日本代表が勝てない理由

日本代表が勝てない。なぜこんな状態になってしまったのか。本田・香川の調子が今ひとつだとかザックの戦術がおかしいとか選手選出の時点で細貝や豊田を選ばなかったとか、原因であろうことはいくつも上げられるが、はっきりした理由はわからない。様々な理由が重なりあって今の状況になったとしか言い様がない。

ところが、勝つチームにあるものを上げてみると、その要素が不足しているため勝てないのだということがよく分かる。勝つチームにあって負けるチームにないものが3つある。

その1つが「持っている奴」の存在である。日韓の時は稲本、南アフリカの時は本田がそうだった。今大会では多分内田だったのだが、初戦で内田のシュートがキーパー正面に飛び、そのこぼれ球もコートジボアールのDFに紙一重でクリアされた時から内田の運は無くなってしまったように思う。今大会、内田はかなり良い働きをしている。そして得点の匂いがするところにはかなりの確率で絡んでいる。ギリシャ戦でも内田のクロスを決めていたら勝てていたかもしれない。あと少しコースがずれていたら入っていただろうシュートも数本ある。しかし、残念ながら内田の活躍は得点には結びついていない。

もう1つはチームの絶対的な柱だ。本田はその柱になりかけていたが、ミランに移籍する少し前からその輝きが薄れてきた。もう一人の柱である長谷部は未だ90分を戦っていない。勝つチームには大抵この柱がDF、MF、FWの各ポジションに一人という感じで3人くらいいる。ブラジルにはチアゴシウバ、ネイマール、オスカル、オランダはロッペン、スナイデル、ファンペルシー、メキシコはドス・サントス、マルケス、バスケス、ドイツはミュラー、エジル・・あれ、ドイツはいっぱいいるな。まぁこんな感じで、サラッと名前が出てくる。しかし今回の日本は誰も居ない。かろうじて本田の名前が出てくるくらいで期待された香川は全くダメ、長友も別人のようだ。

最後は監督の好采配だ。サッカーでは、監督が試合の流れを変えられるタイミングは選手交代とハーフタイムの指示くらいしかない。勝っているチームは選手交代のタイミングやハーフタイムでの修正がうまく行っている。ハーフタイムで前半の修正を行う、選手交代で試合の流れを変える。それが試合における監督の最大の仕事だ。そもそも勝っている時にチームをいじったり、調子の良さそうな選手を変え、調子の上がらない選手を投入するのは愚の骨頂であろう。

多分最終戦も日本は勝てない。負けないかもしれないが点数は取れない。なぜなら上記の3つのポイントが今の日本代表には欠けているからである。残念だが仕方がない。次の代表の糧になるよう、最終戦はしっかりとダメ出しをして欲しい。

結果だけ見ればドイツの時と同じじゃないか

引き分けやがった。せっかく相手が退場者まで出してくれたのに引き分けやがった。まぁ得点の匂いはしなかったね。調子が今ひとつの代表そのものだった。

ここまではほぼドイツの時と被る。初戦は先制するもキーマンの登場で短時間で逆転され負け、第二戦は相手の足が止まる状況ながらも攻めきれずスコアレスドロー。結果だけ見ると日本は2006年から進歩していないし2010年より退化していることになる。このままで行けば第三戦は先制するも逆転負け、1分2敗の勝点1で終了という結果になりそう。

日本が勝ち抜けるのは、まず日本の勝利、そしてコートジボアールが負けるか引き分けが最低条件。コートジボアールが負け、日本が勝った場合はギリシャとの得失点差、コートジボアールが引き分けた場合はコートジボアールとの得失点差となる。いずれにせよそれなりに点を取らなければいけない。

しかし、今日の試合を見る限りでは得点の可能性は低い。少しだけだが得点の雰囲気があったのは大迫だったが、その大迫も途中で交代させられ万事休す。今大会、岡崎の消え方は結構ひどい気がする。どうしたんだ岡崎。

