自律的労働時間制:残業代11兆6千億円不払いも−今日の話題:MSN毎日インタラクティブなんて記事が出ています。
これむちゃくちゃおかしくないですか?
1013万人で11兆6000億円の残業代ということは、一人当りの残業代は年額114万円、月換算すると10万円弱です。まぁ、年収1000万円であれば、たったの16時間程度の残業で10万円を超える額ですけどね。
そもそも管理・監督職をのぞいた対象者の年収を1000万円と想定しているところがナンセンスじゃないですか。年収1000万のヒラを雇い残業もつけてくれる経営者がいたら教えてください。すぐに履歴書書いて送りますから。対象者も管理職手前に絞っているわけじゃなさそうです。こういうあまりにも現実離れした想定で試算し平気で発表できる労働運動総合研究所の信憑性を疑っちゃいますね。
また、残業代を横取りし、長時間労働で過労死など健康被害を招く制度であり、到底容認できないなんてことも話しているようですが、逆の見解もしないとね。
そもそも残業というのは、仕事が遅い人に有利な制度であることを忘れちゃいけません。同じ仕事をしたときに、仕事が遅い人には残業代がつきやすく早い人には残業がつきにくいという矛盾を抱えているのが残業という制度です。ですから、逆の見かたをすれば残業代を横取りしているのはどっちなんだろうねという話も出来ます。
また、残業代がつかないとなれば、いままで適当にゆっくりやっていた人がさっさと仕事を終わらせるようになるかも知れません。そして生産性が上がり会社が潤い、結果として給料が上がるかも知れません。
物ごとは逆の方向からも見ないとねー。