マニフェストは経営方針ではない

自民党からもマニフェストが出されたようだ。さらっと見てみたが、方針とか方向性みたいなことばかりで全く具体的な政策が見えてこないのはあまりにも素敵だ。

Wikipediaによるとマニフェストは、

何をいつまでにどれくらいやるか(具体的な施策、実施期限、数値目標)を明示するとともに、事後検証性を担保することで、有権者と候補者との間の委任関係を明確化することを目的としている

らしい。確かにところどころ数値や期日のようなものが埋め込まれている。

だが、まるで「みんなに愛される企業になろう」みたいな会社の経営方針みたいでなんだかピンとこない。会社組織にたとえていうなら、マニフェストは中期・短期事業計画みたいなものなはずだ。「いつ、誰が、何を、なぜ、どのように、いくらで」を示したより具体的なアクションプランであってしかるべきではないのか。まぁ、金融機関に計画全てをさらけ出してイチャモンつけられてしまうこともあるから、それと同じように全てをさらけ出して潰されてしまわないよう、いくつかの肝心なことはぼかしてもかまわない。しかし、あまりにも概念的過ぎて困ってしまう。

というか、俺も事業計画みたいなものを書くとき、逃げを打つ場合は「目指したけどダメでした」といえるようこのマニフェストに近いような書き方をする。つまり、必ず逃げ道を残した書き方をするのだ。だからだろうか、逃げの姿勢というのは文章を読めばなんとなく分かる。

従業員・業者にきちんと金を払わなければならない経営者は「頑張ったけどダメでした。許してください。」と誤る謝るだけでなく、それ相当の責任も負わされるのが世の常だ。それに比べて、政治家と言うのはお気楽極楽なんだなぁと思ってしまうのは俺だけだろうか。

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