泣いても笑っても後一試合。最後は勝とうぜ。勝てば棚ぼたがあるかもしれん。幸いなことにコロンビアは既に決勝リーグ進出を決めている。それがほんのちょっとだが日本のアドバンテージになるかもしれん。最大限のプレッシャーを感じ、それを力にしろ。

オランダ、チリが進出決定(グループB2回戦)

グループBは最終戦を待たずしてオランダ、チリの勝ち抜けが決まった。

オランダはスペイン戦に神経を使ったせいなのか、若干体が重そうに見えた。後半途中では勝たなければならないオーストラリアに逆転を許す状況になったが、オランダはニューフライング・ダッチマンが同点弾を決める。決める人が決めたオランダはやはり強く、最後は逆転のピンチを凌いだ直後に逆転弾を決めたオランダが勝利。前大会に続き快進撃しそうな勢いだ。

スペイン-チリはチリの完勝。スペインの時代が終わりを告げたと思わせるには十分な試合だった。スペインはいいところを全く出せないまま終わった。まったくの偏見かもしれんが、ディエゴ・コスタがスペインのチームバランスを微妙に狂わせているように見えたのだが、どうか。スペインのような戦い方は少し考えれば非常に難しいことが分かる。パスの成功率を考えると、パス数が増えれば増えるほど失敗する確率は増える。それをトレーニングによって少しづつ確率を上げていったのがスペインのサッカーで、ある意味究極の姿と言える。ただ、非常に微妙なバランスの上に成り立っているのはなんとなく理解できる。パスの本数を減らすにはロングレンジのパスが有効になるが、実際スペインのパスよりチリのほうが若干パスのレンジが長かった。残念だが、スペインのサッカーはほぼ終わったと言わざるを得ない。

すごいぞメキシコ、強いぞクロアチア(グループA2回戦)

ブラジル-メキシコは手に汗握る好ゲームで、スコアレスドローであったが久々に時間の進みが早く感じた試合だった。メキシコは予想以上に強く、したたかだった。もしかしたらブラジルと相性がいいのかもしれん。対するブラジルはオチョアの壁があまりにも厚かった感じ。シュートはことごとくオチョアの前に飛んでしまったのは不運としか言い様がない。

クロアチアはカメルーンに圧勝。ブラジル戦で見せた実力は本物で、このゲームから復帰したマンジュキッチのお陰で得点力が一気に上がった。カメルーンは最終のブラジル戦を残して予選敗退が決まった。どうしたカメルーン。

このグループは最終戦で勝ち抜けが決まる。ブラジルはもし負けてもメキシコ-クロアチアの結果如何(クロアチア○、メキシコ○)で進出が決まる。問題はブラジルが負けてメキシコ-クロアチアが引き分けに終わった場合。この場合は得失点差からブラジルの敗退になってしまう。まぁ確率的にもブラジルの勝ち抜けは大丈夫だろう。

メキシコ-クロアチアはすごい戦いになりそうでワクワクだ。

ベルギー逆転、ロシアと韓国は引き分ける(グループH1回戦)+グループリーグ予想

アルジェリアにPKで先制されたベルギーだったが、じわじわとその実力を発揮、終わってみれば2-1での逆転勝利。アルジェリアも検討したが残念な結果に終わった。ベルギーは前評判通り強い。

ロシアと韓国は、俺の中ではイラン-ナイジェリアにつぐ凡戦。ロシアのGKはどうしちゃったんだろう。魔が差したとしか言い様がない。韓国もロシアも途中からは無理をしない戦い方でチョーつまんねー。

このグループはベルギー、アルジェリアが強いかもしれんね。

さて、これでひと通りの戦い方を見た。一試合戦ってのグループリーグ勝ち抜き予想はこんな感じ。

グループA ブラジル、メキシコ
グループB オランダ、チリ
グループC コートジボアール、日本
グループD イタリア、イングランド
グループE フランス、スイス
グループF アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ
グループG ドイツ、アメリカ
グループH ベルギー、ロシア

なんとなくだが、グループCはコートジボアール、コロンビア、日本もしくはギリシャが2勝1敗で並ぶような気がする。で、得失点差で決まるんじゃないかと・・・と希望的観測で書いてみた。反省はしていない。

