ubuntu日本語フォーラムの
ボット対策ってスレッドを眺めていたら、
Windows98は危険ですねって文に目が止まった。まぁ、確かに既にサポートが終了したOSであるし、これから先安全になる要素はほとんどない。少々古いが、
「Windows 98/Meを使い続けることは危険」、IPAが注意喚起 なんて記事もある。
しかし、本当のところはどうなんだろう。以前、俺の会社のPCにUSBからウイルスが紛れ込んだことがあったのだが、それはWindows98では発症どころか感染さえしなかった。これからシェアが落ちていくしかないWindows9Xに、わざわざセキュリティを破るための何かをしてくるのか、はなはだ疑問だ。そんな暇があったらWindowsXPやVista、さらにはWindows7などで効力を発揮するものの開発を進めた方がずっと効果はある。OSのシェアと怪しげなものは比例しているはずで、Macが安全と言われた理由の一つも同じ理由だ。シェアの少ないOSを狙っても効果がないのだ。
Windows98あたりはサイズも小さく使用するリソースも少ないので、エミュレータなどで動かすのにはもってこいである。外枠をがっちり囲ってしまえばエミュレータ内で腐ってもさほど問題ないし、腐ったら捨てちゃっても構わない。
そういう意味では「廃れたOS+セキュリティ対策ソフト」という組み合わせで使うのは、セキュリティ上意外とイケるかもしれんと思っているのは俺だけか?
[2009年3月6日追記]
ブ米に
廃れたOSに対応したセキュリティ対策ソフトを使っているというのが肝な訳でOSの安全性とは話が別になるのでは?
ってあるんだけど、言いたかったことは「廃れたOSっていい意味でも悪い意味でも全てに取り残されてしまって、危険にさらされる事さえも取り残されちゃうんじゃないのかな」ということでござる。そういう意味では最後の一文は余計だったね。