ここに来て負けが込んできている我らが代表。新メンバでの東アジア選手権は別物として、いつものメンバだと最終予選のヨルダン戦からなんと1勝1分6敗という圧倒的な負けっぷりである。特に気にかかるのは、吉田がツイていないってこと。なんだか悪い方悪い方に回っていて、調子云々よりその運気というかそんなモノにものすごく不安を感じる。大きな怪我とか大スランプに陥らなきゃいいけど・・・
さて、肝心の試合は、スアレスとフォルランはやっぱりすげーなーってことかもしれん。なんつーか、やっぱりモノが違う。あんな選手がいても南米予選では苦戦するんだから、日本はまだまだってのはあたりまえ。
負けは続いているものの、南アフリカ以前と比べると見ている時のストレスが全然違うのに気がつく。南アフリカ前は「なんで打たないんだ(怒)」とか「そこはドリブルで切り込むんだろボケが!」みたいなストレスがものすごかった。今は「ああ、無理だったか・・・」とか「あのスペースのないとこでも行くんだ」とか「よし!抜けた!」みたいなシーンが数多くある。見ていて楽しいし、まさに中堅国の戦い方って感じがする。南アフリカからたったの3年しか経っていないのに、この変化はなんだ?
だから負けが込んでもそうそう騒ぐな。強い国と本気で戦ってこそ自分たちの弱い点が見えてくる。今日のウルグアイだってほぼ本気だったじゃないか。コンフェデも当然本気。アジアを抜けて、真の強豪国と呼ばれるようになるためには避けて通れない道だ。
バイオリズムのような運気の波的には、今どんどん負けておいた方がいい。そして大会近くになってやっと本戦の形が見えてくるくらいのペースでいいと思う。そうすれば本戦には用心深く望めるし、敗けない戦いも出来るようになっているはずだ。
負ければ負けるほど、なぜか期待がどんどん膨らむんだけど。ま、それもザックのスタンスが変わらないことが前提だけどな。