なぜか休みが潰れていくでござるの巻

8月はお盆がある。お盆には帰省する人が多い。帰省するには会社を休まねばならない。

そんな三段論法はとうの昔に撃破されている俺。墓参りなんて何年も(いや、何十年?)もしていない。まーなんて野郎なんでしょ俺って。しかし、一般的には8月ってのは暇な月で、休みはそれなりに取れたりする・・・はずだった。

今年はなぜかどんどん休みが潰れていく。それも突発的な出来事や仕事の要請があって潰れていく。一日ずれただけで俺の休みに引っかからないのに、なぜか俺の休みの日にブチ当ててくる。なんでじゃ。なにか俺に恨みでもあるのか?

真面目にやってられんのだが。つか、労基に駆け込むぞコノヤロウ。

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ツーリングでの装備

お盆という事もあってか、ツーリングしている人を比較的多く見かける。最近はとても暑いので、マシンに乗っている人の装備もかなり軽装だ。中にはサンダルもどきに単パン、Tシャツ、ついでにノーグローブという人も・・・

個人の勝手だと言われればそれまでだけれど、俺はあんな軽装では怖くてマシンに乗れない。コケることを想定してマシンに乗りたくはないし、実際そうそうコケるものでもない。だけど、実際にコケたときアスファルトは巨大おろし金と化す。経験者が語るのだから間違いない。

俺は革ツナギのおかげで何度も助かっている。バイクが足の上に乗ったまま滑っていった時は、膝に入っているプラスチックのカップとブーツのソールが俺の左足を守ってくれた。時速100Km/h近くでぶっ飛んだ時はアスファルトの上を数10m近く滑った。上に着ていたジャケットはズタボロになったが、体はツナギが守ってくれた。最近のRVFでの転倒でも体はちょっとした打撲程度ですんだ。写真はそのとき革ツナギの上に着ていた年代物のHondaのジャケットだ。ちょっとアスファルトにこすっただけでこんなに破けてしまう。だから、本当ならツナギだけでなくプロテクターも欲しいくらいなのだ。

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そういうイザと言うときだけでなく、きちんとした装備は長距離のライディングの疲労を軽減してくれる。長距離のライディングで一番疲れる原因は「風」だ。風にバタめく装備は風の抵抗も大きく、直接皮膚を風に当てることになる。直接皮膚を風に当て続けていると脱水症状になりやすい。結果、疲労は相当なものになるのだ。俺がカウル付きなマシンしか買わなくなったのはそれが一番の原因だったりする。

カウルなしのバイクでタンクの上に伏せてぶっ飛ばすと面白い現象が起こる。140Km/hくらいから体がシートから浮き始めるのだ。ステップに体重をかけようとしても体が浮いてきてかけられない。多分背中の丸みが負圧を生み、体が上に引っ張られるのだろう。これはカウル付きバイクでは味わえないが、ヘルメットが浮いてくる感じは知っている人も多いはずだ。アレの全身版と思ってもらえればいい。

話がそれたが、基本的にバイクは危険な乗り物だ。危険だからこそ、自分の身は自分で守らないといけないと思っている。臆病者の俺はそれなりの装備が無いとバイクに乗るのが怖い。だから軽装でマシンを操っている人を見ると「あれで怖くないのかなぁ」と思ってしまうのだ。

メメント

エスターと一緒に借りてきたのがこれ。クリストファー・ノーラン監督って書いてあったのだが、誰だか思い出せなかった。調べてみたらダークナイトの監督なんだね。インセプションはまだ観ていないのでなんともいえないけれど、個人的にはダークナイトはさほど面白いと思えなかった作品だった。

このメメントは10分しか記憶が持たない男の物語で、その設定がまず星三つというところか。物語もまさに細切れで続いていく。最初はちょっと混乱するが意外にすんなり頭に入ってくるように撮られていて、その構成力には脱帽ものだ。

