性善説で著作権管理していたの?

「著作権管理、性善説には限界」——JASRACの菅原常務理事:ITpro

この御仁は

技術がコンテンツ保護より先に行きすぎている現状では、性善説に立った著作権保護の法制度は難しいのではないか

なんて述べておりますが、性善説と言う割には変な話ばかり誇張されて聞こえてくるのは一体全体どういうことなんでしょうか。それから、技術がコンテンツ保護より先に行きすぎたなんて、本気でそう思っているとしたらおめでたいとしかいいようがないですね。コンテンツ保護の技術は進んでいないといいたいのでしょうかねぇ。

前にも書きましたが、対価として見合わないから安価に手に入れる方法をつかう人間が増えるんじゃないのでしょうかね。本をコピーして複製を手元に置こうとしないのは、その労力とコストが商品価値と価格より高く付いてしまうからです。これがCDやDVDの複製が本の複製と大きく違う点で、デジタル化されたものは非常に速く安価に、かつオリジナルとほぼ同じものが作れることは事実です。だけど商品価値はコンテンツ本体にだけあるものではないでしょう。映画のDVDなど、プレミアムをつけたものが多数売られています。人と違ったもので希少価値があるものは、普通のものよりも高い価格で売れるんですよ。

こういった市場原理を全く無視した販売をしていながら、性善説はイカンなんて言える事自体が素晴らしいですね。過保護だから商品販売に工夫が無いのと違いますか?まずは流通の絶対量を増やす事が重要だと思うのですが、それを規制によってブレーキをかけてしまっているように見えます。自分で自分の首を絞めていることを、カスラックのような利権団体は理解していますか?していないでしょうね。CDが一枚1000円未満だったら、「取り合えず買ってみようか」と思うんじゃないでしょうか。外国映画が1000円前後のDVDを出しているのに、なぜ日本は出来ないんでしょう。それはカスラックを始めとするコンテンツ産業が、権利の保護だけを優先している結果じゃないのですか?

あたたたちにこそ「性悪説」を適用するべきだと俺は思っていますけど、どうなんですかね。

とまぁ、ひとくされした後であれだけど、日本人って「悪いこと」をしても誰も注意しないというか、ばれなきゃいいや精神が強いですよね。あのアメリカでも未成年に見えるやつが酒を買おうとすると、かならず身分証明書の提示を求めてくるみたい。日本より法令を守らせようとする意識が強いんでしょうね。著作権の話がここまで盛り上がるのは、その利権にまとわりつて離れない団体なんかが目に付くからじゃないでしょうか。だけど、本来、著作権はきちんと守るべきものだってことは忘れちゃだめだとは思いますよ、まじめな話。

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