バイクのタイヤを交換すると、バイク屋から「最初は滑りやすいから気をつけて」と言われることがある。交換したてのタイヤは、成型時に型抜きをしやすくするために離型剤が塗られているとか。そのため、最初は滑りやすいと言われている。
だけど、これまで交換したてで滑ったという経験はない。交換したばかりはフィーリングが大きく変わるため、そのフィーリングになれるまで慎重に走るからかもしれん。
で、最近特に思うのが、皮むきよりケースの慣らしのほうが重要だなーということ。これは少し考えるとわかるのだが、タイヤの可動部分、つまりたわんだりする部分は、少々もんでやらないと本来の動きが出ないのは当然。これは最新のPirelliのタイヤを付けてみて本当に痛感している。ある程度走った状態と、最初の状態があまりにも違うのだ。硬さがある初期の状態でも滑るとか怖いとかいう感じはまったくない。しかし、いわゆるタイヤの「慣らし」が終わったあとは、乗り心地は良くなりグリップも更に上がる感じ。
今回付けたRosso4Corsaくらいのハイグリップであれば、普通に市街地を走るのに「皮むき」は必要ない気がする。これ以上グリップの高い温度依存が高いタイヤは使ったことがないのでわからないけどね。
ちなみに、Rosso4Corsaは手放し運転したときでも安定感がものすごい。Power5は手放し運転が少々怖かった。Rosso4もPower5よりはマシだったが、なんだか安定感がない。Rosso4Corsaは素晴らしく安定している。あとはこのRosso4Corsaのライフだな。