最後は「え?おしまい?」というのが第一印象。しかしその第一印象は不思議な事に時間が経つにつれ薄れていき、もう一回観てみたい衝動に変わっていく。

これもオススメの一本だね。

エスター

しばらく前になるが、ビデオ屋で見かけて気になっていた「エスター」を借りてきた。そのコピーは「この娘、どこかが変だ。」

最初はそれなりに見えていた少女エスターが、時間とともに不気味な存在に変わっていくさまはなかなかのものだ。そんなにどぎついシーンもないし、ドッキリする場面も少ない。それでもじわじわとくる。詳しく書いてネタバレしてもアレなのでこれくらいにしておくが、結末はまさに「見てのお楽しみ」というところ。

実はそれほど期待していなかったのだが、観終わった後の満足感はそれなりにあった。個人的にはオススメ。ジワーッと来る怖さが好きな人はどうぞ。ただし、爽快感とかは無いのであしからず。というか、後味はあまり良くない部類。ま、それも俺の好みなんだけどね。

久々に警察に5回も遭遇


最近は暑い日が続いている。今日も気温は33℃を越えたようだ。それでも雲が多く、悪魔のような日差しがないだけでもすごしやすい。

走っていると場所場所で湿度の差を感じる。湿度が高い場所ではなぜかエンジンの熱風もそのまま上がってくる感じで無茶苦茶熱い。それだけでなく、フレームやらステップやらまで熱くてたまらん。

いつもの場所に行く途中、のどが渇いたので水分補給して再出発すると遅い車の後ろについてしまう。追い越そうかなと思ったのだが急いても良い事はないのでそのまま後ろについて走っていると、Y字路で久々にパトカーに遭遇する。アブねー。追い越していたらロックオンされていたかも知れん。最近は被災地に重点が置かれているせいか、パトカーを見ることが非常に少なかったので少々驚いた。

そのままパトカーの後ろについているのもアレだったので、パトカーが違う道に行くことを祈ってわき道に入って迂回する。しかし、その願い虚しく、迂回路からいつもの場所への合流地点で再びパトカーと遭遇。やれやれだぜ。このまま進んでも良かったのだが、メンドクセーのでちょっと遠回りをする。いつもの場所ではパトカーがいないか確認するがなぜかいない。一本道のようで結構なわき道があるのでそちらに入ったのだろう。

コースには既に先客がいて、いいペースで走っているようだ。すれ違うと結構速いので、ロックオンされて追撃も時間の問題って感じ。しかしなぜか先客は一定の距離を保って走っている。車種はYAMAHAのマシンのようだがよくわからん。

何回か往復して最後の一本と決めて走っていると、Uターンする場所にどこから来たのか知らんがあのパトカーがいた。ぐえぇぇ。ビックリするじゃないか。頼むよホント。

帰り道ではこれも久々に白バイを目撃。被災地のほうはかなり落ち着いてきたのかも知れんね。

本日の走行距離 200km

焦っている時はなぜかPCが不調になるでござる

久々にPCを使っていてムカついた。

少々デカいファイルを修正し、閉じようとしたがなかなか終了しない。ファイルの更新が反映されないのも嫌なので、俺としてはしばらく待ってみたつもりだ。しかし一向に終了しない。なんのソフトかって?こんな症状が起きるのってEXCELしかないだろ。

俺は待ったよ20分も。だけどダメだった。終電の時間は刻々と近づいてくる。気がつくとタイムリミットはあと2時間しかない。仕方がないのでクサレEXCELを強制終了させた。普通ならこの段階でおしまいなのだが、この時は違った。クサレEXCELが終了しても何だか動きが重い。調べてみるとなぜかCPU使用率が100%になっている。おかしいぞ。

走っているプロセスとかも怪しげなのは見当たらない。時間もないので再起動してみる。

たいていの場合はこれで問題解決だ。しかしそうは問屋が卸してくれなかった。再起動をかけたら今度は起動が無茶苦茶遅い。再起動前の終了もかなり遅かったのだが、そのスピードのまま起動プロセスに入った感じ。CPUのクロックが1/10くらいに落っこちたみたいに遅い。時間は刻々と過ぎていく焦りと原因不明の不調に対するイラつきで気分は最悪だ。

症状はHDが壊れはじめたときのようにも思える。HDがぶっ飛ぶとかなり困った事になってしまう。「ヤバイかも」と思いながらも、とりあえずは鼻先にある宿題をこなさなくてはならん。しかしPCが動かないとなにも出来ないのである。俺は最後の手段のホストマシンのリブートを試みた。しかし、俺の期待はあっさりと裏切られる。

