今年の5月に、しばらく手をつけていなかった
メインマシンのCPUを交換した。マザボが未だにAM3+なので、購入交換したCPUも中古のFX8120である。
交換時のエントリにも書いたけれど、性能のアップはほんの少しで、体感的に速くなった感じはしない。それでも8coreだしCPUのキャッシュもでかいし、精神的にはちょっと良くなったかもという満足感があった。
だがしかし、CPUを交換後、結構な頻度でハングアップする。オンデマンドでドラマとか見ていると突然ハングアップするのである。ただ、そのハングアップにこれと言った規則性は感じられないのだが、なんとなくCPUファンの音が大きくなったときに止まるような気がする。もしかしたらCPUの冷却不足かもしれん。今使っているCPUクーラーが能力不足なのかも。
そう思った俺は、付属のCPUクーラーに交換してみることにした。付属のクーラーは、今使っている
ZIPANGよりはるかに小さい。ZIPANGは結構熱くなっていたのだが、サイズが小さいこのクーラーで冷えるのかな?と思いつつ交換する。ZIPANGに比べるとソケットに固定する金具がレバー式になっていて、とても固定しやすい。
CPUクーラーを交換し、CPUに負荷をかけて温度の上昇具合を調べる。サイズの割にはなかなか冷えるようであるが、なにせFANサイズが小さいので高負荷のときのFAN回転数は6000rpmとかになる。はっきり言ってうるさいレベル。それでもハングアップするよりはマシだ。
しかし、CPUクーラーを交換してもハングアップは改善しなかった。泣ける。
ということで、CPUはPhenomⅡ965に戻すことに決定。CPUクーラーも静かなZIPANGにしようかなとも思ったが、固定がかなりの力技なので付属のクーラーのまま使うことにした。交換してみて気がついたのが、このクーラーの冷却能力の高さとPhenomⅡ965の発熱の少なさである。10%オーバークロックしてもCPUコア温度が60℃くらいにしかならないのだ。こりゃ4GHzまでオーバークロックしても行けるかもしれんね。