ウズベキスタンのフェイント

なでしこは最終戦を待たずにオリンピック出場を決めたね。おめでとう。

先日のアジア3次予選ウズベキスタン戦は、ご承知のとおり辛うじて勝点を拾うという結果に終わった。いやぁ、ほんと勝点が取れてよかったという試合だったね。なぜあれほどまでに苦戦したかという理由はあちこちで書かれているので割愛。

先の試合でものすごく気になったのは、同じフェイントで何回も何回もぶっちぎられていたこと。そのフェイントは、後ろからボールを受けたときにボールを軸足の後ろを通して一気に反転する、足の速い奴がよくつかうアレだ。俺も高校時代は多用した奴なんだが、ボールのスピードを落とさないまま反転するので意外に抜けやすい。そのフェイントに何度もやられているのを見てちょっと悲しかった。アレをやられるってのは、「かけっこなら俺の方が速いぜ」と暗に言われているようなものだからだ。代表がアレ一発で完全に抜き去られるってどうなんだろ。

ピッチの状態が悪いとなぜあれほどまでに苦戦するのか理解できない部分もある。ピッチの悪さは相手にとっても同じ事で、代表クラスだったら前半途中で慣れなきゃダメだろ。また、セカンドボールがあれほど拾えないのは球際での競り合いに負けているからに他ならないし・・・

ほんと、負けなくてよかったよ。

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3次予選2試合目

今日は3次予選2試合目、「結構強い」と評判のウズベキスタンとの試合、このエントリが公開される頃にキックオフなはずだ。

今日の試合の一番の敵は「グランドコンディション」じゃないかと思う。報道で見る限り、試合会場のパフタコル競技場はかなり荒れたピッチのようだ。今までもピッチの状態が悪くてパスが思ったように繋がらず苦戦したという試合を何度も見ている。今回もその例に漏れず、厳しい戦いになるのは間違いないだろう。

しかし、日本はウズベキスタンのような正統派というか、ヨーロッパ的でしっかりとしたサッカーをしてくる国には相性が良いのも事実。だからそんなに心配はしていない。

そんな中、一番注目しているのは、このメンバーが若干引き気味に守りながら相手の出方を伺うというような、現実的な戦い方をするのかどうか、また、そんな戦い方が出来るのかどうかだ。北朝鮮戦を見ていても、一点取った後に調子に乗らず小憎らしいばかりのボールキープを見せた我らが代表。いつの間にか風格が漂うチームになってきたような感じがする。だから、このチームが超現実的な戦いをする姿も是非見てみたい。たとえば、比較的守備に重きを置き、トップにハーフナーを起用し中盤省略で放り込むサッカーとか、今までより1本少ない手数でサイドに展開し、バイタルエリアではドリブルを多用するとか、そんな「負けない」サッカーも見てみたいのだ。そんなサッカーを日本にやられたら、アジアの他国は頭を抱えるのではなかろうか。そんな気がする。

さぁ、見るぞー。

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2、3秒のボールキープが足りない

なんだか久々のサッカー関連エントリ。最近の男子代表は比較的安心して見ていられるし、これからどれだけ伸びるんだろうという期待が大きいので、あまり書くネタもなかったんだよね。

さて、ついにブラジルW杯アジア3次予選が始まった。初戦はテセ、アン・ヨンハッ、そして我らがリャンが率いる北朝鮮。楽な相手とは言えないが、勝てる確率は低くはない相手だ。

実際試合も負ける感じはほとんどしなかったが、引き分けで終わってもおかしくない内容だった。最後の最後で勝てたのは、最後の8分間くらいの「引き分けで終わってたまるか」という意地が北朝鮮より強かったから・・・という精神論で終わってしまいそうな試合だ。

とはいうものの、内容では圧倒しながらも勝ちきれなかったという光景は今まで何度も見てきたわけで、今回もまさに既視感120%。なんでこうなんだろうと考えてみると、やはりたどり着くのが本田の不在だ。本田が日本の他のプレイヤーと違う点は「どんなに苦しい状況でもボールがキープできる」ということに尽きる。