もうほぼお手上げ状態なのだが、試しに昨日バックアップしていたヴァーチャルマシンのディスクイメージから起動させてみる。なんでこんなことをしたかというと、不調になる直前にWindowsUpdateのダウンロードをしていたからだ。藁にもすがる思いでやってみた巻き戻しだったが、結果はダメ。なんでやねん。

頭に来たのでしばらく放置しておいたら、起動から30分近くかかってやっといつものデスクトップが表示された。しかし動作は相変わらず重い。このままPCを放置して帰ることに決めたそのとき、突然PCは憑き物が取れたように軽やかに動きはじめた。

意味わかんないんだけど。なんでWindowsってこういう意味不明なことが起こるんだろ。それもなぜか忙しいときに限って起こるんだよな。もうやってらんね。

ジュリーいいね

少々前の話になるが、とある場所で沢田研二のモノマネタレントの歌を聞いた。このモノマネタレントはなかなかうまくそれなりに歌を楽しめたのだが、一番驚いたのが「ほとんどの曲をソラで歌える自分」だ。

それにしてもこの頃の歌謡曲はいい曲が多い。今の人が聞いたら古臭いのかもしれんが、俺の耳は全く古くささを感じない。

昔々オヤジとオフクロが裕次郎を見て「いい曲だなぁ」とか言っているのをふと思い出した。「それと同じかもしれん」なんて思うと苦笑いしてしまうね。

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話に口を挟みたがる心理

会議とかに出ていると、なにかと口を挟んでくる奴がいて興味をそそる。いろいろ意見があるのは大したもんだと思うが、あまりに口を挟んでくると欝陶しい。いつもはあまり人の話をまともに聞いていないので、口を挟んでくる人の話もほとんどノイズにしか聞こえない。だから注意深く聞いたことなどない。しかし、今回はなぜか興味が沸いたので勝手に分析してみた。

この人の場合、口を挟むのは「自分の知識をひけらかしたい」ことが多いように見える。話のネタは最初に話している人から得るのだが、付随した経験とか知識とかを話したくてしかたがないようなのである。これはつまり、最初に話をしている人間より上に見せたいという意識の成せる技なのだろう。

また、はやとちりも多い。話の内容のポイントがよくズレるのである。というか、相手の話をよく聞けば聞くほど理解することに集中するため、疑問点は出てきても余計な口を挟む余地はどんどん減って行く。それでも口を挟めるというのは思慮が浅いからなんだろう。まあ、思い付いたことを片っ端から口にしているようなので、当然ポイントはぶれるに決まっている。そんな図々しさと勘違いがないとなかなか口は挟めないに違いない。人の話を最後まで聞く忍耐力と内容をよく理解する能力がないからはやとちりするんだけどねwww

人になにかを伝えたいという意識が根底にある人の話は聞く価値があることが多い。それに対して自分の立場を優位にするためや力の誇示のために発せられる言葉は伝わって来ない。そんな事を改めて思った。

祭の夜

今日で仙台の七夕、山形の花笠も終わり。東北の夏祭りはこれで一段落だ。昨年に比べて気温は2~3度低くとても過ごしやすい。祭に繰り出してくる人も、昨年よりは過ごし易そうだ。

子供連れで祭を見に来る若い夫婦はみんなそれなりに楽しそうでほほえましい。子供はあっという間に大きくなってしまうから、一番かわいい時期を家族みんなで過ごすのはとてもいいことだと思う。

なんてジジくさいことを思った祭の夜だった。

ローマ字教育について納得できないこと

子供たちが昔買っていた雑誌の付録に、「ローマ字SURASURA」なるものがあった。この付録、なぜかトイレに置かれていたので用足しついでにパラパラと眺めていたら、この部分に目がとまった。

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何言ってんだよ(怒)!

