死霊のしたたり3

ホラー映画好きで知らないものはいないであろう死霊のしたたり。あの映画をみて、黄緑の蛍光ペンを片手にその気になったのは俺だけではないはずだ。あの映画は強烈だった。ちょっとスケベでどきどきしたしね。

さて、今度のやつは獄中でのお話になるのだが、相変わらずウエスト博士はいい味出してる。でも、こういった作品で、1作目を超えるものを作るのは難しいだろうね。

最後のほうなんか、悪くはないんだけどちょっとね。テンポが違うんだよなぁ。

でも、単純に楽しめました。オネーちゃんナイスバディでかわいいし!

デスサイト

サスペリアで有名なダリオ・アルジェント監督の作品。

ダリオ・アルジェントの作品は結構見ているのだが、サスペリアであまりにも有名になってしまったこの監督、サスペリアの後の作品はどれもサスペリアと似たようなジャンルばかりで、そのくせサスペリアを超えるような恐怖は作り出せていなかった。

サスペリアより前に撮られたが、日本ではサスペリアの後でサスペリア2として公開されたDeepRedは最高に面白い。それだけに、イタリアのヒッチコックと呼ばれ、サスペンスものが得意だった監督の最近の状況はとても残念だった。

しかし、デスサイトをみて、何か吹っ切れたものを感じた。ついにダリオ・アルジェントがオカルトの呪縛から逃れたように感じたのだ。もともと緊迫感を演出するのはうまい監督だし、また、今までより画面の構成なども緻密になったような気がする。

ところで、ダリオ・アルジェントと日野日出士の漫画に出てくる男って似てると思うのは俺だけか?

下妻物語

昨日下妻物語を観た。

自称映画通を気取る俺としては、普通なら目もくれない映画のはずだったんだが、CROSSBREED クロスブリード!中島哲也監督・深田恭子主演「下妻物語」というエントリを見て、観てみっかと思ったわけだ。

で、観たら…

すまん。まじめに俺が悪かった。全面的に謝罪しる。見た目とかキャスティングとか邦画だからといって食わず嫌いしてた俺がアホだった。面白すぎ。もう少し時間があったら3~4回続けて観てたと思うくらい。

何が面白いって?全部じゃ。特に最初の方は異常なくらい笑えるな。KILLBILLのあほらしさ、水戸黄門の勧善懲悪、マイクザウイザード張りの映像効果?…どれをとってもある意味一級品。こんな映画が邦画であったとは意外な気がする。

って、これ、あのサッポロビールのCMの監督じゃん!!なーるほどね。そりゃ面白いわ。

なんつってもフカキョンかわいすぎます(泣)。

バーバー

バーバーと言っても、バーバパパじゃないしあられちゃんに出てきたバーバーマンでもないのであしからず。

原題は「The Man Who Wasn’t There」という、あのコーエン兄弟の作品だ、と言っても俺はファーゴ以外あまり印象にないんだけどね。

劇場公開版はモノクロだったようだけど、DVD・ビデオはカラーになってる。ちょっと不思議な感じ。

独特のテンポで意外な展開を見せるこの映画、なかなか面白かったかな。

スパイダー

クローネンバーグ監督のスパイダーを観た。

クローネンバーグ監督と言えば、「ザ・フライ」を思い出す人が多いかもしれないが、俺は「スキャナーズ」が印象深い。っていうか、スキャナーズで始めてこの監督を知ったんだけどね。

こういった作風の監督ではデヴィット・リンチが有名だけど、クローネンバーグもいいよなぁ。

この映画では、現実なのか空想なのかの境目があやふやになるところが最高にいい感じ。最後まで真実は闇の中だ。観ていて気を抜くひまがないというか、どのシーンも見逃さないようにしなくちゃと気合入れまくりで観ることをオススメする。でも、あまり気合を入れてみると逆に混乱してしまうかもね。

