マルケスがまたもやポールtoウインで開幕から4連勝した。それも全てポールtoウインだ。
恐るべしマルケス。今回のヘレスサーキットは、ロレンゾもペドロサもロッシも得意とするコース。テクニカルでスリリングなレース展開だろうと思っていたが・・・
マルケスはスタートこそ少しで遅れるがすぐさまトップのロッシの後ろに付き、あれよあれよという間にトップに立つ。途中でミスしてロッシに抜かれるが、すぐさま抜き返し2周めには再びトップに。その後は全く危なげのない一人旅であっさり優勝である。うーん。すごい。
ペドロサはロレンゾを抜くのに時間がかかり、ロッシには追いつかず3位。ロッシは2位だった。ロッシ、今年はやるね。逆にロレンゾの元気の無さが気がかりだ。
それにしてもここまで強いレースをする選手を初めて見たような気がする。
2001年、
2002年のロッシもすごかったが、このまま行くと
1997年のドゥーハン(年間12勝)を抜くかもしれん。1997年のドゥーハンは油の乗り切った時期だったが、マルケスは若干21歳、MotoGP2年目のルーキーである。だが、転倒リタイアさえなければオートバイレースの記録をどんどん塗り替えていくであろうことは想像に難くない。
さて、どんな怪物になるのやら・・・