都合のいい話に騙されるな

こんな記事が目についた。
シューティングゲームで視力の「コントラスト感度」向上、米研究
「ほんとかよ」と思いつつ、納得する俺。なぜすんなり納得してしまうのかというと、それは多分俺がFPS大好きだからだ。

ゲーム脳」とか「脳内汚染」などに代表されるように、ゲームは悪者扱いされる事はあれどよゐこ扱いなどほとんどされない。ましてや「撃って撃って撃ちまくれ超殺戮ゴア満載FPS」なんて、見た瞬間から毛虫のように毛嫌いされる場合が圧倒的だ。眉をひそめられるのもわからなくもないが、自分の好みのものを小賢しい理屈をつけて否定されるのはあまり気分がいいものではない。

そんな中で出てくる「ゲームもいい所あるよっ!」話は耳に心地よいのである。ゲームは良くないと自分でも思っている面があり、その後ろめたさを誤魔化すためにすんなり信じてしまう。自分の後ろめたさの言い訳が欲しいのだ。

これはとあるアイス業者の話なのだが、その業者はクズの果物を使ってアイスを作る技術を売り物にしていたらしい。通常のアイスはさほど売れないのに、そのアイスだけはかなり売れていた。なぜそのアイスだけ売れるのか、お客に理由を聞くと「健康に良さそうだから」なんだそうだ。そのアイスは通常のアイスよりカロリーが低い訳ではないらしいのだが、果物を使っているだけで健康そうに見えるらしいのである。通常のアイスを食べたいのだけれどカロリーが気になる。だが、このアイスを選べば「これは健康にいい」という自分に対する言い訳ができる。だから売れるのだそうだ。

このような、自分に言い訳を与えようとする心理は商売に良く利用される。その代表的なキーワードは「健康」、「エコ」、それと「環境」である。「健康」は自分に対する言い訳、「エコ」と「環境」は商品に対する言い訳で用いられる事が多い。だが、それが「bad,worse,worstの中からbadを選ぶ」ことになっていないか、偽りの付加価値をつけられていないか十分吟味し見極める必要があるんじゃないかな?

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