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2022年09月05日

2026年FIFAワールドカップについて

[決めてくれ~~]
既に報道等でご承知の通り、2026年FIFAワールドカップは出場国が32カ国から48カ国に増えることになった。我々日本が入っているアジア枠は、今までの4.5から8.5とほぼ倍増。常連である日本、韓国、イラン、サウジ、オーストラリアは超安泰というところだ。逆に、強豪の多いエリアであるヨーロッパは14→16、南米は4.5→6と、大して増えていない。増えているのはアジア、地中海カリブ、アフリカである。この出場枠拡大はマーケット的な意味合いが強く出ていて、大会をより素晴らしいものにしようというふうには見えない。

アジアは過去韓国の(疑惑の)Best4が最高位である。今までアジアからワールドカップに出場した国は韓国、日本、サウジアラビア、オーストラリア、イラン、北朝鮮、イラク、UAE、中国、インドネシアの11カ国。総試合数は122で19勝26分77敗、勝率は15.6%である。その低調な中で勝率が一番良いのは日本で、それでもたったの23.8%、4試合に一回しか勝てていない。21回の大会で、アジア勢が決勝トーナメントに進んだのは8回。日本3回、韓国2回、サウジ、オーストラリア、北朝鮮が各1回だ。アジアの上位国でこんな調子なのだから、それより力の劣る国が出てきても結果は推して知るべしなのは言うまでもない。

2026年はグループリーグの方式も変更され、1グループ3カ国でグループ2位までの32カ国が決勝トーナメントに進む。日本が決勝トーナメントに進む可能性はぐんと上がりそうだ。下位16カ国が姿を消すのだから、グループリーグはお披露目会的な意味合いになりそうである。

決勝トーナメントはグループリーグを勝ち抜いた32カ国で行われるわけだが、ここでも日本が勝ち上がる可能性は結構高くなると予想される。問題はやはりベスト16からだろう。つまり、内容的には今までとさほど変わらないということだ。

気になるのは、アジア予選では全く強化にならないだろうということ。アジア出場枠が4カ国になってから、ドキドキする痺れる試合は少なくなった。それがますますゆるくなるのだから、アジアのサッカーの強化には繋がりにくいと思われる。

2026年からは、各国の大会への準備も相当変わってくると思う。その前にグループリーグで超強豪と当たれるのは幸いだったのかもしれない。


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posted by oyajiman at 2022年09月05日 22:00:00



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