人生の荒波とやら

卒業式には「これからはより大きな困難が」とか「人生の荒波に」といった、「これからはもっと大変なんだぜオマイラ」というニュアンスの言葉が良く聞かれる。これは本当だろうか。

俺はまったくの嘘だと思う。小学生には小学生の困難があるし、中学生には中学生の困難はあり、その困難は本人にとってはトンデモなものだよな。最大の困難は大体今起こっていることであって、終わったことやこれから起こるかもしれないことなんてはっきりいってどうでもいい。終わったことは振り返ってみて「あの時は大変だったなー」と思うだけのことだし、これから起こるかもしれない事は起こらないかもしれないし回避できるかもしれないことで、まー、明日死んだらどうしようと悩むのと同じようなものだ。

そんな風に思うのは、多分俺がそんなに苦労してきていないからかもしれん。苦労なんて意外にすぐ忘れちゃうし、自分でやりたいことをやってきていたらそれは「苦労」じゃないしね。先生とか親とかは「なんでも一生懸命に」ってやらせたがるけれど、一歩離れて見る目を持たないと巻き込まれて大変になることだって多いよな。それもこれも痛い目に合わないと覚えないことなのだけれど、過保護な親と事なかれ主義の学校の管理下から逃れてからでないと経験できないというのが何より恐ろしい。小さいときに凍結路面で転んだことが無い人が、大人になって滑って転ぶと大怪我したりするのと同じだよ。

つか、荒波が来たら逃げろよ。危ないだろ。まずは逃げて安全を確保してから考えればいいんじゃないの?なぜみんな「まず逃げろ」って教えないんだろうね。俺はそれが一番不思議だね。あんまり真剣になるなよ。視野が狭くなって見える物も見えなくなるからな。

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