宮城県が全国に先駆けて飲酒運転に対する条令を制定するようです。飲酒運転である事を知っていた同乗者や酒を提供したものに対しても罰則を設ける事になるようですね。
全国に先駆けてと言うことは評価されても良いでしょう。しかし、「北風と太陽」という寓話にもあるとおり、規則だけじゃ効果が上がるのは最初だけですよ、きっと。規則だけで飲酒運転が撲滅できたら、法律を作っただけで悪いことする奴はいなくなっちゃうはずですからね。小学生が夏休みの宿題のスケジュール作ったら全部出来たような気になるようなもんですよ。
一つめの大きな問題は、その規則を誰が守らせるのかって事です。警察ですか?だったら昼夜を問わずありとあらゆる場所できちんと取締りしてくださいね。サンプルを抜き取るような形で取締りしたって、捕まらなきゃOKで捕まったら運が悪かったと思われるだけです。厳罰にすればするほど、逃れた奴と捕まった奴のダメージ意識の差が大きくなります。そしてよりいっそう「運、不運」という感覚になること間違いなしです。
二つめは、人は厳しくされてもそのうち慣れるし、厳しくなればなるほど抜け穴を探す奴が増えるってことですね。そもそも先の道路交通法改正で飲酒運転に対する罰則がかなり厳しくなっていますよね。にもかかわらず今の状況ですから。だから罰則を厳しくしたってある程度の効果、それも最初だけしか上がりませんよ、たぶん。
じゃあ、どうすれば良いのでしょうか?
簡単にいえば、監視の目をとてつもない数に増やす事がもっとも効果的でしょう。見つからなければいいと思うのは見つける人(今は警察)が少ないことも大きな要因ですからね。でも、取り締まりする人だけが監視するんじゃダメなんです。みんなで監視すればいいのです。
え?意味がわからないですか?
具体的に言いますと、誰が見ても飲酒運転してる車だとわかるようにするのがよろしいかと。アルコール検知器みたいなものでアルコールを検知し、検知されたら赤色の車内灯が点るようにするとか、誰が見ても乗ってる奴にアルコール飲んでる奴がいるとわかるようにしちゃえばいいんです。そして法律でその機械の搭載を義務づけちゃえばよろしい。
そもそも本来の目的は安全の確保で、飲酒運転の取り締まり強化じゃないんです。飲酒運転してる車が誰が見ても判別できれば、その危険なものと距離を置くだけで安全の度合はかなり違います。ですから、飲酒運転の車に近づかないようにすることだけでも十分効果があるでしょう。そしてなによりも、誰が見てもわかることでばれなきゃいいやという安易な考えはまったく意味をなさなくなります。みんなに思いきりバレバレ。そのバレなきゃいい、捕まらなきゃいいという意識の改革こそが、結果として大きな成果に繋がると思われます。
おおー、我ながらナイスアイディアじゃん。小泉風にいえば、感動した!だな。日本は恥の文化の国だもん、文化継承するべし。