本田のボールキープは素早い動きというより、とにかくボールが収まるというキープの仕方だ。本田くらいのスピードでボールをキープされると、どうしても周囲の選手が引っ張られる。本田が絡むことでそのスペースも使えるし、その速度差から周囲にいる速い選手がますます速く見えるのだ。こっちが速く動きすぎたら相手はついてこれず、結果としてスペースも開かない。

日本代表の中でこれが出来るのは、後は遠藤だけだ。ボランチで溜め、トップ下でも溜めが作れることが最近の日本代表の強さの秘訣だったように思う。多分時間にすれば2~3秒だと思う。この時間を大きく移動せずにボールをキープし続ける。柏木とかもこういうプレーを身につけていけばもっと怖い存在になれるだろうね。

とにかく結果が求められる試合で勝ち点3が取れたのは良かった。というか、3次予選くらいはすんなり勝ちあがって当然なんだよな。

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三次予選組み合わせ決まる

ワールドカップ三次予選の組分けが決まった。日本は北朝鮮、シリア、ウズベキスタンと同じグループだ。

まーなんというか、対戦国には申し訳ないがモタモタするような相手ではないし、若手の育成も視野に入れながらキッチリ勝ち上がって当然の相手だ。ワールドカップ予選なので甘く見てはいけないが、ここで躓くようでは本戦での活躍など望むべくもない。

とはいうものの、アウエーでの試合は少々不安も残る。しっかりと体制を整えて、体調を崩したりすることの無いようにすれば問題はなかろう。後は審判の笛だが、気になるのはその事くらい。北朝鮮はわからんが中東勢とやるよりは不思議な笛も少ないだろうし、なにより完全アウエーみたいな時のほうが憎らしいくらいに冷静に試合を進めることが多い我らが代表だ。まず問題はない。

つまり、三次予選の見所は、我らが代表が新しい姿を見せる場面があるかくらいしかない。手に汗握るような試合になったらその場は楽しいが試合後に頭を抱えることになる。

目指すはブラジルでの躍進だ。前回のベスト16以上をみんなが望んでいる。ましてやなでしこはワールドカップを日本に持ち帰ってきたのだ。モチベーションが上がらないはずはない。本戦での躍進のためには、新たな戦力の台頭が必要不可欠。そうすればブラジル本戦ではベテランと新しい戦力がバランスよくミックスした理想的なチームになっているだろう。楽しみだ。

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一足先に女子サッカーがW杯獲得

今更ここで書くまでもないが、サッカー女子日本代表が決勝でアメリカをPK戦までもつれ込む激戦を制し、見事ワールドカップを獲得した。

これまでこのサイトでは今回の女子サッカーの快進撃について一言も触れなかった。俺自身試合もニュースで流れる結果しか見なかった。何となく「書いたら負けるのでは」と思っていたからだ。だから今朝の決勝戦も見ないつもりでいた。俺が試合を見るか見ないかなど勝敗には全く関係ないだろうが、ワールドカップ優勝がかかっているかと思うとそんな験かつぎさえしたくなる。

だけどやっぱり決勝だけは「見たい」という欲求に負けた。

試合はご存知のとおりまさに総力戦。アメリカに先行され追いつくというまさにスリリングな展開だった。延長でワンバックに決められたときは「こういう試合を決めるのはやっぱりこういう奴なんだよな」とほぼ諦めかけたのだが、日本にも沢がいたんだよな。あの同点ゴールは見ていて良くわからなかった。気がついたらゴールに入っていたという感じ。ただ、ゴールの中にボールが転がっているのを見た瞬間、鳥肌が立つとともに何とも言えない気分になった。うれしいとか驚いたとかそういうものとは違う、尊敬というか、そんな感覚だ。選手は全然諦めていなかったんだ。

PK戦ももつれるだろうなと思っていたが、アメリカは同点にされたことでの気落ちと負けられないというプレッシャーが大きかったのだろう。結果はあっけないほど簡単についてしまった。