再度確認したくなるようなシーンも多い。今日帰ったらもう一度観てみようと思う。

The Time Machine

ジョージ・パル監督の不朽の名作

この映画には特別な思い出がある。

あれは小学校4年生頃だったと思う。深夜TVでこの映画が放送になったのだ。俺は眠い目をこすりながらもドキドキしながらこの映画が始まるのを待った。

映画が始まると眠いことなどどこかに吹っ飛んでしまうくらい熱中してみていた。この映画は俺がSF物が好きになったきっかけを作ってくれた映画なのだ。

もともと本は好きなので原作は読んでいたのだが、原作ではおぼろげにしかイメージできないタイムマシンがリアルな映像で出てきたときは大興奮だった。

それからこの映画を目にすることはなかった。

30年以上経って、昨日やっともう一度見ることが出来た。映画が始まる前、久々に心臓が高鳴ってしまった。30年以上も前に一度見たきりなのに、全てはっきりと覚えていたのには我ながら驚いてしまった。

今日帰ったらもう一度見ようかな。

鬼畜

どう言うわけか突然「鬼畜」が観たくなって借りてきた。

邦画では有名なほうだからDVDになってるかと思ったら、未だテープしか貸し出していなかった。

またなんともやるせない気分にさせていただいた。

しかし、東京タワーに置き去りにした良子はどうなったのか、良子がいなくなって変なうわさは出なかったのか、宗吉はなぜそのまま利一と2人でどこかで生きていこうと思わなかったのか、今日改めてみて引っかかる点が結構あった。

原作は読んでいないから細かいニュアンスがどう違うかわからないけど、この映画はある周期で観たくなってしまう。

スパイダーマン

スパイダーマンを観た。

この作品は評判倒れだって話を聞いていたのだが、俺としては面白かったなぁ。ヒロインはもう少し「天使」っぽいのにして欲しかったかな?ストーリーはあんなもんでしょ。グリーンゴブリンのウィレム・デフォーがよかったね。

サムライミ監督の作品、結構好みじゃ。

俺はスーパーマンも好きだしバットマンも面白いと思ったほうだから、単純にアメリカンコミックのヒーローものが好きなのか?そうだ、そうに違いない。間違いない。

スパイダーマン2はかなり面白いって聞いてる。これより面白いのか?観なきゃな。

生きる

久々に黒澤が見たくなり、生きるを借りてきた。黒澤映画を全て制覇していない俺なのだが、DVD化も完了したわけだし、「生きる」をみて全作品制覇しなければと改めて決心するに至った。

黒澤の映画は、ある面で少し演出が鼻につくようなところがあるように思う。「生きる」も、葬式の場面ではちょっとくさいなぁとは感じたのも事実だ。しかし、黒澤の映画が大好きなのはいつまでたっても変わらない。それに、現在の映画の大きな流れを作った監督であることは、俺が言わなくたってみんなが認めている事だしね…

「生きる」でぐぐると、なんと、ドリームワークスがリメイクする話があるではないか。どんなものができるか楽しみではあるが、元の作品の重みはとんでもないレベルであるので、そのレベルを超えられるのかは非常に疑問だ。どのようなリメイク版ができようと、この作品の評価が上がることはあっても下がることはないだろう。

思い起こせば、中学生のころに深夜のTV放送で「七人の侍」をみたときが、黒澤作品との最初の出会いだった。俺が大学に入ってビデオを手に入れ、「七人の侍」を運良く録画することが出来た。録画した「七人の侍」は、テープが擦り切れるほど見た。せりふもそらで言えるくらいだ。携帯の着信音も、今だに「七人の侍」。けど、携帯の着信音は、もしかしたら「恋せよ乙女」になるかもしれないな。

A.I.

俺ははっきり言って、見もしないでこの映画を馬鹿にしてました。スピルバーグの、有名子役を使ったお仕着せ感動もんだと思ってました、ええ。だから全然見る気がしなかったのでした。

あるときBSでキューブリックのドキュメントやってたんだけど、そしたらA.I.って、もともとはキューブリックの構想だったことを知って、これは見てみる必要があるかもと考えを改めたのですよ。