ドイツ強烈、アメリカは接戦を制す(グループG1回戦)

ドイツ-ポルトガルは、前半終盤にポルトガルに退場者が出たせいもあって、ドイツの圧勝。退場者が出なくてもドイツの強さは圧倒的で、ポルトガルは手も足も出ない状況だった。ドイツのサッカーは初めて見るシステム・戦い方で、今後の主流になるのではないかと思えるような素晴らしいものだった。俺の中ではドイツが一気に優勝候補筆頭にのし上がってきたぜ。ミュラーやるね。ミュラーといえばゲルハルト・ミュラーという印象しかなかったな。ミュラー、クリンスマン、クローゼ、ミュラーと、なんでドイツにはこんないいストライカが出てくるんだろ。

ガーナ-アメリカは、開始早々のアメリカの先取点が大きくモノを言った。ガーナは押し気味に試合を進めたが結局及ばず、過去2回の大会ともガーナに敗れてきたアメリカが雪辱を果たした結果となった。

今日のポルトガルはドイツがあまりに凄すぎて実力のほどがよく分からなかった。ドイツ以外は混沌としている感じ。

アルゼンチン順当、イラン-ナイジェリアはまれに見る凡戦(グループF1回戦)

初出場のボスニア・ヘルツェゴビナは、試合開始早々に不運なオウンゴールで先制されるが、前半はアルゼンチンを押し込む時間も多かった。オシム爺さんの国はやっぱり強い。しかし、後半はアイドル状態のアルゼンチンもすこしアクセルを踏み、千両役者のメッシが素晴らしいゴールを決め追加点。後半終了間際にボスニア・ヘルツェゴビナは一点を返したが及ばず。アルゼンチンの初戦はいつもこんな感じだが、目が覚めないような状態でもしっかり勝つのがアルゼンチンらしい。

イラン-ナイジェリアはどちらも決定的なチャンスもなく、チームとしての特徴も感じさせないまれに見る凡戦で、今大会初の引き分けとなった。ここまでの12試合の中でも最低の試合。両国ともアルゼンチンはもとより、ボスニア・ヘルツェゴビナにも勝てないだろう。

アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナの強さが目立ったFグループだった。

スイス劇的逆転、フランス復活勝利(グループE1回戦)

スイス-エクアドルは試合内容で見ればほぼ五分だったように思う。カウンターが得意なエクアドルは技術も高く出足も鋭い。スイスは組織だった攻めを見せてエクアドルのカウンターに対抗する。前半先制されたスイスだが、後半開始早々に同点に追いつく。試合は拮抗したまま時間が進み、今大会初の引き分けか、と思った時にスイスが劇的な決勝点を上げ勝利。

フランスはホンジュラスの退場もあり、全体的に有利に試合を進めた。前大会ではチーム崩壊で1勝も出来ずにグループリーグ最下位という悲しい姿を見せたフランスだったが、今大会はチームのまとまりも良く、素晴らしいサッカーを見せてくれた。パスの旨さはもとより、そのサッカーにベンゼマという素晴らしいストライカーを得たフランス。今大会は面白い試合を見せてくれそうだ。ホンジュラスは退場者もでてしまい本来の力を出せていない感じ。実力的には結構ありそう。

このグループはフランスが頭ひとつ抜きん出ている。あとの3カ国は力が拮抗しているように見える。劇的な勝利をあげたスイス有利か。

番狂わせコスタリカ、新生イタリアが勝つ(グループD1回戦)

ウルグアイ-コスタリカは大方の予想を裏切り、コスタリカが1-3で勝った。日本と戦った姿だけを見るとウルグアイの圧勝だろうなぁと思っていたが、この日のコスタリカはウルグアイに勝って当たり前の出来であった。特に日本戦でも活躍したルイス、キャンベルはなかなかの出来で、ウルグアイはなかなか捕まえきれない。

ウルグアイは全体的に動きが鈍く見えた。フォルランは頑張ってはいたが、スアレスの穴は想像以上に大きかったようだ。日本と戦った時とは全く違うウルグアイの姿を、まさかブラジルで見ることになるとは・・・