試合内容から見ると、日本に多少の運があったという場面も多い。実力的にはアメリカの方がまだまだ上という気がするが、その差をここまで縮め優勝を手繰り寄せた女子サッカー。俺はこの日を忘れないよ。

さぁ、次は男子だな。

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ベガルタと楽天のコントラスト

震災で大きな被害を受けた宮城県だが、ここにきて仙台を本拠地とするベガルタと楽天の差が著しい。ベガルタは本日あのガンバをホームで撃破し、未だ負けなしの5勝5分で勝点も20に伸ばした。順位もサンフレッチェの勝ち負けによるがいまのところ3位以上だ。終了間際に同点にされたりする試合も多く少々もったいないが、それでも「負けなし」というのはすごいの一言だ。

それに対して楽天は、鳴り物入りで星野監督を向かえ松井稼頭央や岩村明憲などを補強しながら、なんと最下位という体たらくである。星野監督の手腕についてはあのオリンピックから疑問符がついて回っているが、その疑問符はただしかったと言うしかない。選手はそこそこのメンバーだと思うのだが、なぜか勝てない。

ベガルタは全く逆だ。最近やっと関口が日本代表に呼ばれることがある程度で、お世辞にも「すごいメンバーだよね」とは言い難い(知名度だけでいうとだが)。監督もしかりで、手倉森監督には申し訳ないが全国区の監督というイメージはない。つまり、「監督と選手のバランス」で言えばベガルタは楽天の足元にも及ばない。多分全国のイメージは「被災地のサッカーチーム」程度だろう。

それでもわれらがベガルタは負けていないのである。

とある人に聞いたのだが、今年のベガルタは気合という言葉で表現しては申し訳ないくらい決意が違うらしい。その強い意志がそのまま「負けなし」という結果に繋がっているように見える。それが楽天にはないのだろう。楽天はいくらオーナーが金をかけても(聞くところによるとポケットマネーらしい)ドッチラケという雰囲気がありありだ。仏作って魂入れずってところなんだろうな。

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チェコ強いじゃないか

誰だよ楽勝だなんて思っていた奴は。チェコの守備堅すぎ。タレントがいなくなったとはいえ、チェフもいるし組織での守備はトレーニングで根付いていくものだし、そもそも強豪国でザルの守備しているところなんて無いんだよね。やっぱりチェコは強豪国なんだよ。そのことを改めて実感させられたね。

我らが代表は新システムということもあってか少々おとなしい感じでスタート。それでも主力組というかスタメン起用が多い選手はそれなりの出来。気になったのは李で、トラップが少々大きかったり自分で行っても良さそうな場面でも本田に出したりと、遠慮と硬さみたいなものが見えたように思う。それでも後半では伸び伸びやっていたのでよしとしよう。

もう一点気になったのは、川島のフィードの下手さ。チェフが超人なので一層コントラストが強まった感があるけれど、それにしてもお粗末なフィードが多すぎる。そもそもGKにパスを出すときは前に出すのが苦しい場面が多いのだから、そこで正確なフィードが出来ないとあっという間に危険なシーンになってしまう。チェフのようなフィードが出来たら、攻撃のチャンスはもっともっと増えるだろう。日本のGKでフィードがうまいなと思うのは西川くらいかもしれん。それでも世界から見れば普通のレベルなので、他のGKは比べるレベルにさえ達していないといってもよさそう。まだまだ若いのだから、どんどん練習しておいて欲しいね。

さて、注目のお地蔵さん家長だが、後半19分から日本の宝ガチャピンヤットに代えて起用された。出来は全然お地蔵さんじゃなくて悲しかった時折効果的なパスやドリブルも出ていたので合格点かな?ザックは少ない試合数の中で新システムのチャレンジやバックアップメンバーのトレーニングなど、試合でもはっきりとした意図が見えて安心できるね。負けられないとはいえ、実力から言ったらアジア3次予選もトレーニングの場に使えるだろうから、本当に負けられない最終予選とその後の本戦に向けて、いろんなオプションを増やしていって欲しいと思う。