単純に考えて、ローマ字はア行以外は全て2キー以上のタイプが必要だが、かな入力の場合は通常1キーだ。濁音・半濁音や「にゃ」みたいなやつはローマ字で2文字以上、かな入力でも2文字以上だ。どう考えてもかな入力のほうがタイプ数は少ないじゃん。

上の「どう考えてもかな入力のほうがタイプ数は少ないじゃん」でちょっと検証してみよう。ちなみに漢字変換なしね。

ローマ字入力
doukangaetemokananyuuryokunohougataipusuuhasukunaijan
[53タイプ]
かな入力
と゛うかんか゛えてもかなに[Shift]ゆうり[Shift]よくのほうか゛たいふ゜すうはすくないし゛[Shift]やん
[42タイプ]

小さい文字を入力するときのShiftキーを入力数に含めても圧倒的にかな入力の方が少ない。なんでこんな明らかなウソをつくのだろう。覚えるキーの数がローマ字は26+αに対してかな入力の場合は50以上あるから?そんなの慣れでしかないし、速度を測る場合はキータイプ数で表現するのが当然じゃなかろうか。そうでないのなら、何を基準に「速い・遅い」を決めているのか明確にしろ。さてはお前○系だろ。

さらに読み進むと、この付録では「店員」はローマ字表記すると「ten’in」とするのが正式らしい。ローマ字入力でもこの通り入力すると確かに「てんいん」となる。だが、通常は「tenninn」と入力することが多い。つまり「ん」は「nn」みたいに、指は2バイトで覚えているんだよな。

上の例はまだ正しく変換できるので許せるが、「勉強」などに至っては正規なローマ字表記は「benkyo^」(oの上に^)で、これは変換さえできない。ローマ字変換入力のことはさておいても、「勉強」をかなで表記すれば「べんきょう」であり、ローマ字でも「benkyou」が正しいような気がするのは俺だけだろうか。伸ばす音を「^」で表すとすれば、「benkyo^」は「べんきょー」ではないのか?変な日本語だね。

などと、くだらない疑問がふつふつと頭をよぎった用足し時間であった。

表面化しないサボタージュ

先日の友人の話を聞きながら、こういうことが続くから「表面化しないサボタージュ」が起こって来るんだろうなと思った。

「表面化しないサボタージュ」とは、簡単に言うとみんながゆっくり仕事をするようになってしまうことだ。普通なら1時間で終わらせられる仕事を1時間半かけてする。とりあえずみんな動いているのでサボっているようには見えないのだが、全く急ぐそぶりも見せない。これをやられるとあっという間に生産性・収益性がダウンする。

そこに至までの経緯はこんな感じである。業績が悪くなって気合を入れられ、みんなネジを巻く。みんな初期段階ではまず間違いなくネジを巻くのだ。問題はその次からのステップで、ネジを巻いた成果について多少なりとも認めてもらえればその次もネジを巻いた状態を維持することが多い。しかし、ネジを巻いても巻いても評価されず全てが否定されると、「ネジを巻いてもダメなんだ」という意識しか残らない。やってもダメと言われるのであれば、やらなくても同じである。怒られるためにする仕事なんて誰もしたくないのだ。しかし、あからさまにサボるわけにもいかない。

結果、みんなゆっくり時間をかけて仕事をするようになる。発破をかけられるようなところでは人員削減もそれなりに進んでいるだろうから言い訳は簡単、「人手が足りません」だ。

こうなってしまうと軌道修正は極めて難しい。いくら気合を入れたって、この集団には通用しないのである。後は罰則でも作るしかなくなり、ますますみんなのやる気をそいでいく。特に人手を多く使う企業は人を人として大事にしないと、すぐさま「表面化しないサボタージュ」があちこちで発生し生産性が低下する。

「なんで生産性が上がらないのだ」と騒いでばかりのダメな企業なんて大抵こんなものなのである。

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鈴鹿8耐の思い出


松田が倒れた。まだ意識は回復していないらしい。祈るしかない・・・

そんなニュースを聞きながら、気がついたら鈴鹿8耐が終わっていた。レース自体を忘れているなんて今までなかったので、結構ショックだ。今年はF.C.C. TSR Honda 秋吉耕佑/伊藤真一/清成龍一組が優勝したらしい。伊藤真一がんばるなー。

かなり前の話になるが、一度だけ8耐を見に行ったことがある。それはケニーと平がTech21チームで参戦したレースだ。俺はヘアピンコーナーに陣取りレースを見ていた。スタートを失敗したケニーだったが、そこから怒涛の追い上げであっという間にトップグループに追いつくケニー。

