オタクとマニアの違いはなんだろう。
勝手に想像するに、一般人にとっては
マニア>オタク
であって、どちらかと言えばマニアの方が崇高であるイメージがあり、オタクはちょっと変わった人で少々さげすみのイメージを含んでいると推測している。またマニアというのはオーディオマニアとかバイクマニアとか、かなり一般的と思われる趣味に命をかけている人間を指しているのだろう。
一方オタクと呼ばれる人達から見れば
オタク>マニア
ではないかと思う。専門的な知識などを備えているだけではオタクとは呼ばず、一般の人から見ればちょっとおかしいんでないの?というレベルに達している人をオタクと称しているのではないか。真性オタクはオタクと呼ばれている他人を見て「所詮マニアのレベルだよな」と思うこともままあるのではないか。
こんな事を考えるのも、オタクはマニアといわれるよりオタクと呼ばれる方が、その道に関してはレベルが高いと判断されていると思っているフシがあるように思うからだ。
しかし世間一般でオタクといえば、ある面ではそのレベルの凄さを認識しつつも、またある面ではそんなことにそこまで傾倒しちゃうのはアホじゃないのかというさげすみの念も持たれている。今でこそオタクは多少の市民権を得たが、その昔はオタクは軽蔑の意味で使われていた事を忘れちゃならない。
また、マニアとオタクは、その人の変人のレベル、特に外見のレベルでも決まってくる。どんなに崇高な趣味であっても、その道を究めた人が宅八郎のようであればそれはマニアではなくオタクと呼ばれるだろう。なんと理不尽な!
これはまるで、セクハラは何をしたかではなく誰がやったかで決まると言うことと同義であり、人間の判断とはなんとすばからしいのだろうと思う次第である。
かしこ