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代表戦が見れなかった

今日はいろいろあって、結局ペルー戦を見逃してしまった。南米選手権を辞退してしまったので、代表戦を見る機会は大きく減ってしまったのに、その貴重な代表戦を見逃すとはなんたるちあだ。先ほど結果だけを見たが、スコア0ー0の引き分けだったようだ。スタメンもわからないし交代も、当然試合内容もわからない。悔しいね。

ビデオに録っておけばとりあえずは見られるのだが、家のビデオはブッ壊れたまんまだ。俺ん家で地デジを見るにはこのビデオが必要だったのだが、ブッ壊れているので地デジも見れない。それでも先の東日本大震災で俺の住むところは7月11日以降もアナログ放送が見れるらしい。だから、テレビが見れ無くなるということはしばらくない。だが、DVDもプレステ2でしか見られないのは少々悲しい。早くビデオ買わなきゃ。

話をサッカーに戻そう。今回のキリンカップではベガルタの関口が徴集されている。彼が試合に使われるかどうかも気になる点だ。代表の中で揉まれることで、もう一段上のステップに上がれるかもしれん。キレ、スピードにプラスしたなにかが出てくれば最高だ。で、このままベガルタは突っ走り、なんとリーグで見事優勝し・・・なんてことになったら最高なんだけどなぁ。

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地震で逃げ出した選手を責めることは出来ないよなー

ちょっと前の話になるが、今季からベガルタに加入したマルキーニョスが契約を解除しちまった。

マルキーニョス選手 契約解除のお知らせベガルタ仙台公式HPより

ものすごく残念。他にも新潟のジョンパウロとか湘南のファビーニョとかが急遽契約を解除してしまった模様。この話をしていたら嫁が突然ぶちきれて「そんな外人は二度と日本に来るな(怒)」とか言い出したので地震より恐ろしかった。

嫁は激昂していたけれど、俺は仕方ない話だなーと思う。大震災の日、大津波から命からがら逃げてきた夫婦の話を小耳に挟むことが出来たのだが、まさに地獄のようだったらしい。嫁さんは外人でかなり怯えていた。地震なれしている太平洋側の日本人でもビビるくらいでかかったし、なによりあんな津波に追いかけられたら生きている心地などしなかったに違いない。つか、あんな地震が来てもパニックになる奴がいない日本の方がおかいしいと思うべきだろ普通。

で、調べてみたらブラジルはとても地震が少ないようだ。

主な地震帯と地震の頻度 – wikipediaより

日本で地震を経験した外人の騒ぎっぷりがネットで話題になったことがあったが、地震を経験したことな無い人は大騒ぎして当たり前だろう。その上原発事故だもの、逃げ出したくもなるさ。

帰れる場所があるのなら、帰って安心できるのなら帰ってあたりまえ。落ち着いて「やっぱり日本はいい国だったなー」と思ったのならまた来るもよし。俺たちはここが帰る場所だから、多分ずーっとここにいるよ。じゃあのマルキ。気が向いたらまた来てくれよ。

南米選手権の話をなぜ報道しないのか

今日は「3月のブラウザシェア」をアップする予定だったのだが、予定を変更して「南米選手権」について書こうと思う。

一旦出場を辞退すると決めた南米選手権だが、なんだか再検討という話になったらしい。一国のサッカー協会会長が出向いて行ったのに、話が通らず再検討だなんて不思議に思えた。俺は南米選手権を楽しみにしていたので出場となればとても嬉しい話だ。しかし、Jリーグの日程とかの問題も無視はできない。あらゆる状況を総合的に判断し、サッカー協会が辞退と決めたのだ。それがなぜ再検討?なんだか納得できない話である。スポーツニュースのサイトとかでも書かれててあるのは「アルゼンチン協会から留意された」くらいのレベル。これだけで納得しろという方がおかしいと思うのだが、どうか。

