いよいよ明日(正確には明後日3:30〜)だ。このまえ始まったばかりのような気がしていたワールドカップも、いつのまにか予選リーグ最終戦に入った。2回り目で進出を決めたのはオランダとブラジルだけ、昨日のA、Bグループでは開催国の南アフリカ、フランスが予選落ちという少々荒れた結果となっている。韓国は見事な戦いで決勝リーグに名乗りを上げた。運もあったのかもしれないが、その運を引き寄せるのも実力の一つ。胃が痛くなるようなギリギリの戦いを制したものだけが次の試合というご褒美にありつけるのだ。
さぁ、我らが代表はどのような戦いを見せてくれるのだろう。日韓ワールドカップの予選3戦目は「なんだか勝ちそう」というような不思議な雰囲気があった。実際日本代表はモリシとヒデの得点で2-0とチェニジアを一蹴、見事に決勝リーグに駒を進めた。今回は地の利はあまり感じられなく「なんとなく勝ちそう」という雰囲気はない。その上、相手はワールドカップに出てきたら強いデンマーク。デンマークはシュマイケルやラウドルップを輩出した国であることを忘れちゃならない。伝統的に強い国なのだ。その国に新参者の侍の国が挑むのだ。簡単な戦いになるはずはないのである。
それでも俺は楽観している。デンマークは確かに強い。強いが、オランダほどではない。あのオランダに対しても少しは攻めの形を出せたし、守備は堅牢だった。デンマークがオランダより優れている点はベントナーがいる点だろう。であれば、ベントナーにパスを出させなければよい。デンマークも守備は堅いが、大男には大久保と松井はそう簡単に止められないだろう。なにより有利なのは、デンマークは勝たなければならないということだ。あのレベルの国にガチガチに守られたらなかなか崩せないが、相手は攻めてこなければならないのだ。そのスキに先制点を奪えたら最高の展開になるが、そうでなくても落ち着いて対応すればそうそう点は取られないだろう。あとは勝利の女神がどちらに微笑むか、いや、勝利の女神を微笑ませるしたたかさと冷静さをどちらがより多く出せるかだろう。
いずれにせよ、90分が短く感じる手に汗握る緊迫した戦いになるのは間違いない。今から楽しみでしかたがない。