で、感想は…

思いっきり泣きました。ええ、泣きましたとも。食わず嫌いして御免なさいって反省してます。ちょっとは難しい話なのに、息子も娘も大泣きしてましたよ。

どことなくキューブリックの雰囲気が漂うシーン(特に最初と最後)、中盤での雑多な雰囲気はスピルバーグと、なんかちぐはぐな感じもしないではないですが、話の展開はキューブリックそのもの。キューブリックの淡々とした映像で見たかったなぁ。

The Ring

ハリウッドリメイクのThe Ring。結構鳴り物入りでプロモーションしてた記憶があるが、まー、あんなもんかというのが感想。

そもそもだね、アメリカ人に日本の湿度の高いホラーなんぞ、理解できるはずも無いし作れるわけも無いよな。ヒュードロドロドロって感じ、君たちにわかるかね?だいたいやねぇ、アメリカには歴史ってものが無いんだから、南北戦争あたりのお化けが出てきたってビクーリするだけで、平家の亡霊なんぞに比べたら不気味さが全然違うんだもんね。外人には「親子心中」が理解できないそうだから、Ringの雰囲気を再現するのはまず無理じゃろ。

そのくせお得意の特殊撮影とかも今ひとつだしさぁ。なんだかなぁ。見てがっかりだよ。え?期待するほうがバカだって?それはおっしゃるとおりでございます。期待はしていなかったのだけど、もう少し怖く作っているのかなーという思いが正しいか、確認しただけですな、これは。

もし日本版を見ていなかったら、それなりなのかもしれないけどね。

the Straight Story

リンチ監督のthe Straight Storyを見た。

リンチ監督って、こんなのも撮れるんだ。普通の人が何も知らないでthe Straight Storyとイレイザーヘッドをみて、同じ監督なんて解る人いるかなと言うくらい、違うね。

特にとんでもない(臭い)感動お仕着せがあるわけでもなく、非常に淡々としている分、逆に泣けるね。でも、泣けると言っても「かわいそう」とか「哀しい」とかじゃなくて… うーん、うまく言えない。

何度も見たくなる映画だな。強引に系統付けするとしたら、有名どころではニューシネマパラダイスの時間逆転版って感じかもしない。

ぜひ購入したい作品だ。

アメリカン・ナイトメア


有名なほう

アメリカン・ナイトメアといっても、有名なほうのアメリカン・ナイトメアではなく、Tsutaya Onlineにコメントさえ載っていないマイナーなアメリカン・ナイトメアほう。

なんつーかね、久々に超ド外れ引いたかな。

全然面白くないというわけじゃないんだけど、ホラーというには怖くないし、スプラッターというほどどぎつさもない。サスペンスでもないしね。映像自体に迫力もない。

日本のドラマみたいな感じですわ。

ネイムレス

ネイムレス(原題LOS SIN NOMBRE)を見た。原題から見てわかるように、アメリカ映画じゃない。どうやらスペイン映画のようだ。

一応ホラー映画に入るようだが、ホラー映画特有の
「来るぞー来るぞー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
ってのは無い。グロいシーンもほとんどない。心臓ドッキンホラーやスプラッタ系が好みの方は、多分期待はずれになるな。

ちょっと怖くて少しグロく悲しいところもあったりみたいなのが好きな人向け。でも、全体からジワッと来る雰囲気はある映画。サスペリア2(原題 PROFONDO ROSSO 英題Deep Red)の雰囲気が少しあるかな?まぁ、Deep Redのほうがめちゃ怖いが…

衝撃のラストとあったので期待してたが、別に衝撃と言うほどのものでもない(と俺は感じた)。アメリカ映画にちょっと食傷気味だったので、たまにはこういうのも気分転換になっていい感じかな。

ヘルレイザー

ヘルレイザー リターン オブ ナイトメアを見た。

ヘルレイザーは比較的好きな映画の部類なのだが、5作目でピンヘッドが魔導士から開放されたように記憶していたのは、俺の記憶違いか?

今回はパズルボックスの謎とか魔導士誕生の秘密とか、あらかたのことは既知のことであるから、どちらかといえばサスペンスタッチで物語が進んでいる。個人的には魔導士の残虐さがもっと出ているものと期待していたので、少し拍子抜け。

あと、ピンヘッド、小太りしちゃいましたね(苦笑)。