イタリアはカテナチオ時代のイタリアとは全く違う、まさに新生イタリアという姿を見せてくれた。イングランドはぼぼカウンター一本だったが、下からしっかりと組み立てながらポゼッションで攻めていくイタリアが若干上だったようだ。ピルロはやはり素晴らしく、そのピルロを自由にさせたことがイングランドの敗因かもしれん。

このグループはイタリア・イングランド・ウルグアイの三つ巴と予想されていたが、ここにコスタリカが割って入り、このグループの行方はかなり混沌としたと言っていいだろう。今日の試合を見る限りでは、イタリア、イングランドが抜けそうな感じ。ウルグアイは今日のような試合運びではかなり苦しい。コスタリカはイタリア、イングランドには通用しないような気がする。

グループCの今後の予想と結果

グループCはコートジボアールとコロンビアが勝点3を手にした。

コロンビアは点数だけを見ると前評判通りだが、試合はギリシャにも十分チャンスがあったように見える。簡単に言ってしまえば、ギリシャは日本のような戦い方をしていた。先取点を取られた事もあっただろうが、前評判と全く違い、下からきちんとパスをつないで組み立てていたのが興味深い。さらにはその組み立てがバイタルエリア付近までは問題なく行われていた。コロンビアもどちらかと言えばタイプは日本に似ているような感じで、ギリシャ戦では先取点の後は守備的に試合を進めていたが、組み立てる時はしっかりとパスをつないでいた。パスのレンジはコートジボアールより短く、日本としてはコートジボアールよりやりやすいだろう。一試合だけではよくからないが、グループCではコートジボアールだけが異質なチームで、もしかしたらコートジボアールがトップ通過するかもしれん。もしその予感が正しければ、日本はギリシャにもコロンビアにも勝てるだろう。

コートジボアール戦を改めて見てみたが、Liveで見たときとはだいぶ印象が違った。日本はそれなりに戦っていたし、チャンスもそこそこあった。勝負を分けたのは前線での細かなミス、特に本田-香川のコンビネーションが完全に分断されていたこと、本田に入るパスが狙われていたこと、大迫が確実さを狙うあまりにミスが多かったこと、香川が後半は守備に全く出てこなかったことなどだろう。それ以外はそれなりに戦っていた。あの失点は同じようなパターンで5・6回攻撃されていた。その前はとりあえずどうにかなっていたのに、長谷部の交代によって完全にオーリエがどフリーになったのが痛い。あそこは香川かヤットが詰めるべき場面だったように思う。

コートジボアールのパス・出足ともにかなりの早さがあり、得点のクロスも速かった。アレを素早い出足でDFの間に入って点で合わせるのは、やはりアフリカ勢ならではだったように思う。問題にすべきはオーリエにパスが出る前の段階なのは言うまでもない。なぜ岡崎・内田のサイドはとりあえず破綻しなかったのに、香川・長友のサイドが狙われたのか、その点をしっかりと修正する必要がある。香川がコートジボアール戦のような出来れあれば、香川を外して大久保でスタートしたほうが試合は安定するだろう。ギリシャ戦は1トップ柿谷、左のMFに大久保でスタートするのもアリかもしれんね。ボランチは長谷部・山口で、後半途中から1トップ本田、MFの左から大久保、香川、岡崎、ボランチに遠藤・山口というのはどう?

いずれにせよ、次の試合で2014年が終わるかどうかが決まる。負けんなよ。

日本完敗

本田の先取点は見事だったが、それ以外は完全に本田と香川に入るパスと出すパスを狙われ勝負にならずって感じ。一番の問題はやはりこの2人だったように思う。その他にも前線でのパスミスがかなり目立った。ボールポゼッション、球際の強さ、セカンドボールの拾い方、どれを見ても完敗という表現が一番ふさわしい負け方だ。組織力を殆ど感じられない相手に個の力だけで負けたという、日本のスタイル自体が負けたような気分で非常に悔しい。