モヤモヤした気分を引きずっていたのだが、再検討するに至った経緯を知って驚いた。理由はこうだ。

旧知のアルゼンチン協会・グロンドーナ会長、南米協会のレオス会長らは、今回の震災で「南米が日本を大切に思い、少しでも力になりたいとの気持ちを(日本の参加によって)日本にお伝えしたい。出場するための解決策を見つけてくれ」と辞退の撤回を小倉会長に求めた。
加えて、FIFA(国際サッカー連盟)の副会長でもあるグランドーナ氏が同会長のブラッター氏に直談判し、欧州組を多く招集できればJリーグの選手がいなくとも日本代表を編成が可能になるなら、と「自分たち南米協会が、彼らが所属する欧州のクラブと交渉、説得もする」と、本来は義務のない欧州クラブの選手リリース(代表へ送る)についても、特例中の特例ともいえる「超法規的サポート」を小倉会長に打診した。

「サッカー日本代表 南米選手権出場を前向きに検討へ」小倉会長アルゼンチンから帰国 | スポーツニュース速報とコラム – スポーツの魅力を語る より抜粋

ちょっと目から汗が出た。なぜそこまでしてくれるのか、その理由も上記コラムには書かれている。

なぜこのような話を報道しないのだろう。せめてスポーツニュースとかでは報道するべき内容なのではないか。

ここまでしてくれたら、万障繰り合わせていくしかないよね小倉会長。行って日本代表の元気なところを見てもらわないと、恩は返せないよ。

3-4-3とカズダンス

遅ればせながら3月29日のチャリティーマッチの感想など。

試合はご承知のとおり2-1で日本代表の勝ちだったが、すべてはあのカズのゴールに持って行かれちゃった感じ。本当にカズには恐れ入る。身体的な能力は確実に落ちているはずなのに、それを様々な工夫やトレーニングでカバーしようとしている。その結果は見ての通り。なにかのTV番組で見たけれど練習前の食事などでも「そこまでやるかよ」という徹底ぶりで、とにかく毎日毎日を真剣勝負しているのだろう。フランスワールドカップ予選あたりのカズはそんなに好きな選手ではなかったのだが、その後、特にJ2に落ちてからのカズは本当にサッカー好きなサッカー小僧(というには歳が行き過ぎかもしれんが)という感じで、「尊敬するなー」というレベルの遥か上を行く存在になっているように思う。カズダンスのあとの指差しには本当に痺れた。あそこまで気合の入ったポーズを、ワールドカップなどの大きな大会以外で目にすることになるとは思ってもみなかった。すごかったなぁ。

さて、試合を振りかえってみると、前半はほぼベストメンバーで固めた日本代表にインスタントチームのJリーグ選抜がチンチンにされるという完全なワンサイドゲーム。代表は3-4-3という新システムで望んだらしいが、このシステムが浸透したらとんでもないチームになりそうな予感がする。なんとなくイメージしたのは、真ん中の2人を中心にして、距離を保ちながら右回り・左回りに回っていく感じ。そうすれば個人は少しの移動距離でもチーム全体は大きな動きになるのかなと。連動性が非常に重要なんだろうが、そこは規律を守ることはお得意な日本人、約束事を決めてしまえばほぼ完璧に機能するだろう。本田もあまり下がってこなくてもよくなっているし、サイドも攻め上がるスペースがあるし、中央に位置する選手は長い距離を走らなくともポジションチェンジできるしと、ハマったらスゴそう。バルサとはまた違ったパスサッカーが見れるかもしれん。それも「日本代表」から。

後半は・・・ま、いいでしょ。代表の方はほぼ見る所なしだったもんね。しかし闘莉王って、ああいうプレイしていたらザックには絶対呼ばれないような気がするけどどうなんだろ。

