昨日、とあるデータを集計していたのだが、なんかおかしい。集計数字が想像している数値よりかなり少ないのだ。7月に入って間もないころは気がつかなかったのだが、日数もそれなりに経過した状態で集計してみるとその少なさがはっきりしてきた。なにか肝心なモノが思いきる抜け落ちているような数字である。
よくよく見てみると、なんとまぁ、思いきり大事な係数が抜け落ちている。しかしこのデータは、月末に次月用の集計フォームを180箇所に送付しデータを入力してもらっているものなのだ。いまさら集計用のフォームを作りなおして送っても迷惑なだけだろうし、データを正確に再入力してもらえるかもはなはだ疑問だ。このフォームはSambaファイルサーバ上にあるものなので、ちまちま直そうと思えば直せなくもない。かといって、この180もあるフォームをいちいち手作業で直すのも面倒臭い。こういう時には、Webとデータベースが連動したシステムなどが本当に欲しくなる。
いろいろ悩んだ末、ちまちま180のフォームを修正した方がデータ的には間違いのリスクが少ないだろうということで、全部直すことに決定。フォームといってもExcelの表だしいろんなところに散らばっているわけでもないので、一部付け焼き刃のマクロにて自動化して修正することにした。修正し始めると、本当に付け焼き刃マクロなので途中でエラーで止まったりしてしまう。それでも根性で直しつづけると、1時間程度でどうにか修正が完了した。終わってみればたったの一時間だったとは少々意外で、たった一時間の事をやけに大事にとらえてしまった自分がちょっと情けなかったりする今日この頃であった。