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2019年02月12日

バイトテロ防止策

[これでいいのか]
最近のバイトテロ・客テロまとめ9動画



呆れて開いた口が塞がらないとはこのことだ。ただ、俺も某チェーン店で働いていたときも、こういうバカをやる人間は必ず一定割合で存在した。それでも働いている人間を良く見ていれば極めて早い段階で危険を察知できる。調子に乗りやすい、適切な言葉遣いができない、服装がおかしい、髪型が奇抜などなど、ちょっと見ただけでもなんとなくわかるものだ。そしてしっかりと観察することが重要だ。

また、隠れてなにかしているやつもいる。というか、今ネットで騒がれているバカッターたちは、誰にも注意されずに来たので調子に乗りすぎたのだろう。サイコパスに近いやつでなければ、常識から外れたことをすれば何らかの罪悪感を持つ。だから最初は隠れて悪さをする。その「隠れてやっている」時点で発見し、然るべき処置をすることが重要になってくる。「この店(会社)では変なことはできないぞ」という雰囲気を作り出さなければならないのだ。

そのためには一にも二にも情報収集である。働いているものと信頼関係を築き、些細なことでもストレスなく言い合える関係を作らなければならない。バカッターたちがバカをするのは、働いているもの同士の信頼関係より、バカを笑ってくれ自分を認めてくれるバカ仲間同士の関係を優先しているからだ。このバカ仲間も本当の仲間と言えるのかは怪しいけれどね。あとは、取引先とかお客様からも有益な情報が入ってくることがあるので、こちらも信頼関係を築くことが早期発見につながりやすい。

良い信頼関係を築いていても、こういう輩はある一定割合で必ず出てくる。ルールを破っている輩は厳罰に処するしかない。大抵の会社には就業規則があるだろう。そこには通常「服務規律」があり、「会社の信用を傷つけた場合」は制裁されるのが当たり前である。場合によっては警察を介入させるなど、事件として取り扱うべきである。そして、その結果をきちんと全社員に通達する。これは見せしめでも何でもなくて、会社の普通の手順である。ここには温情も何もいらない。なぜなら就業規則等は社員が必ず守るべきルールであり、それを守れなかった人に温情をかけるのは、ルールを守っている人に対しての裏切りでしかないからだ。

要は、「ここまではやってもよいがここからはだめ」という境界線をすべての社員が共有できているかにかかっている。これを構築するには、マネジメント層のとてつもない根気とぶれない態度が必要だ。

まとめると
1、社員・アルバイトを良く観察する(当然お客様も)
2、リスクの高い社員・アルバイトを見分ける
3、社員・アルバイトとしっかりと会話し、話しやすい環境を作っておく(当然お客様も)
4、怪しい行動をとったものは早めに注意し行動修正を促す
5、規則を破ったものには厳格に対処し、その処遇については全社員に通達する

P.S.
なんだかんだ言っても、今回のバイトテロは店長もしくはそれに準ずる人たちの「現場放置」と「マネジメント能力不足」だと思っているよ俺は。店が潰れてからその甘さを認識してもしょうがないんだけどなぁ。

P.S.2
こういうバカッターは自分からしっぽを出してくれるが、売上をくすねたり材料を持って帰ったりする本当に悪いやつはしっぽを出さずに動き回るので要注意。そういう人は「ええっ、あの人が?」みたいな人が多いので、発覚したときは結構ショックを受けるかもしれない。信頼しても信用するな、だね。


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posted by oyajiman at 2019年02月12日 21:02:00



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