日本代表進化論

タイトルは少々大げさだが、代表のストロングポイント: 武藤文雄のサッカー講釈を読んで思ったことを少々書こう。

少し前に書いたアジアカップであらわになった問題点というエントリは先に挙げた武藤さんの記事のネガティブ版みたいなことを書いたのだが、最近は「日本の将来はバラ色じゃん」と思い始めてきた。

バラ色に思わせてくれた最大のポイントは宮市だ。

すごいとしか言いようがない。恥ずかしながら俺は宮市のプレーを見たことがなかったのだが、これほど速いとは・・・長友とか内田とか香川とかも速さは感じさせてくれるが、彼らは速度差とかタイミングとかで勝負するタイプ。それに比べてコイツは正真正銘の韋駄天だ。動きはメッシに近いと言ったら大げさかも知れないが、ドリブルで相手をズタズタにしてくれる素敵な奴だ。敵に回したら一番嫌なタイプなのは間違いない。

この他にも、マリノスの小野、レッズの山田、ガンバの宇佐美など、タレントは目白押しだ。いつの間にか前線のタレントは揃いつつあるような気がする。宮市、長友、香川、宇佐美・・・ガンガン仕掛けていく選手がこんなにいるなんて、ちょっと前からは想像も出来ないことだったのにね。

一番の問題であるヤットの代わりだが、これは経験も重要なポジションなので、最近献身的な動きを見せている本田が第一候補かもしれん。個性の強い選手を束ねるにはうってつけかもしれんぞ。

後ろの方も吉田、槙野を初めとしていい選手が続々出てきそうな予感もする。2014年のブラジルワールドカップはすごいメンバーになっていそうな感じ。2014年には現在の若手と言われるメンバーは油がのりきり、そこにイキのいい若手が絡み、ベテランがたずなを引き締める素晴らしいチームが出来上がっているだろう。楽しみだね。

アジアカップであらわになった問題点

我らが代表がアジアNo.1になった。よく戦ったなぁ。ポイントは後半11分の岩政投入だったな。あそこから流れが大きく変わった。監督の采配であそこまで試合が大きく動いたのって、日本代表では初めて見たような気がする。

さて、見事優勝した我らが代表だが、改めて考えるとものすごい大きな課題を突きつけられた大会だったように思う。

最大の課題は「遠藤と長谷部の代わりが誰もいない」ということ。南アフリカW杯から多くのメンバーが入れ替わった今大会だったけれど、チームの心臓である遠藤と長谷部のいずれかが欠けると途端にチームがバタバタした。DFも前目のMFもFWも新しいメンバーはそれなりに機能したし、めざましい活躍を見せてくれた選手も多数いた。しかし、やっぱりこのチームは遠藤と長谷部のチームなんだよな。オーストラリアが未だにケーヒルとキューエル頼みなのとなんら変わりゃしないってことだ。

もう一つが「仕掛ける選手がいない」ってこと。後半途中からは長友がガンガン仕掛けたけれど、中央で仕掛ける回数がもう少しあってもいい。横への動きでスペースを作るのもアリだが、相手をもっと寄せるには前に仕掛けていかないと効果が薄い。藤本にそういう動きを期待していたのだけれど、残念ながらバランス取りに終始してしまった。大久保・松井のように、前につっかけてほしい。

昨日の決勝戦では、川島のゴールキックが3回ほど続けて直接タッチを割るシーンが見られた。制止したボールくらい狙ったところに届くようにしないと話にならん。川島に助けられた場面も多かったが、残念ながらコンスタントに力を出していたとは言い難い。ここ一番の力は半端ないのだから、あとはその力をいつでも出せる精神力をいかに身につけるか、だろう。

それにしても、監督の手腕一つでここまで変わるとは。ジーコと岡田の6年間、日本にザッケローニのような経験と力をもった監督がいたらどうなっていたんだろう。過ぎてしまったことは二度と取り返せないが、その失敗を糧として進むしかないよな。

この優勝で日本は2013年のコンフェデレーションズカップの出場権を得た。7月にはコパ・アメリカにも招待されている。どんどんガチンコ勝負の場が開けていくじゃないか。素晴らしいことだ。さぁ、次はコパ・アメリカだ。

