ポルトガルピンチ!

ポルトガルのワールドカップ出場が危うくなってきた。

低迷の原因はクリスティアーノ・ロナウドの不振に尽きるような感もあるが、ロナウドを生かしきれていないというのが本当のところではないかと思う。ロナウドがマンUで活躍出来たのは、周囲がロナウドに絶大な信頼を寄せていたし、サポートも十分過ぎるほどであったからだと思う。前回のドイツW杯でもポルトガルの戦力としての主軸はロナウドだっただろうが、チーム全体を落ち着かせていたのはフィーゴの存在だった。フィーゴのような選手がロナウドを生かすために働いたら、まわりの選手もそうするしかないだろう。ドライに言えば勝つための最善策を取っているに過ぎないのだが、言うは易し行うは難しである。

個々のメンバーを見るかぎり、ポルトガルがここまで苦戦する理由はまったく見当たらない。しかし結果は現在グループ4位である。ロナウドは、まだ代表チームを一つにまとめ上げるほどのリーダーシップは持ち合わせていないのかもしれない。ものすごく曖昧な言い方だが、チームとしてのベクトルがまとまっていないから勝てないのではとしか思えない。

先日の日本-オランダ戦でも、ベクトルが分散するとどうなるかがハッキリ見て取れた。日本のベクトルが分散し始めたのはグラウンドに雨が落ち始めた頃からだ。まるでダムが決壊するように小さなほころびが次第に大きくなり、ついに先制されてしまう。その後はご承知の通りだ。

フィーゴのような存在は何物にも変えがたいものだと、改めて思う。

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