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2020年07月20日
マルケス兄 鬼の追い上げ実らず
[Bike!Bike!Bike!]
やっと開幕したMotoGP。Moto3では小椋藍が2位、前回のカタールは3位だったので2戦連続の表彰台。Moto2でも長島哲太が2位、こちらも前回カタールのワクドキ優勝から2戦連続の表彰台である。長嶋哲太はポイントランキングでもTOPに立っている。今年は長嶋が安定して速さを発揮しそうだ。
最高峰のMotoGPはクアルタラロがポールポジション、2番手にはビニャーレス、3番手にマルケスである。昨年総合2位のドヴィは怪我の影響もあってか8位と、上位に食い込んではいるものの若干苦しそうな感じだ。
レースは序盤から大荒れである。まず飛び出したのはビニャーレス。続いてマルケス、ミラー、クアルタラロと続く。このままのペースで行くのかな?と思っていたら、さっさとマルケスがビニャーレスをパスし、3週目で早くもTOPに立つ。クアルタラロは様子見なのかおとなしい。
このままマルケスが逃げ切るのかと思った5週目、マルケスが痛恨のコースアウト。スリップダウンに近い状況でグラベルに突っ込むが、恐ろしいマシンコントロール技術でコースに戻る。あの状況で転倒しないのを見てゾクッときた。
ビニャーレスはミスが出たりして、9週目にはクアルタラロがトップに立つ。クアルタラロは安定した速さを見せ、早くも独走態勢に入った。
恐ろしかったのはマルケスで、コースアウトで16位まで順位を落としたにもかかわらず怒涛の追い上げで、残り5週でなんと3位にまで順位を上げる。2位のビニャーレスも完全に射程に捉え、2位になるのも時間の問題というところでまさかのハイサイド。マルケスの怒涛の追い上げはいつ見ても心拍数が上がってしまう。あのまま行けば、2位は確実だった。この転倒でマルケスは右上腕骨を骨折して手術という状況になってしまった。どうしてもクアルタラロに負けたくなかったのだろう。これは相手の実力を認めているからに他ならないが、大きな代償を払うことになってしまったな。
ああ、やっぱりMotoGPは面白い。
posted by oyajiman at 2020年07月20日 22:00:00
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自分もレースを見ながら
マルケスの追い上げは
あまりにも速くてただ恐怖を感じてました…
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