先日健康診断があって、歳も歳なので胃癌検診も受けることになっている俺。当然あのおいしい
バリウムも飲むわけです。
造影剤に使われるバリウムは
硫酸バリウムだそうで、比重は4.47~4.50とのことです。飲むバリウムの量は大体120ccくらいなんですけど、重さにすると500g以上あるわけ。ずっしり重いのはそのためです。
造影剤のバリウムは無害とされていますが、発疹やはきけなど
副作用もあるとの報告もあるようです。それから、
体内に残って固まると腸閉塞を起こしたりすることもあるようで注意が必要です。バリウム飲んだあとには速やかに体内から排出されるよう、下剤が渡されるのはそのためでしょう。
下剤を飲むと数時間後には白いうんちが出るわけですが、これは検査を受けた人がほぼそのまま排出することになります。100人受ければ100人×500g=50kgのバリウムがトイレに流されるわけ。1000人受けたら500kgですよ、ええ。金属ですから重いので、トイレのトラップのところに流れないで残っていたりします。
推定では1750万人が造影剤を飲んでいるようなので、その重さたるや8750tにもなります。その金属が下水道を通って排出されている訳ですね。こんなに流して大丈夫なのか不安になっちゃいます。重いから流れにくくてどこかで沈澱してんじゃないのかなぁ。下水道やビルの配管などにもなんらかの影響があるんじゃないのかと思ってしまいますね。