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もうすぐ決勝戦

もうすぐアジアカップ決勝戦が始まる。アジアカップ開幕前は「ベスト4に入れば上出来かも」と思っていたが、ギリギリの場面をしのぎまくってついに決勝まで駒を進めた我らが代表。決勝に香川がいないのは痛手だし残念至極なのだけれど、それも含めて勝ちに行ってほしい。

さて、3位決定戦は日本-韓国の試合を見ているような感じで、前半は韓国の見事なサッカーにウズベキスタンは手も足も出ずあっという間に3点をとられ終了直前にPKで1点を返すのが精一杯だったが、後半は韓国の出足も止まってしまったこともあってかウズベキスタンが息を吹き返し猛攻を見せる。前半でも「ゲインリフって結構ヤバいな」と思っていたが、後半途中まではゲインリフをまったく韓国が止められない。得点も時間の問題と思っていたらやっぱりゲインリフに決められ3-2。そのまま同点にされてもまったくおかしくない状況が続いたのだが、やはりそこは韓国、辛うじて守りきって3位を獲得した。

昨日のウズベキスタンと韓国を見ている限り、今日の決勝はかなり苦戦しそうだ。アジア大会を通じて何度か見せているワンタッチでの縦パス交換がどのくらい出せるのか、チームとして内田・長友が駆け上がるスペースと時間を作れるのか、ロングボールをはね返した後のセカンドボールが拾えるのか、といったところがポイントになってくるだろう。

香川の代役は藤本が有力視されているようだ。藤本がオージーの特徴(というか間合い)を早めにつかめば、あの早いドリブルや個人技で翻弄できる可能性は高い。しかし、特徴をつかめずにあの長い足に引っかかったりフィジカルで押されたりするとかなり厳しい。それでも岡崎とのコンビネーションが見られる可能性は高く、調子に乗ればとても面白いだろう。

さぁ決戦だ。負けんなよ!!

日韓戦での雑感

昨日飛び込んできた香川の怪我の話。仕方ないとはいえ、ちょっと痛い。日本も痛いけれど、ドルトムントは今ごろ頭を抱えているに違いない。香川vsオージーって牛若丸と弁慶みたいで面白そうだったのになぁ。明日は藤本で行くのか、それとも柏木か、もしかして李か?個人的には藤本が見てみたいね。

さて、先日も日韓戦について書いたが、少々書ききれなかったことがあったので改めて書いておこう。

今大会の我らが代表が今までの代表と決定的に違うのが、セットプレーからの得点が非常に少ないということ。FKがうまくないワケでもないのだが、今まで強みであったFKへの期待が非常に少ない。これはマスコミのどうしようもない煽り(俊輔といえばFKみたいな)があまりないことも一つの要因かとは思うが、チーム全体でもいい位置でFKをもぎ取ろうという意識よりも切り裂いて得点してしまえという意識の方を強く感じる。まぁ、アジアンレフェリングというのもあるんだろけどね。

先日の日韓戦のPK戦で勝利を決めた直後、TVからセルジオ爺の子供みたいにはしゃいでいる声が聞こえたのには思わず笑った。厳しいことばかりいうセルジオ爺だが、ああいう試合では本当にタダの1ファンなんだよね。

スポーツナビに掲載されている宇都宮徹壱さんの勝因は「信じる力」 日々是亜洲杯2011(1月25日)というコラムには泣けた。ザッケローニ監督は今までの監督の中で、もっとも日本人に近いメンタリティを持った監督なのかもしれん。今までの采配とか選手起用とかインタビューを聞く度に思っていたのだが、この前日本にきた監督とはとても思えないのだ。人を悪く言わず選手・対戦相手などすべての人を尊重するその姿は、和を持って尊しとすることを忘れかけている日本人に改めて「日本のよさ」を教えてくているような気がする。いい監督に恵まれるのは幸せなことなんだなだと思う。