止まらない日本人の生命保険離れ 業界ビジネスモデルはもう時代遅れかも
そもそも保険はみんなで助けあいましょうみたいにしてできたものじゃないかと思う。だから、本当に金のある人達は起こりもしないことにカネを使わない。有名な運送会社は任意保険に入っていないらしい。実際に事故が起こったあとに被害者と示談したほうが安上がりになるそうだ。
みんな「もしも」のに備えて保険に入る。俺もバイクの保険にもう30年近く入り続けている。払った金額は100万は優に超えるだろう。で、保険を利用したのはレッカー車を使った一回だけ。多分金額とすれば数万円だろう。そんなことだけのために金を払い続けているのである。確かに何か重大な事故が起こった場合、俺個人の財力だけではどうしようもないのは事実だ。それでも結果だけを見れば、保険はほぼ無駄金となっている。
自動車保険などはネット保険でコストを下げつつもサービス内容は維持できているような気がする。なんだかんだ言いつつ、保険の高コスト体質はみんな気がついているのだ。少し考えれば、確率の低い死亡に保険を掛けるより、医療や老後を考えた保険にはいるのは当然で、もっともな話である。また、商品内容が明確にわかり比較できるネットに勝負の場所が移るのも当たり前だ。だって、サービス内容なんてどこも似たり寄ったり。実際に使う可能性を考えたら、同じ内容でやすい方がいいに決まっている。そういえば、最近生保レディ見なくなったよね。