ああ管理職

ある新聞の連載ものに、管理職をテーマにしたものがある。先日の記事に、部下からの意見として

どうして管理職になると「ヒラ」の気持ちがわからなくなるのか。

なんて、たわけた意見があったので愕然としている。

ヒラと管理職は同じではない。役職も違えば給料も違う。当然仕事の中見も違うし、仕事の責任の度合いも違う。非常に乱暴な例えをしてみるならば、学生が先生になって、学生と同じにふるまう奴がいるのかということだ。

部下の気持ちがわかったとしても、部下の気持ちを優先すれば業務に支障が出ると判断できる場合、その気持ちは無視せざるを得ない。もっといえば、仕事が全て優先であり、部下の気持ちなどどうでもいい話だ。もし気持ちをくみ取る必要があるとしたら、くみ取ることによって業績が上がると判断した場合だけだろう。

部下の気持ちは上司には判ることが多いが、上司の気持ちはなかなか部下には理解できないだろう。なぜなら、当たり前であるが、上司はヒラを経験していることが多いが、部下は上司の立場を経験していないからである。

自分が経験していないことやわからないことに対し、想像力を働かせずに自分の物差しだけで考えると、不平不満に近い意見になることが多い。その理由は簡単で、不平不満を解決する方法がわからないため、相手や対象を悪者にすることで自分を正当化しようとするからだ。

まさにこの意見も、自分の世界だけで物事を判断し、相手がなぜそのように変化したのか、その理由さえ考慮できない愚かなものだと思う。

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