スポーツナビ|「日本サッカーの進歩は常に私の関心事」オシム前監督が退院のメッセージ
オシム前監督が退院したようだ。一時はどうなることかと思ったが、まずはよかったよかった。
しかし、オシム爺さんの言葉にはいつもいつも驚かされる。
FIFAワールドカップ2010年大会の予選、北京オリンピックでの健闘と幸運を祈ります。日本サッカーの進歩は常に私の関心事ですから。応援しています。
また、みなさまには次のようにお願いします。
スタジアムに足を運び、選手たちに大いにプレッシャーをかけて下さい。もっと走れ、もっとプレースピードを速くしろと。そして選手たちが良いプレーをした時には大きな拍手を与えて下さるように
これが退院のメッセージだなんて・・・爺さんが監督でないのが本当に悲しいし悔しい。
こんな言葉を発してくれる人を日本から出しちゃ駄目だ。ほんの少しの言葉だけでもいい。いつまでも日本のサッカーを叱咤激励し、刺激を与えてほしいと思う。
優柔不断で方向性の見えないサッカー協会(会長)が、もう一回「監督はオシム・・・あ、オシムって言っちゃったね。」と言ってくれれば俺は涙を流して喜ぶのだが・・・
話は何の脈絡もなく今日のU-23代表のアンゴラ戦に飛ぶが、今日のU-23の試合は見ていて楽しかった。オシム前監督が指揮を取っているような試合ぶりで、「ああ、A代表もこんな試合をしていたよな。」と思い出した。オシムのサッカーを引き継いだのは、あれほど世間から文句を言われた反町監督だったのかもしれない、そんな考えが頭をよぎるような試合だったなぁ。オシム前監督のころがものすごく昔のように感じるのはなぜだろう。今日のU-23ならバーレーンに負けるようなことはなかったかもしれない。ま、勝負にタラレバ言ってみても仕方ないけどな。