負けたのに腹立たしさがない

昨日の試合は見事に負けたのだが、不思議なことに腹立たさしさがない。周りを見ると、中東の笛だの疑惑のゴールだの書かれているけれど、そんなことで慰めたって意味が無い。本来なら圧倒的な力の差を見せて勝ってしかるべき相手に逆転負けをしたのだから、呆れてしまったのかもしれん。

昨日は試合開始前に「前半最初に攻めるシーンが多いと危ないかもね」と思っていたのだが、実際その通りになってしまった。力の差はかなりあるのだから、もっと現実的な試合、つまりもう少し相手をリスペクトして守備的に構え、中央では相手の危険な選手だけを殺すセーフティな試合運びでよかったはずだ。コンディションが上がっていないのであれば引き分けで十分なハズで、無理して勝ちに行く必要などない。コツコツと勝点を積み上げていけば、中東勢は勝手に落ちていってくれるからだ。前回もそのような戦い方をしてきたのに、なぜ出来ないのか。

やはりこういう大事な試合は経験がモノを言う。もしヤットのような選手がいれば、もっとしたたかに戦えたかもしれない。そもそも大島が引き気味になったからといって、長谷部が前に出ていく必要はないのである。あんな経験のない選手を使った事自体が意味不明なのだが、仮に使うとしてもできるだけゴールから遠いところに置くべきだ。ボランチの位置なんてリスクありすぎだろ。

と、書いていたらだんだんムカムカしてきた。逆転されても鬼の形相になるわけでもなく必死さも感じない選手たちには失望した。しっかりとブロックを作られているのに、相変わらずサイドでチョコチョコやって馬鹿の一つ覚えのように真ん中に上げるだけ。スペースがないのはわかるが、なぜドリブルで直線的に切り込んでいかないのか。攻めてこない相手など怖くない。相手は必死にシュートブロックしていた。勝つための持てる力を全て出そうとしていた。それに比べ、淡々と負けに向かって時計を進めた日本。

ワールドカップ最終予選であんな戦い方を見たのは本当に久々だ。次の試合もあまり期待できないかもしれんね。

当然の敗戦

ロシアW杯最終予選の初戦は、ご承知の通り1ー2で負けた。負けるべくして負けた試合だった。

敗戦を決定付けたのはほんの少しのミスだった。1点目の失点は、始まりは大島の緩いパスを後ろからカットされたことから始まっている。相手の出足を読み間違え、リスクを最小限に押さえると言う慎重さが全く不足していた。2点目も、あの位置で足を引っ掛けたらどんなリスクがあるのかがわかっていなかった。

そもそも決して負けてはいけない初戦で、サイドならいざ知らず、極めて重要な中央のポジションに経験のない選手を持ってくること自体が理解できない。真ん中さえ守っていればそうそう点はとられないのに、なぜ大島なんだ?

初出場としてはよくやっていたかも知れない。だが、俺には大島で負けたようにしか見えない。判断のスピードもパススピードも遅かった。あれでは狙われて当然だ。

俺は後半からすぐに大島を代えるだろうと思っていたが、真っ先に代えられたのは清武だったのには驚いた。どう見ても穴は大島にしか見えなかったのだが。岡崎を下げたのにもビックリした。引いて守り気味の相手に、飛び道具的な浅野を投入したのも超驚いた。

TVではシュート数が、とか騒いでいるが、こういう試合で見るべきはミスの数である。それは確実に日本の方が多かった。そして、ミスをした選手は経験のない選手だった。だから負けたのだ。

この試合、監督の采配で負けたといっていいように思う。

次のタイ戦も心配だなこりゃ。これは真面目にロシア行きは諦めなきゃならんかもしれんよ。