市販の「
めんつゆ」はストレートタイプもあるが、そのほとんどが
LHAやZIPで圧縮され濃縮されたスタイルで販売されている。
濃縮することで運搬時の重量は軽減され、塩分濃度も上がるので品質保持時間も長くなるなど、それなりにいいことが多い「濃縮」であるが、希釈の説明を読むと毎度毎度少々混乱する。
例えばここに2倍希釈のめんつゆがあったとしよう。この2倍とは一体
何に対して2倍なのか。めんつゆ原液を1とした場合、希釈する水の量を2倍にするのか、はたまた希釈して出来上がっためんつゆが原液の2倍になっていると言う意味なのか、ここで俺はいつも混乱する。2倍希釈といえば通常は後者の事を指すらしいのだが、俺はどうしても「2倍の水で希釈」という思考から抜け出せないのだ。だって、基準となる「めんつゆ」が1だったら、水が2で・・・だろ。
めんつゆでの話で「非合理だなー」と思うことがもうひとつ。濃縮度合が高いめんつゆの場合、めんつゆより希釈する水の量の方が多い。この場合、水を最初に用意してその中にめんつゆを入れれば労力が少なくなる可能性が高い。しかし、しかしである。めんつゆを作るときはどういうわけかまず「たれ」の分量を計り希釈用容器に入れ、そのあと「よいしょっ」とジジィ臭いかけ声を発しながら水を加えてしまう。水を先に容器に入れた後でめんつゆを加えたほうが効率がよかったのに・・・と後で思うのだが、いざ作るときになるとそんなことどこ吹く風となってしまうのは
理系の人々としてものすごく恥ずかしいのだが、どうか。
そんなの考えるのは俺だけか。OTL