さて、
MotoGP日本グランプリが間近に迫っている。あいにくの天候で、金曜日の走行は中止になった模様。決勝の27日は天候も回復するようだが、少し残念。ああ、行きたい。
かなり昔は鈴鹿にも行ったし菅生での全日本選手権もよく見に行った。コース改修前、それもメインスタンドとかが超プアだった頃は、金網の上に登ってレースを見たりしていた。コースまでかなり近い距離まで行けたのが懐かしい。
菅生はシケインを抜けると10%の上り勾配が待ち受けていて、その勾配を一気に加速していくマシンのパワーに圧倒されたものだ。あの勾配はコース改修後もそのままで、菅生の見どころの一つだ。500ccとかのマシンになると、マシンに10%の勾配角がついたまま、つまり、フロントがリフトしたままホームストレートの半分くらいまで走って行ったりする。その時の風切り音も衝撃的で、ゴーという音とともにマシンが急勾配を登ってくるさまは一度見たら忘れられるものではない。
あの当時からみるとマシンは格段に進歩した。タイヤの進歩と相まってバンク角は優に50度を超え、60度近くまで行っている。恐るべしだ。
といいつつ、悲しいかな4stになってからのマシンを生で見たことがない。だから生の音も匂いもわからない。TVで見るのと実際は本当に違う。本物の持つ迫力たるや半端無い。誰よりも速く誰よりも安全に走るためのピュアなマシン、そんな純粋なマシンの存在感は圧倒的だ。そんなマシンに圧倒されながら世界最高のライディングにビビりたい。
ああ、行きたい行きたい行きたい。