某講演会で聞いた話。
オリンピックが北京で開催される事が決まったのは、表向きは2001年7月13日にモスクワで開かれた第112回国際オリンピック委員会総会とされている。ところが、関係者はシドニーオリンピックが開催中に「2008年のオリンピックは北京だな」と言っていたらしい。
シドニーオリンピックには中国と日本の誘致委員会もサマランチ会長に誘致を働きかけに行っていた。その開催中にサマランチ会長の妻が死亡、サマランチ会長は妻の元に駆けつけるのだが、その時に中国と日本の誘致委員会メンバーもサマランチの後を追ったのだという。そして葬式に出した「お布施」は、日本が5000万円、中国はその倍の1億円。この時点で日本の負けは決定し、2008年のオリンピックは北京になった。
世の中こんなものなのかもしれん。