コートジボアールはそれ決めるかぁ?みたいな得点ではあったが、身体をうまく使って日本の選手をしっかりと背中に背負ってプレーする姿が印象的だった。アフリカ勢は点であわせることが多いから怖い。

スペインが全く力を出せないで終わったときに「やべー、日本を見ている感じ」と思ったことが現実になってしまった。攻められ方は「いつか見たよね」というか、フィジカルの強いチームとやった時によく見られるヤラレかたで、前線できっちりボールを収められ、一旦横や後ろに預けられてあらららって奴。オシムさんが「これからはフィジカルの時代が来る」と言っていたが、その言葉がズーンと重くのしかかってくるような試合だった。

まぁ、負けは負け。状況はまさにドイツの時と同じようになってきた。ドイツの第2戦のクロアチア戦は、優位に試合を進めながらも0-0の引き分け。最終戦はブラジル相手に先制するものの先制点で目が覚めたブラジルがちょっと本気を出して1-4でボロ負けだった。

次はギリシャ戦だ。これに勝てないと終わりだ。何が何でも勝つしかない。2戦めで「あと4年待つのかぁ」にならないよう、頼むぜホント。

スペイン大敗、チリ順当(グループB1回戦)

スペインがオランダに1-5で大敗した。前半戦はスペインが押し気味に見えたが、後半は完全にオランダペース。DFでいくらボールを回されても関係ないという感じで中盤より前の選手だけをがっちり掴んでスペインに全く仕事をさせなかった。オランダの注文相撲にハマってしまった感じだ。オランダには強力な前線3人いる。だから出来た戦術だろう。この試合を見ながら、「明日の日本がこうなる可能性もあるなぁ」と思ってしまった。

チリは3-1でオーストラリアに勝利。前半2-0になるまでは、チリは何点取るんだろうと思ってしまうほど圧倒していたが、その後は体格にモノを言わせたオーストラリアの攻めが出てきて後半は逆にオーストラリアが押し気味だった。オーストラリアは試合の入り方が固かったように見えた。やはり初戦は怖いね。

さて、今日はついに日本の初戦。なんとなく香川は黄色のユニフォームだと調子がよさそうなので、どっちもアウエーユニフォームでやればいいのにと思っている。同じアフリカのカメルーンはそんなに強く見えなかったし、身体能力もザンビアの選手と同程度くらいに感じた。ただ、オランダ並の超高性能だと結構ヤバイだろうね。その上オランダみたいな戦術を取られたら・・・おお、考えるだけでも恐ろしいぞ。

ブラジル、メキシコが勝った(グループA1回戦)

開幕試合のブラジル-クロアチアは3-1でブラジルが勝った。ネイマールの2得点、西村主審のPKなどが話題だが、ブラジルのずば抜けたシュート技術とオスカルの凄さが勝敗を分けたように思う。前半15分位まではブラジルも動きが固く、その中でオウンゴールで先取点を献上してしまったが、その後はそれなりに立て直したのは底力を感じさせるには十分だったと思う。

メキシコ-カメルーンは1-0でメキシコの勝ち。カメルーンは後半35分過ぎから得点の匂いがし始めたが結局ダメ。アフリカ勢はハマると怖いがエンジンが掛からないとこんな感じの試合が多い。メキシコは日本にタイプが似ていて、戦い方は非常に参考になったような気がする。

さて、グループAの今後の展開だが、二試合を見た限りではブラジルが頭ひとつ抜けていて、メキシコとクロアチアがその次、カメルーンは一番分が悪そうだ。次のカメルーン-クロアチアが大きなポイントとなるだろう。ブラジルとメキシコが抜けるんじゃないかな?

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ブラジルワールドカップついに開幕!