ケニーは全てのレベルが違った。ヘアピンを立ち上がり200Rを駆け抜けていくケニーのスピードレンジは別次元であり、ライディングフォームはまさに見るものを魅了する美しさだ。他のライダーとは一線を画したライディング。世界一のライダーとはこれほどまでにすごいのかと思った。こいつに勝ったスペンサーってどんだけ速いんだ?とも・・・

ケニーと平のTech21はトップに立つとそのままどんどん2位ガードナー・徳野組との差を広げていく。圧倒的な速さだった。レースも残り1時間を切ったあたりだろうか、猛追していたガードナーがピットに入る。本来ならここで相棒の徳野と交代のはずなのだが、「ガードナーがバイクから降りません」という場内放送。暗闇迫る中、ガードナーはスモークシールドのままコースに飛び出していった。

8耐マシンのライトはお世辞にも明るいとは言いがたい。そんな中、スモークシールドで走るガードナーを見て、「あれ、絶対見えてないだろ」と思ったのだが、そんな不利な状況などなんのその。ガードナーはまさに鬼神のような走りでケニー・平組を追う。

しかし、そんなガードナーをもってしてもあまりにもケニー・平組のアドバンテージは大きく、追いつくことはまず不可能。ケニー・平組は最終ライダーを平に任せ、余裕の周回を重ねる。ケニー・平組の優勝間違いなしと思われたのだが、勝利の女神は気まぐれだった。終了30分ほど前、俺の目の前をスローダウンした紫のマシンが通り過ぎていく。場内は騒然。そのまま平はリタイアしてしまった。優勝は鬼気迫る走りを見せていたガードナー・徳野組。今思い出しても鳥肌が立つようなレースだった。

あれから26年も経ったんだなぁ。

今日はそんなことを思い出しながら走る。雨には祟られなかったけれど天候は曇りで湿度もかなり高い。気温が低いわりには全然涼しくなかったが、久々に乗れてよかったよかった。

本日の走行200km

こういう経営者はよくいるけれど

先日のとある会議での事なんだけどさ。

その部署は業績が思ったように伸びず、経営者からあれこれツッコミを入れられていたんだ。業績が目標に達していない場合、大体はその遅れをどうやってリカバリするのか問い詰められることが多いよな。それは当然といえば当然なんだけど、業績が伸びていない所を一生懸命伸ばそうとすること自体無理があるじゃん。特にやれることはやるだけやってダメな場合は、そんなことに労力を費やすことは無駄だよ。仮に伸びない原因が内部にあったとしても、その原因を取り除けば業績が著しく改善するという可能性は低いんだ。なぜなら、商売は相手があることだからね。こちらが何かしかければ競争相手も同じような手を打ってくる。そんな中で、うちが選ばれない理由はブランドイメージであるとか商品力であるとかといった、総合力で負けているからにほかならないわけよ。それは日々の積み重ねで、付け焼き刃の対策だけではどうにもならないんだよな。ま、バカ当たり商品でも作れたら話は別だけど

だけどさ、中長期的なビジョンを描けない経営者に限って全ては対処療法なんだよなぁ。目先の数字、結果だけを捕らえ、ほんの短い期間だけでの問題は過大に扱うくせに長期的には大きな問題に成り得る些細な変化を見落とすんだ。それから、今やっていることの中には、短期的に見たら無駄に見えたり遠回りに見えたりすることもあるかもしれない。しかし、足元だけを注視して真っすぐは歩けないじゃんか。

その判断をするのが経営者のもっとも大きな仕事だし、経営者にしか出来ない仕事じゃんか。その一番重要な仕事を放棄して目先の事だけを追究するのは、経営者として失格であると言わざるを得ないよな。働くものを叱咤激励しつつ将来のビジョンを語りその気にさせる。その力が集まってくれば、自ずと組織の力がついて来るってもんだ。個々はほんの少し劣る面があったとしても一致団結して当たれば大きな仕事が出来る。それ、なでしこジャパンが我々に見せてくれたばかりじゃないか。よくもまああそこまで見事にみんなのやる気を下げることが出来るもんだと、逆に感心するよ、ホント。

と、友人がぼやいていた。ただ単に「バカと話すと疲れるぜ」ってことなんだろうな、と、思った。