いくつになってもバイクは楽しい。疲れるし寒いし暑いし転んだら体も財布も痛いバイクなのに、なぜこんなに楽しいのだろう。ふとそんな疑問が頭をもたげた。すこし考えてみてもはっきりとした理由はない。それでも「ただ好きだから」みたいな答えは出したくない。なぜなんだろう・・・
一つ思い当たるのは、バイクがあまりにもつらい乗り物であることだ。前にも書いたことがあるが、つらくてつらくて泣きたくなる時さえある。しかし、逃げ出すわけにも行かない。そんな苦痛を味わいながらマシンに乗り続けると、苦痛を和らげるために脳からエンドルフィンが放出されるのかもしれん。それが忘れられず病みつきになってしまう。そんな気がしないでもない。
また、バイクは「転倒」というリスクがあるがゆえ、そのぎりぎりの限界までバイクを倒しこんでみたいという衝動に駆られる。それは恐怖との戦いでもある。ホラー映画は驚き恐怖したいがために観る。バイクにはそれと似たようなものがあるのかもしれない。
バイクに乗っていると、普通のジェットコースターくらいではあまり楽しさを感じない。それはバイクでもジェットコースターなみの遠心力や重力による変化が味わえるからだ。そんな遊園地のアトラクション的な楽しみもバイクにはある。
だが、バイクの本当の恐ろしさは乗っていない時でも気がつくと脳内でライディングしちゃってることなんだよな。頭の中「どうしたらもっとうまく乗れるか」みたいなことでいっぱいになってしまう。
あー、バイク乗りてー。