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2009年11月07日
マクロを組んで作業するのは実力ではないですか?で思い出した事
[おいらのパソコンに関わる話]
マクロを組んで作業するのは実力ではないですか? -OKWave
これに似たような、というか、ほとんど同じような経験をしたことがあるが、思い出したのはまったく違う話。
それはWindows98が発売される少し前あたりだったと思う。その頃はインターネットなどは今ほど一般的なものではなかったし、PCはスタンドアロンで動いているものばかり。書類関係はペーパーベース、それも原版があってコピーして使うものとか印刷屋が冊子にして収めるものとかが数多くあったし、電子文書とかも公的に認められていなかった時代だ。
その頃俺は比較的出張が多く、月に何度か出張命令簿みたいなものを書いていた。出張先は毎度同じだったので書く書類はいつも同じである。毎回同じものを書くのも面倒くさいので、俺は出張命令簿をPCで印刷できるようにした。つまらないところであれこれ文句をつけられるのは嫌だったので、用紙は会社指定のフォーム用紙をそのまま使い内容だけプリンタで印刷できるようにしたのだ。
その書類を提出したら、上司から「これはだめだ」と言われた。なぜだめなのか理由を聞くと、「とにかく手書きでなければだめだ」と言う。納得がいかない俺は「プリントアウトした書類は役所でもOKなのに、当社は手書きでなければダメなんですか?きちんと文字の大きさも役所でもOKなサイズにしてあります。それは誰の判断なんですか?」と詰め寄ったが、その上司は「とにかくダメだ」の一点張りである。あまりに意味不明だったので「直筆でなければダメというのであれば、なんのために印鑑を押すのですか?」と嫌味で尋ねたが答えは返ってこなかった。
どう考えても俺に非はないので、俺はこの注意を無視することに決めた。その後も俺はずっと出張命令簿を印刷して提出したのだが、会社の経理や注意された上司より立場の上の人間から注意されたことは一度もない。書類として不備はないのだから当然である。
多分この例も、根っこは上の相談と同じ部類だろう。理解できないものに寛容になることは難しいものなのだな、と思う。
posted by oyajiman at 2009年11月07日 23:00:00
コメント
クライアントからチラシなどの印刷物作るのに、EXCELかパワーポイントで作ることを強要されたことがあったり。
illustlatorとphotoshopで作ったのを丸々1枚絵で貼り付けて対処しましたが。
強要した理由は簡単で、「ぱそこん=おふぃす」という概念があるだけという。
とほほです。
そ、それすごいですね。そういう人はメール本文に直接書けば良いことまでエクセルに書き込んで送ってきたりしそう。
だけど、俺の周りには写真をエクセルに貼り付けて送る人が結構いたりするのでちょっと笑えなかったりしますけど(泣)。
少し違う話かもしれませんが、履歴書をプリンタで印刷しても良いか否かというのも業界によって違うというのを知ったときにも似たような驚きと呆れを感じましたよ(笑)
IT関係は概ね「問題なし」とする所が多いようですが、IT度数が低ければ低い業界ほど「直筆で書く事が重要なのです」」とかなんとか良く分からない理屈があるようですね。
カラーのインクジェットプリンタが普及し始めたあたりにも「年賀状は手書きじゃないと!」みたいなこと言われたりしましたねー。
これって、なんとなくネットでの「実名匿名」談義に似てるような気がするのは俺だけでしょうか。
ちなみに、今の会社は手書きNGです。何でかと聞いたら「字が汚くて社長が読めなかった」ことがきっかけらしいです。読めない書類なんて意味ないもんね。
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illustlatorとphotoshopで作ったのを丸々1枚絵で貼り付けて対処しましたが。
強要した理由は簡単で、「ぱそこん=おふぃす」という概念があるだけという。
とほほです。