教習所でお世話になったのがこのバイク。CBナナハンといえば
バリバリ伝説の巨摩郡である。その前は
750ライダーのCB750Kだが、OHCなので却下。あの頃の
CB750Fはコムスターホイールで、ディスクローターに穴さえあいていないソリッドなものだった。エンジンも同じような仕様かなと思っていたのだが、復刻したCB750はショートストローク化していた。
CB750のエンジンは極めて癖がなく扱いやすかった。ハンドリングも、教習所に通い始めた当初は片減りしたタイヤのせいで切れ込みが激しかったが、タイヤを交換した後はとにかく曲がりやすかった。ブレーキもコントロールしやすく、とにかく乗りやすい。教習車に選ばれるのも当然だ。
毎日乗るならこういうバイクがいい。癖がなくコントロールしやすく、パワーもそれなりにありポジションも自然。当然疲れも極めて少ないだろう。超ロングツーリングには持って来いである。週末だけ楽しむことが多いだろうからちょっと尖ったCBR600RRにしたが、これぞバイクというマシンは今でも欲しいと思っている。ずっと乗っていたいと思えるバイクだった。