙の本と大差ない。(2012/11/27 はてブで指摘されたので修正。なんだかキンドルが売れないこれだけの理由 | 紙メディア VS ネット 最終決戦 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイトとかヤマダ、ヨドバシなど「Kindle」販売見送り 顧客流出を懸念とかが勝手に脳内シェイクされてたみたい。指摘の通り「出版社の抵抗」なんて言うものは見当たらなかった。)
これは出版社にとって非常によろしくない状況だと思う。なぜなら、下手をすると出版社をかませず電子書籍でしか読めないベストセラーとかコンテンツが出てくる可能性が大きくなるからだ。
タブレットは順調に販売台数を伸ばしてきている。また、スマホはW-ZERO3が出たことは「あんなデカイの電話じゃない」みたいに言われたが、あっという間にガラケーを追い抜いてしまった。使い道はそんなに変わっていないのに、である。タブレットもiPad miniのサイズはこれからどんどん売れていくだろう。
何より電子書籍はスマホでも見れる。もう既に電子書籍を見る環境は整いつつあるのだ。紙の本は確かに捨てがたい。しかし、通信手段さえあればどこでも手に入れられ、物理的な重さや容積という制限がないのは大きなアドバンテージだ。ビデオテープがあれよあれよというまに光学DiskやHDDに置き換わったように、書籍も紙から電子に変わっていくのは止められない。みんな情報が欲しいのであって、紙が欲しいわけじゃないのだ。
出版社とかはできるだけ長くいまの状態を維持するよう頑張って欲しい。そうすれば切り替えはある日突然一気に進むだろう。音楽の媒体がLPからCD、そして電子メディアに移った流れは、そのまま紙の本にも当てはまるにちがいない。振り返ってみると新メディアへの切り替えはあっという間だった。出版社の抵抗はその絶望感の現れに見える。だからこそ、電子書籍への切り替えは予想よりずっと早く短期間で進むのではなかろうか。