ブラジルワールドカップがついに始まった。南アフリカの興奮からはや4年、今大会はどんなドラマが待っているんだろう。

俺がワールドカップを本格的に見始めたのは1978年のアルゼンチン大会からだった。あの決勝戦の会場の雰囲気には本当に圧倒された。ロッシの電光石火のカウンターがブラジルの黄金の中盤を撃破した82年のスペイン、マラドーナのための大会と言っても過言ではなかった86年のメキシコ、1974年の大会で選手で優勝したベッケンバウアーが率いる西ドイツが監督としても優勝を飾った90年のイタリア、猛暑の中史上初のPK戦でブラジルが4回目のが優勝を決めた94年のアメリカ、自国開催でジダン率いるフランスが初優勝を決めた98年のフランス、ロナウドの破壊力と韓国の怪進撃が記憶に新しい02年の日韓、MVPながら決勝戦で退場を食らったジダン要するフランスをイタリアが破った06年ドイツ、圧倒的なボールポゼッションのスペインが優勝した南アフリカ・・・

日本は1998年から本大会に出場しているが、1978年の時点では、まさか日本の選手の口から「ワールドカップ優勝」という言葉が出てくる時代がくることなど想像さえ出来なかった。ワールドカップは出場でさえ夢のまた夢、キャプテン翼の「ワールドカップ優勝だぁ」なんて言葉を鼻で笑っていたりしたのに、今では可能性は0ではないと言えるレベルにまで来ている。

さぁ、夢のような1ヶ月がまた始まるぞ!

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今の日本代表は本当に2006年の時と似ているのか

ヤットがした発言が、いつのまにかこんな風になっちゃってる。

2006年ドイツ大会と同じ流れに。今の日本代表はコートジボワールに本当に勝てるのか? : コラム | J SPORTS

ドイツの時に似ているといえば似ているかもしれんが、あの時はミニゲームばっかりのトレーニングであったりチームの内紛が報道されたりと、内容としては全然違うものだと感じる。確かに2006年の代表も個々を見ればそれなりに強かった。しかし、初戦のオーストラリアとの試合を思い起こせば分かる通り、チーム内でははっきりとした約束事もなくバラバラの状態。現在のように緻密に積み上げてきた体制とは全く違う。あのドイツの悔しさを踏まえているから今の代表がある。

2006年の代表はそれなりに戦う試合もあったが、この前のコンフェデレーションズカップの時のような、それなりのコンディションの超強豪に真正面からぶつかって撃沈したという経験は無い。あの時味わった「世界との差」は確実に今のメンバーに刷り込まれている。

何より違うのは監督だ。ジーコはクロアチア戦に引き分けて初めてチームの約束事を決めたという。わかりやすく言えば、ジーコは素材を集めて鍋に放り込んだだけの監督だった。個の力がそれなりにあったのでそこそこの成績を残せたが、あの時の監督がザッケローニやオシムであったら、アジア予選はもっと簡単に通過していただろうし、本戦でももう少し良い成績が残せていたような気がする。初戦のオーストラリア戦のような、チームのディフェンスとオフェンスの意志が全く噛み合っていない試合など二度と見たくない。

個人的には2006年の時よりも2002年に似ているような気がする。あの時は本戦前の3試合はいずれも勝ちは無かったが、ホンジュラスに3-3、ノルウェーに0-3、スウェーデンに1-1と、失点は7、得点はたったの4点しかない(内1点はオウンゴール)。あの時と圧倒的に違うのは攻撃力だけに見える。

問題の2006年と比べても、実はそんなに共通点はない。あの時は強豪ドイツにあわやかつかもという試合をしただけである。結果だけを見れば3戦で1勝2分だ。ドイツはコンディション最低の時期だったであろうから、すこし元気だったかもしれない日本代表が善戦するのは、今にして思えば何ら不思議ではない。しかし、あれでメンバーが自分達の力を過信してしまったのはあるかもしれん。

翻って、今のメンバーを見て欲しい。あいつらが「俺達は強い」と天狗になっているように見えるだろうか。真剣勝負だから勝てるかどうかはわからない。だが、あいつらは確実にベスト4以上を本気で狙っている。だから、まだまだ足りない、もっとうまくなりたい、もっと強くなりたいと思っている。そんな欲張りコゾーの集まりである。勝つためには個を主張しながらも個を殺し、チームとして最善の方法を探る。そんな事ができるチームが2006年と同じとは到底思えないのだが、どうか。

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