先日のキリンカップ コロンビア戦は、PKによる得点でコロンビアが1-0で勝利した。日本もそれなり攻めたがゴールを割れなかった。決定的なシーンは日本にもコロンビアにも数回あったが、その決定機をお互い逃したというところか。数で言えばコロンビアのほうが多かったかな?
やっぱりコロンビアは強いなーという印象だ。特に中島にやられっぱなしだったのをすぐに修正し、一気に自分たちのペースに持っていったのには驚いた。日本はその変化にすぐに対応できず、かなりの時間主導権を握られてしまった。PKもその時間帯に与えてしまったものだ。柴崎が最終ラインまで降りてくることでどうにか対応したが、そんなふうにゲームを読める選手が柴崎だけというのはちょっと心もとない感じだ。
この試合の目玉であった「大迫の代わりの発掘」は、出来としては60点位ではなかっただろうか。
秋田豊氏はあまり評価していないようだが、俺は鈴木武蔵・鎌田ともになかなか良かったと思う。武蔵はフィジカルの強さを十分確認できたし、鎌田も飛び出しのタイミングや持っている技術の高さを確認できた。そもそも初の組み合わせと考えれば、十分機能したように思う。
あと、面白かったのはやっぱり小林かな?それからほんの少ししか見れなかったが、安西も期待が持てた。安西はもう少し見たかったなぁ。
注目の香川は・・・どうなのかな?W杯のときは良かったけれど、その前の香川に戻った感じ。ファーストチョイスではないなぁと思ってしまったのだが、どうか。
あと、目立ちまくった中島だけれど、コロンビアに中島のサイドを狙われたように、武器としては素晴らしいが穴にもなるというのが明確になってしまった。今後の中島に守備力も求めるのか、それともより攻撃力を求めるのか、どっちになるのかなぁ。攻撃力を求めるのならば、柴崎のような選手がもう一人いないと難しいかもしれんね。3バックという手もあるかな。
さて、次のボリビア戦はどんな戦い方をするのだろう。注目だね。