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2009年06月17日

CPUクーラーを交換してみた その1

[DIYする?]
パーツ屋に行くと、CPUクーラーが安売りされていた。定価5000円弱のものが3000円を切っている。とはいうものの、一般的には定価5000円程度ではそんなに高性能なCPUクーラーでもないだろう。

ただ、今のメインマシンは何だかうるさい。うるさいのはゴーゴーという風切り音で、CPUクーラー、ケースファン、電源ファン、グラボファンのいずれかが原因だ。だが、ケースを開けてみてもどれがうるさいのかよくわからない。判ったことは、高負荷時のグラボファンは風切り音が大きいことぐらい。一番怪しいのは電源なのだが、これはおいそれと変えるわけにも行かない。とりあえず値段もやすいので安売りCPUクーラーを購入してみた。少しでも静かになったらめっけもんだ。

安売りしていたのは4種類あったのだが、何も調べていなかったのでどれが一番性能が良いのかまったく判らない。で、すごい短絡的なのだが一番重い奴を買うことにした。なぜなら、熱容量は同じ材質であれば重さに比例するからだ。金属の比熱は他の物質に比べればかなり小さいので、CPUの一時期的な高熱は熱容量が高い方が吸収しやすい(ハズ)。空冷エンジンと同じだ。つまり、重い方が高性能である可能性が高い。あとの決めてはクーラーの構造とかによる放熱能力で、これは使ってみないと判らないが、こちらは簡単に言えば表面積に比例するはず。つまり、単純に重くてデカいのがいいだろうと・・・。

ということで、購入したのは株式会社サイズのZIPANG

[拡大]

箱に入った状態ではイメージ出来なかったのだが、箱を開けてビックリ。予想以上にでかいじゃん。どのくらいデカいか、リテールクーラーと比べてみたのがこれ。

[写り悪いけど拡大]

組み込むとこんな感じ。やっぱりでかいなー。

[拡大]

早速マシンの電源を入れてみる。今までよりは静かになった気がするが、大して変わらない感じもしないでもない。さてCPUの温度でも見ようかと思ったところで問題発生。突然Windowsがフリーズしたのだ。再起動してみるが、また途中でフリーズする。熱暴走のような症状なのだがCPUクーラーは全然熱くなっていないし、BIOSでみてもCPUの温度は正常だった。

あと熱を持つところといったら電源、グラボ、チップセットなので、一つ一つ触診。するとチップセットのヒートシンクが異常に熱い。そのうえグラグラしている。よくよくみてみると、ソケットの爪に引っ掛ける金具がチップセットのヒートシンクと干渉して、チップセットとヒートシンクの間に隙間が生じているようだ。なんだよこれ。

一旦CPUクーラーを外し、干渉している金具をペンチでグイッとまっすぐに伸ばし干渉しないようにしてやる。行き当たりばったりの改造だが気にしない。3000円だもん。さらにマザーボードも一旦外してチップセットのヒートシンクも再度固定しなおす。これもやってみてわかったのだが、ヒートシンクに付いている熱伝導シートみたいなものが痛んでいて、チップセットとの隙間を埋めきれていなかった。今までの原因不明の不調も、もしかしたらこれが原因だったのかもしれん。

つづく


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posted by oyajiman at 2009年06月17日 23:00:00



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