しばらく前になるが、ビデオ屋で見かけて気になっていた「エスター」を借りてきた。そのコピーは「この娘、どこかが変だ。」
最初はそれなりに見えていた少女エスターが、時間とともに不気味な存在に変わっていくさまはなかなかのものだ。そんなにどぎついシーンもないし、ドッキリする場面も少ない。それでもじわじわとくる。詳しく書いてネタバレしてもアレなのでこれくらいにしておくが、結末はまさに「見てのお楽しみ」というところ。
実はそれほど期待していなかったのだが、観終わった後の満足感はそれなりにあった。個人的にはオススメ。ジワーッと来る怖さが好きな人はどうぞ。ただし、爽快感とかは無いのであしからず。というか、後味はあまり良くない部類。ま、それも俺の好みなんだけどね。